北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(086-0808)「また、必ず会おう」と誰もが言った。

2024年08月20日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」(喜多川泰著 サンマーク出版 2011.3.25 第3刷 215ページ)
一人の若者が旅を通じて普通の人たちと出会い、その人たちの日常に触れながら、自分の日常を見直す機会を得る。主人公は高校2年。ふとした嘘を同級生に言ったことで旅に出ることになった。
「今できることは無限にある」。「生きる力」とは「想像力」。積極的に人との出会いを求めて行動し、生まれながらに備わっている「生きる力」を磨こうとする人が一人でも増えることを期待して物語をつくったと著者。
「人間は、誰かの役に立つ生き方に専念したとき、それによって得られる報酬に関係なく、幸せを感じることができる」(158ページ)
「いちばん大切だけど、いちばん難しいことは、待つこと」(160ページ)。「信頼の反対は管理。待つの反対は結果を求めること。」(161ページ)
「使命とは文字どおり、自らの人生を何に使うのかということを自分で決めることだ」(192ページ)
言葉というのは重たい。

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