<さやのユウウツ> ウツと気長に付き合って…

***お疲れさやのひとり言***
 
焦らず急がず自分のペースで

今年はお仕事始めてみたいな

悪夢

2004年11月27日 | 休職から退職まで
毎日毎日、泥のように眠るさや。 働いてる時に続いた不眠など、まるで嘘のように。 その異常な眠りは病気のひどさを物語っていました。 眠る度に夢を見ます。 眠っている間中、悪夢に追われていました。 目覚めると待っているのは悪夢のような現実。 夢と現実の境さえわからずに眠り続けました。 本当に寝ても覚めても、 そこにあるのは悪夢のような毎日でした。 やっと仕事を休めることになったのに、 いくら眠っ . . . 本文を読む

命綱

2004年11月27日 | 休職から退職まで
早いモノで、もう一年になります。 一年前、さやは仕事を辞めました。 それまでの一年半、ずっと休職した結果です。 暖かくなり始めた春の日、 さやは長い長い休職・闘病生活に入ることになりました。 あの頃は本当にただ生きているだけの日々でした。 起き、眠り、ただ息をする。 そんな毎日。 薬の影響で、ただひたすら水を飲んでいました。 水を沢山飲むので定期的にトイレに起きるのですが、 それ以外の . . . 本文を読む

一度だけの過ち

2004年10月22日 | 休職から退職まで
それはちょうど今から一年くらい前のこと。 もう少し、夏の暑さの残る頃。 その頃のさやはだいぶ回復してきていて、 外に出掛けることも、 人に会うことも出来るようになっていました。 相変わらず人混みも、電車に乗ることもツライけれど、 何とか大丈夫になりつつありました。 そんなさやに声を掛けてくれる友人も増えました。 それまで音信不通に近く、不義理ばかりしていたさやに 優しく声を掛けてくれる、本当に . . . 本文を読む

休職期間満了

2004年10月08日 | 休職から退職まで
退職してから、早いモノでもうすぐ一年になります。 一年前の自分は、いっつも気を張りつめていたため 一見すると今より断然元気でした。 今思うと、そんなこんなで ココロの休息にはなっていなかったんですよね。 休職の間中、仕事のことが頭から離れなくて いつどんな形で復職するか、そればかりを考えていました。 休職期間満了のための退職を告げられたのは それまで通っていた病院、でした。 その頃主治 . . . 本文を読む

思い出せないこと・思い出したくないこと

2004年09月25日 | 休職から退職まで
人間の「忘れるという能力」は素晴らしいモノだと 改めて思う時があります。 過去の記憶を引きずり出した時、 全てが明確な訳ではなく どこかしら多少なりとも形を変えて 自分自身が背負いきれない程の負担にならないように どことなくぼやけた形で、鮮やかな色を失いながら蘇る。 忘れたくない、一生覚えておきたい記憶というモノも 時間の流れの中でどこかしら変形していく。 あるいは本人に都合の良いように、 . . . 本文を読む

休職初日

2004年09月07日 | 休職から退職まで
その日は、精神科への再来院となりました。 「出勤する変わりに通院すること!」 それが私の仕事だと、 産業医の先生に強く言い含められていたためです。 そうでなければきっと、 二度と精神科の扉を開くことはなかったのではないでしょうか。 診察は初老の、院長先生。 穏やかな話し方だけれど、どことなく意地悪そうな雰囲気を 最初は受け容れにくく感じたものです。 診断名は「ウツ病」 それもかなり重 . . . 本文を読む