立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

自衛隊出身者がもてる理由とは

2011-02-15 19:36:04 | 日記
かつて、自衛隊へ行こう♪という歌が流行ったことがありましたがが、今は、企業にとって自衛隊卒業生は「期待される社員像」そのものなのですね。週刊ポスト2月25日号に、こんな記事が載っています。

リンク: 就活氷河期 自衛隊出身者が人事から高く評価されている - 速報:@niftyニュース.

「自衛隊は集団生活。訓練もチームで行ないますから、自ずとリーダーシップが身につきます。例えばチームで行動する場合、1人でも脱落したら全体が失格、ペナルティを受ける。結果、各々が迷惑をかけないようスキルアップを図るようになる。

 その一方で、初めての人の集まりでも各々の特性を見極め、役割分担をさせチームで成果を出すことが得意。自衛隊ではいつもリーダーを決め、個々人の任務を決めて動く訓練を行なっていますからね」

「すべてがマニュアル化され、答えをすぐに求める昨今の若者と異なり、自衛隊員には自立して行動するサイクルが身についていると感じる。それも、こうした集団生活の背景があり、任務を中途半端でなく“完結”することが求められるからでしょう。弊社ではこの“任務”はビルの清掃などに当たりますが、誰も見ていないところでもきちんと仕事を果たしてくれる安心感がありますね」

「最近の学生はテストでの得点が60点以上で合格できるので、100点を目指さない。落第点でも後でレポートを出せばいい、という大学も多い。自ずと仕事に対する甘さが出てきます。我が社では新入社員に自衛隊体験入隊を課しているのですが、苦しい訓練を100%やり切る達成感を味わうことで、60点ではダメということを学ばせています」

「最も期待しているのは、『言葉遣い』と『立ち居振る舞い』です。最近の若者はマナーを一から教えなければならないが、自衛官は訓練で身についている。外回りは当然のこと、内勤でも社内の人間関係を築く上で大変重要です。周囲の新人への手本となる波及効果も期待できるし、マナーについて何も懸念なく採用できると各社が口を揃えています」