先輩のことがあって、夏休みが終わって
職場に戻ったさやの中にあったのは不信感。
仕事の先輩としては頼れる、信頼出来る。
でもひとりのオトコとしては信用出来ない。
先輩への見方が変わった。
それ以来さやの態度も変わったのだろう。
さりげなく近くに来ないように距離をとってみたり、
頭ぽんぽんして「頑張れ」って言われる、
それがどうしようもなくイヤになったり。
すごく寂しいことだと思った。
すごく哀しい時期だった。
でも芽生えてしまった不信感を覆すことは出来なかった。
それからどれくらいだろう。
週末は地元に帰り、
アッチとコッチを行ったり来たりしながら
相変わらずさやの生活は続いていた。
帰りも遅く疲れも取れず仕事はだんだんキツクなって・・
その頃、もうひとりの同期とは呑み仲間だった。
彼とは本当にウマがあった。
彼がいなければ
「男女間に友情が成立する」なんて
そんなことは思えなかっただろう。
もしかしたら、
徹底的に男性不信のままだったかも知れない。
地元とコッチと、実際に会う訳ではない。
お互いに一人暮らしで、
待つ人のいない部屋に帰る侘びしさ。
ビールしか入ってない冷蔵庫(さやは缶チューハイ)
電話越しに「お疲れ!カンパイ!」と。
まだ仕事をしていた頃、彼の家に泊まったことがある。
金曜日、仕事を終えてそのまま車で地元へ向かう。
途中で電話が入る。
「今どの辺り?こっちに来ないか」
今日も終電ギリギリになりそうだと言う。
さやがそっちに着くのもそれくらいの時間。
「どうせアシ代わりでしょ?」なんて笑いながら。
その晩ふたりで軽く呑んで、彼の部屋に泊まることに。
もちろんその時、お付き合い三年の大事なだぁりんはいましたよ。
でもだぁりんなら分かってくれる、彼なら分かってくれる。
強い信頼関係に結ばれたふたりでした。
その時のこと、今でもさやは笑い話で話します。
「○○ってひどいんだよ!レディーに向かって床で寝ろ!って」
「自分は布団で寝ようとするの、サイテーだよねぇ」と。
彼には今、結婚を前提としてお付き合いしている女性がいて
彼女の手前ふたりで会うことはしないし、するつもりもなく
会う機会も減ってしまったけれど変わらずにイイ男友達。
---この後も、時間は掛かりますが続けます---
トラウマ①
トラウマ②
職場に戻ったさやの中にあったのは不信感。
仕事の先輩としては頼れる、信頼出来る。
でもひとりのオトコとしては信用出来ない。
先輩への見方が変わった。
それ以来さやの態度も変わったのだろう。
さりげなく近くに来ないように距離をとってみたり、
頭ぽんぽんして「頑張れ」って言われる、
それがどうしようもなくイヤになったり。
すごく寂しいことだと思った。
すごく哀しい時期だった。
でも芽生えてしまった不信感を覆すことは出来なかった。
それからどれくらいだろう。
週末は地元に帰り、
アッチとコッチを行ったり来たりしながら
相変わらずさやの生活は続いていた。
帰りも遅く疲れも取れず仕事はだんだんキツクなって・・
その頃、もうひとりの同期とは呑み仲間だった。
彼とは本当にウマがあった。
彼がいなければ
「男女間に友情が成立する」なんて
そんなことは思えなかっただろう。
もしかしたら、
徹底的に男性不信のままだったかも知れない。
地元とコッチと、実際に会う訳ではない。
お互いに一人暮らしで、
待つ人のいない部屋に帰る侘びしさ。
ビールしか入ってない冷蔵庫(さやは缶チューハイ)
電話越しに「お疲れ!カンパイ!」と。
まだ仕事をしていた頃、彼の家に泊まったことがある。
金曜日、仕事を終えてそのまま車で地元へ向かう。
途中で電話が入る。
「今どの辺り?こっちに来ないか」
今日も終電ギリギリになりそうだと言う。
さやがそっちに着くのもそれくらいの時間。
「どうせアシ代わりでしょ?」なんて笑いながら。
その晩ふたりで軽く呑んで、彼の部屋に泊まることに。
もちろんその時、お付き合い三年の大事なだぁりんはいましたよ。
でもだぁりんなら分かってくれる、彼なら分かってくれる。
強い信頼関係に結ばれたふたりでした。
その時のこと、今でもさやは笑い話で話します。
「○○ってひどいんだよ!レディーに向かって床で寝ろ!って」
「自分は布団で寝ようとするの、サイテーだよねぇ」と。
彼には今、結婚を前提としてお付き合いしている女性がいて
彼女の手前ふたりで会うことはしないし、するつもりもなく
会う機会も減ってしまったけれど変わらずにイイ男友達。
---この後も、時間は掛かりますが続けます---
トラウマ①
トラウマ②