ネコに風船に大塚愛

授業をしていて思ったんだけど、
「ネコに風船」って大塚愛が温めていた曲という割には、
現況の想いってのが色濃く出ている曲だねえ。


気づけばネコと呼ばれて自分がネコだって気づいた
気づけばネコ科のなんとかっていう種類に分けられてた


このへんとかアーティストとして成功しながらも、
自分が商品として消費され、
カテゴライズされていく葛藤が良く出てると思うんだよね。

秋空

四季のある日本に生まれて本当に幸せだと思うが、
秋の澄んだ青い空を見上げると、
改めてその思いを実感できる。

少し冷たい空気を肺いっぱいに吸い込んでみる。
少し新鮮な自分になった・・・気がする。


今日は教えるということの難しさが僕の前に立ちふさがった。
こんなもやもやした気持ちも秋の空に吸い込まれればいいのに。
信号機の中の人みたいに颯爽と大股で、
あの空に向かって歩いていけたらいいのに。

クレジットの由来

昨日米米ＣＬＵＢのことを書いたのでそれに関連したものを。

米米ＣＬＵＢの作詞作曲のクレジットを見ると、
そのほとんどにおいて「作詞作曲：米米ＣＬＵＢ」になっています。

しかし実際には楽曲のほとんどをカールスモーキー石井（当時）が作詞作曲しておりました。
もちろん「君がいるだけで」や「浪漫飛行」もそうです。

では、なぜ「作詞作曲：カールスモーキー石井」と表記しなかったのか。
その問に石井さんはこう答えています。

「米米ＣＬＵＢの空気の中で曲を書いているから。
米米ＣＬＵＢの雰囲気の中で曲が生まれている。」

いい答えだな～って思いますね。
綺麗事といってしまえばそれまでかもしれないけれど、
その集団性（？）を大事にしていたグループゆえの発想ですよね。
（最後のアルバムがそうでないことも解散を控えてのこだわりだったんでしょうね）

人は成功すると、
どうしても自らの力でそれを成し遂げたと思ってしまうものだけど、
そこには必ず周囲の人や環境の助けが存在すると思っています。
直接的な働きかけが無くても、
それこそ「空気」や「雰囲気」という目に見えないものに対する、
「感謝」の気持ちが大切ではないでしょうか。

つくもは部活動等で「感謝」することを特に強調します。
世の中が次第に、相手を騙したり出し抜いたりするようになってきた中で、
成績が悪かろうが不器用だろうが、
相手に対する感謝の気持ちだけは忘れてほしくないな、と。
（それこそ綺麗事かもしれないけれど）

自分を育ててくれた周囲の人や風土などに感謝のできる、
そんな人間を育てていきたいものです。

米 ～Best of Best～

正直、なんで今頃ベストアルバムなんだ、と。


デビュー１０年の節目に「ＤＥＣＡＤＥ」というベストも出しているし、
解散時には「ＨＡＲＶＥＳＴ」というシングルベストも２枚出している。
いかに石井竜也のデビュー２０周年とはいえ、
この時期の、そして三たびベスト盤を出すことに疑問を感じていた。

しかし、聞いてみてその考えは一変。
「いや、これは確かにベストだわ（ニヤリ）」
って感じ。

何がニヤリかって、このベスト盤売れないでしょ（笑）。
通好みすぎ。
でも、マニアには垂涎の一枚ですねえ。

なんていうか、米米ＣＬＵＢの「匂い」が感じられる一枚ですね。
ベスト盤っていうとどうしても、
シングルを集めただけという無機質な感じがして、
せいぜいリマスタリングするぐらいなんだけど、
この一枚はものすごく濃い。濃縮されている。

それは、米米の真髄とも言える、
コンサートで人気のある曲を多く収録しているからに他ならない。

他のアーティストなら、ベストと呼ばれるアルバムに絶対に、
「オンザロックをちょうだい」や「Subwayblues」は入れないだろう。
「ホテルくちびる」に至っては曲ですらないという（笑）。

このラインナップには大変満足ですが、
個人的には「Kick Knock」とか「ねらいうち」なんかも聞きたかったなあ。

しかし、つくもとしては一番嬉しいのは、
幻の「愛してるのに」が（歌入りでは）初めてＣＤ化されたことですねえ。
８周年記念の武道館コンサートで披露されたきり、
そのまんま解散しちゃったって感じだったので。
当時、ＶＨＳのビデオを擦り切れるまで何度も何度も見て、
「愛してるのに」を歌いまくってたなあ。
でも、ＣＤ化されてないからカラオケに行っても曲がなかった（苦笑）。
今回のベスト発売に合わせてカラオケにも入るかな？

米米ＣＬＵＢを「浪漫飛行」や「君がいるだけで」のグループだと思っていると、
必ず期待を裏切られる。そんなアルバムですね。
（この２曲も収録されているけど）

Yoshiのサイト

「Deep Love」や「恋バナ」などを、
生徒が好んで読むようなので、
授業で紹介しようかなあ、と思い、
学校のパソコンから作者のYoshiのサイトにアクセスしようとした。


