日曜の夜。
それはその日、朝から予兆があった。
出掛けたくない。
何もしたくない。
仕事に出なければいけないのに、
行きたくなくて、ぼぅっとテレビを眺めてる。
時計の針だけが、容赦なく時を刻んでいく。
それでも私は止ったまま、動き出せないまま。
乗るはずだった電車の出発時刻が過ぎた。
「このままじゃいけない」
アタマでは分かってる。
でもココロが動かない。
カラダを動かせない。
ギリギリの電車にやっと飛び乗って、何とか仕事場へ。
薬が効いていたのか、
午前中はなんだかんだと無事終了。
午後、どうしょもない倦怠感に襲われる。
お客様相手の仕事なのに、
笑顔を作れない自分を感じる。
でも焦らない。
もうどうでもいいや。
ひどく投げやりな自分がいた。
夕方、何とか一日の仕事を終えて帰路へ付く。
帰りの電車の中、立っているのがツライ。
でも座っていても落ち着けない。
このまま実家へ帰ろうか、そう思いつつ
実家に行くことさえもメンドクサイ。
それさえもイヤになっていた。
ひとり部屋の中。
あたたかいお茶を入れて一息。
今夜は早めに休もう。
日曜の夜。
布団に入って号泣。
パニックにはまった。
彼にメールを入れる。
「私のこと、好き?」
好きだと言われたかった。
必要だと言われたかった。
コトバで抱きしめて欲しかった。
すぐに電話がかかってきた。
様子がオカシイと思ったようだ。
泣きじゃくりながら電話を握りしめて
彼の声の温度を逃がさないよう胸に包み込む。
「実家に連絡して、向かえにきて貰いなさい」
彼の指示に泣きながらただ頷いた。
それから二日。
泥のように眠った。
夢と現実の区別も付かない程。
夢の中で生きて、
現実での私は?
現実感のない現実の中で
それでも私は生きている。
それはその日、朝から予兆があった。
出掛けたくない。
何もしたくない。
仕事に出なければいけないのに、
行きたくなくて、ぼぅっとテレビを眺めてる。
時計の針だけが、容赦なく時を刻んでいく。
それでも私は止ったまま、動き出せないまま。
乗るはずだった電車の出発時刻が過ぎた。
「このままじゃいけない」
アタマでは分かってる。
でもココロが動かない。
カラダを動かせない。
ギリギリの電車にやっと飛び乗って、何とか仕事場へ。
薬が効いていたのか、
午前中はなんだかんだと無事終了。
午後、どうしょもない倦怠感に襲われる。
お客様相手の仕事なのに、
笑顔を作れない自分を感じる。
でも焦らない。
もうどうでもいいや。
ひどく投げやりな自分がいた。
夕方、何とか一日の仕事を終えて帰路へ付く。
帰りの電車の中、立っているのがツライ。
でも座っていても落ち着けない。
このまま実家へ帰ろうか、そう思いつつ
実家に行くことさえもメンドクサイ。
それさえもイヤになっていた。
ひとり部屋の中。
あたたかいお茶を入れて一息。
今夜は早めに休もう。
日曜の夜。
布団に入って号泣。
パニックにはまった。
彼にメールを入れる。
「私のこと、好き?」
好きだと言われたかった。
必要だと言われたかった。
コトバで抱きしめて欲しかった。
すぐに電話がかかってきた。
様子がオカシイと思ったようだ。
泣きじゃくりながら電話を握りしめて
彼の声の温度を逃がさないよう胸に包み込む。
「実家に連絡して、向かえにきて貰いなさい」
彼の指示に泣きながらただ頷いた。
それから二日。
泥のように眠った。
夢と現実の区別も付かない程。
夢の中で生きて、
現実での私は?
現実感のない現実の中で
それでも私は生きている。
さやさんが現実感のない現実の中で生きていたとしても
自分にとってさやさんはやっぱりさやさんです。
いつもと変わらない優しいさやさんです。
そう言って頂けるだけで、もう充分です。