あした天気になあれ♪

日々の出来事・私の想いなどを
少しずつゆっくり書いていければと思ってます。

今は亡き両親へ。

2006-05-23 21:43:48 | 私の事。
故郷に帰り、夫の両親と同居生活を過ごしたり、

職場が実家のそばということもあり、

この9年間でいろいろと考えることが多くなりました。

核家族で過ごしているときは、

自分たちだけの事だけで良かったのですが・・・。

今日は、職場で話した私の両親のことを少し。

私の父は、私が生まれて5ヶ月目の秋祭りの朝、

山にある畑に行き、気分が悪いからといって帰ってきて

自宅庭で倒れそのまま帰らぬ人となりました。

まだまだ医療も発達していなかった田舎町のこと

いろいろな人からの話を聞くとたぶん脳溢血だったのでしょう。

父はお祭り男で、楽しみにしていたお祭りを観に、

死んでからもなお来ていたそうです。

(複数の人からの証言)

母は、私を生む前から肝機能が悪く、

よく小さいころ

「私を生むと命は保障しない。あきらめなさい」

とお医者様にいわれた事。

それでも、男の子があと一人ほしかった母は、私を生む決意をしたこと。

など、姉・兄・祖父母からよく聞かされたものです。

早くに両親をなくしたものですから、

両親が死んだ年はうろ覚えだったので、

父の同級生の奥さんに、ご主人の年を聞きました。

今生存していれば、83歳。享年39歳でした。

父の誕生日をはっきり知らないので、40歳だったかもしれません。

母は、享年36・37歳だったようです。

実家に帰れば過去帳があるのではっきり分かるのですが、

それを見てしまうと、涙があふれそうなのでやめときます。

今日はその奥さんと、両親の年のこと、

死亡した日のこと母の葬式のときの記憶。

を話しました。

故郷に帰ってこなければこうまで深く思い出すこともなく

感謝の気持ちも無かったかもしれません。

「私を生んでくれてありがとう!今ある命を大切にしたいと思っています」

涙があふれてきたので、今日はこのへんで止めときます。