拝啓 陸の孤島から

いいことがあってこその 笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいいこと あると思えたら それがいいことの 序章です

古畑任三郎・第三夜

2006年01月05日 23時22分51秒 | 日々の話
古畑任三郎、終わっちゃった~~~!!


間違いなく日本のドラマ史に残る名作シリーズが完結してしまいましたね。
最初の放送が10年以上も前なんだからすごいですよね。
「完結」と言いながら、復帰してもらって全然構わないので、
また違った何らかの形で復活して欲しいです。
(長州力も引退を宣言しながら3度復帰してますし)

あ、でも、「踊る大捜査線」シリーズみたいな出し方はいらないかも。
いつかやってた「今泉慎太郎」とかは。


で、今夜の松嶋菜々子ですけど、
話のキモの部分は意外とわかりやすい作りでしたね。
双子っていう設定の時点で入れ替わることは予想できましたし。
で、動機も・・・まあ言ってしまえば、
割とありがちな感じかなあ、という印象もありますが、
トリックあり、コメディあり、そして寂寥感あり、と、
古畑任三郎のエッセンスが凝縮されたラストにふさわしい一話だったと思います。

そしてラストシーンで、記念すべき第一回目の犯人、小石川ちなみの件が出てきたところは、
なんだか歴史(時間の流れ)の重みを感じさせるものでした。
奇しくも、つくもは今日の夕方にこの回のビデオを見たのですが、
古畑任三郎という人物の一貫した犯人に対する姿勢のようなものが感じられました。

「人間は生まれ変わることが出来る」

もみじさんに言っているようでもあり、視聴者に向けて言っているようにも感じられます。

小石川ちなみの事件を「昔の話になりますが・・・」って言っていたところを見ると、
最初のシリーズ放送から現実には10年の月日が経過しているのですが、
劇中でもそれと同様の時間が流れていたんですね。
おとといの話では今泉君も「今年で45」って言ってたし。
みんな年を取ったんですね。
本当にお疲れ様、という感じです。


そして、古畑ファンはおそらくみんな今夜の放送である一つのことを期待していたと思うんですが・・・


「赤い洗面器」の話は?


ま、謎は謎のままのほうが良いということでしょうか?(笑)


wikipedia-古畑任三郎