久し振りの発作

先週から体調を崩していた。

色々あって
精神的にも参っていた。

クリニックにも行けない状態で
一週間近く薬が切れていた。


一週間遅れの診察。


ウチに帰って
薬を飲んで
ベッドに入って
ゆっくりと横になる。

息苦しさと目眩
目を閉じてもチカチカする視界。

ゆっくりともよおされる吐き気。

全身の過敏な反応。
身体中がピリピリする。


限界を感じてクリニックに電話。

泣きながら看護師さんと話して
電話を切る。


彼が側にいて抱き締めてくれる。

でもその刺激さえイヤで
ただ震えながら泣き叫ぶ。

手足の痙攣。

過呼吸。


自分がおかしいことは分かる。

でもどうすればいいかは分からない。

ただひたすら泣き叫んでる自分。


夜の薬と眠剤を飲んでベッドへ。

大丈夫と言い聞かせて横になる。
彼の名前を呼びながら。


大丈夫、大丈夫と深呼吸を。
長く、深く。

彼が呼吸を整えさせてくれる。

暖かいてのひらに
だいぶ安心し救われる。

気が付いたら眠りに落ちていた。


丸二日近く寝ていなかった。

薬が切れて
身体はものすごく疲れていて
ものすごくツライのに

いくら横になっても眠れない。


目を閉じてもグルグルする。
目眩は治まらない。

頭痛と吐き気。

耳の奥で雑音が聞こえる。

幻聴。

脳みそだけが
ひたすら働いている感じ。


ただツライ。

泣き叫ぶことしかできなかった。

それまでは
泣き叫ぶことさえ出来なかった。


外に向かって吐き出される様々なモノ。

ほんの少しの解放。

受けとめてくれるヒトがいたから

いくらでも泣いて良いと
受けとめてくれるヒトがいたから

今は何とか平気でいられる。