すると。


このサイトはサーバーによって規制されています。


規制理由：性風俗・性的嗜好に関する文章



・・・紹介するのやめました。

今日の猫村さん

マジで（何かが）いいので、


何も言わずに黙って買ってください。


シュール好きには超おすすめ

日本シリーズ第３戦を見て

ま、阪神ファンの愚痴が多くのブログを占めるでしょうから、
ちょっと変わった視点から考察。


まずはトップの画像を見てください。
７回の猛攻でもはや勝敗が決してしまった状態なんですけど、
（テレビ画面をデジカメで撮ったので非常に見にくいですが・・・）

思ったのは。


「ネクタイ組多いな。」


もちろん、それは悪いことじゃないけど、
おそらくこの席に座って見ているネクタイ組は、

・阪神電鉄関係者
・招待券をもらった人
・接待野球観戦

などではなかろうか。
（熱心なファンはおそらくネクタイでは見に来ない）

そして、勝敗が決したので空席が目立つ。
千葉マリンのプラチナチケットぶりには劣るだろうが、
甲子園のチケットだって（ましてやバックネット裏は）貴重だろう。

なのに空席。
１０対１とは言え。


なんかさみしいよね。

愚痴は言わない？

ブログを再開するにあたり、
「今度は愚痴を言わないようにしよう」と、
悲壮なる（？）決意を固めたので、
本日は実は愚痴を言いたい気分なのですが、ぐっと我慢します。


今後も愚痴は決して言わない・・・

いや、きっと言わない・・・

・・・たぶん、言わないんじゃないかな。


閑話休題。

先日始めた「歌謡曲を読む」授業はおおむね好評であります。
一青窈「ハナミズキ」に始まり、
ポルノ「アゲハ蝶」、浜崎あゆみ「ＳＥＡＳＯＮＳ］と続け、
明日は大塚愛「ネコに風船」を読もうと思っています。

いつもは（というか、これまでずっと）授業後に授業の感想などは言わないのだけど、
この授業を始めてから多くの生徒が、
「今日の授業は面白かった！」とか
「次は何の曲をするん？」などと、
反応を示してくれて、どんな褒め言葉よりもそれが嬉しいです。

まあ、ぶっちゃけ、進学校などに行けば、
この時期にそんなことできるはずもないので、
今だからこそ、そして脳が柔らかなうちにこの授業をやれてよかったと思っています。


・・・


それにしても、○○の奴、足ひっぱってんじゃねーよっ！！
（結局、愚痴で終わるんかい）

青島の葛藤から

今日はちょっと真面目な話。


先日、「踊る大捜査線２」をＴＶで見た。

その中で青島や恩田が、
「自分たちの仕事は『やらなければいい』と言われるような仕事なのか？」
と、悩むシーンがある。
青島は自分がお巡りさんにお世話になった体験から、
「どんな小さな仕事も必ずどこかにつながっている」と思い直し、
今やらなければならない仕事に取り組む決意をする。

とは言え、効率や利益という観点からすれば、
青島や恩田の仕事は『やらなければいい』、
いや『やらない方が良い』仕事だろう。
スリや噛みつきの犯行に対して人件費や捜査費がかかりすぎている。
「１円を拾うのにかかるエネルギーを換金すると１円を超える」
という有名な話がある。ま、そういうことだろう。

しかし、実際にはスリは捕まえてもらわなければ困るし、
お金が落ちていればたとえ１円でも拾ってみるのが人情というものだろう。

つまり、人間には損得勘定抜きでやらなきゃいけないことがあるし、
それに関しては、大方は一般的に許容されていることである。
青島や恩田の仕事は映画を見るものにとっては、
「当然やるべき仕事」だと認知されているはずだ。

利益にならない仕事をする者、それが公務員ってやつだ。
公務員の仕事は基本的になんら金銭的利益をもたらさない。
警察も消防も行政も金を生まない。もちろん教育も。

最近の政治や金融の流行を見ているとしばしば不安になる。
不易流行のバランスが危うくなっているのではないか。
改めるべき部分とそうでない部分のボーダーが甘くなっていやしまいか。

あまり細かく書きすぎると、また立場が危うくなる。
そんな不安定な立場自体が嫌ではあるのだが。

時の流れと空の色に…

（写真と本文はあんまり関係ありません）

こないだ、Ｙａｈｏｏ！知恵袋で面白い記事を見た→【記事】　


なるほどねえ・・・。
道理で最近一年が経つのが早いなあ、と思ってたわけだ。
仕事が忙しいだけじゃないとは思っていたけれど。
明らかに大学時代に比べて時間が流れるのが早いし。


しかし、まあ、がんばりますけどね！

（ちょっと涙を拭きながら）