いま、授業で週1回「コラム丸写し」という活動をやっております。
これは、もうそのまんま、
原稿用紙にコラムを丸写ししていく、というものです。
丸写しを行うことによってどんな効果を期待しているかというと、
・原稿用紙の使い方を学ぶ
・文章を書くスピードの向上
・知らない語句や言い回しなどを学ぶ
・文章のリズムや改行のタイミングなどを盗む
・前頭葉の活性化(笑)
などです。
もちろん、これらのものが全て向上されれば言うこと無しなんですが、
そう一朝一夕には上手くいかないでしょう。
一年間通してじっくりと腰を据えてやってみたいと思っております。
作文の練習は昨年度も一年間やってきて、
年度当初は100字の作文を書くのに20分もかかっていた生徒たちが、
最終的には400字程度の作文を30分くらいで書けるようになるなど、
それなりの成果をあげてきたつもりではあります。
ただ、作文というものに対する嫌悪感を払拭しようとするあまり、
あまり内容に関してはうるさく言わなかった弊害が出たのか、
どれだけ書いても内容が成熟したものにならなかったのです。
その一因として、語彙力(国語力)が低いという事実を再確認させられました。
当たり前のことですが、
生徒は知らない漢字を書くことはできません。
仮に知識としてその漢字を知っていても、
自分が使えるものとしていなければ、やはり生徒はその漢字を書きません。
日々の漢字テストや漢字検定ではそこそこ書けるのに、
いざ、作文を書かせるとそれらの漢字が全く出てこない…。
そういうギャップに悩んでいました。
そこで丸写しをさせることによって、
強制的に知らない漢字を書かせてみようと思ったわけです。
漢字の書き取りだと抵抗感丸出しで作業的になってしまいますが、
文章の丸写しであればその抵抗感も少しは薄まるかなあ、と。
ぜひみなさんも騙されたと思って、
丸写しやってみてください。結構いいはずですよ。
(大野晋氏の「日本語練習帳」にこの活動が紹介されていたように思います)
余談ですが、
毎回のコラムを選ぶのに結構苦労しております。
○○は□□と特定アジアに喧嘩ばっかり売ってるし、
□□はなんか薄っぺらいことばっかり言ってるし、
△△は昔の文学青年の匂い丸出しで生徒ウケが悪そうだし、
☆☆はなんかぱっとしないし・・・。
ふう。
これは、もうそのまんま、
原稿用紙にコラムを丸写ししていく、というものです。
丸写しを行うことによってどんな効果を期待しているかというと、
・原稿用紙の使い方を学ぶ
・文章を書くスピードの向上
・知らない語句や言い回しなどを学ぶ
・文章のリズムや改行のタイミングなどを盗む
・前頭葉の活性化(笑)
などです。
もちろん、これらのものが全て向上されれば言うこと無しなんですが、
そう一朝一夕には上手くいかないでしょう。
一年間通してじっくりと腰を据えてやってみたいと思っております。
作文の練習は昨年度も一年間やってきて、
年度当初は100字の作文を書くのに20分もかかっていた生徒たちが、
最終的には400字程度の作文を30分くらいで書けるようになるなど、
それなりの成果をあげてきたつもりではあります。
ただ、作文というものに対する嫌悪感を払拭しようとするあまり、
あまり内容に関してはうるさく言わなかった弊害が出たのか、
どれだけ書いても内容が成熟したものにならなかったのです。
その一因として、語彙力(国語力)が低いという事実を再確認させられました。
当たり前のことですが、
生徒は知らない漢字を書くことはできません。
仮に知識としてその漢字を知っていても、
自分が使えるものとしていなければ、やはり生徒はその漢字を書きません。
日々の漢字テストや漢字検定ではそこそこ書けるのに、
いざ、作文を書かせるとそれらの漢字が全く出てこない…。
そういうギャップに悩んでいました。
そこで丸写しをさせることによって、
強制的に知らない漢字を書かせてみようと思ったわけです。
漢字の書き取りだと抵抗感丸出しで作業的になってしまいますが、
文章の丸写しであればその抵抗感も少しは薄まるかなあ、と。
ぜひみなさんも騙されたと思って、
丸写しやってみてください。結構いいはずですよ。
(大野晋氏の「日本語練習帳」にこの活動が紹介されていたように思います)
余談ですが、
毎回のコラムを選ぶのに結構苦労しております。
○○は□□と特定アジアに喧嘩ばっかり売ってるし、
□□はなんか薄っぺらいことばっかり言ってるし、
△△は昔の文学青年の匂い丸出しで生徒ウケが悪そうだし、
☆☆はなんかぱっとしないし・・・。
ふう。