2時間目に、2年3組でおこなわれた道徳の時間を紹介します。
新しい「道徳ファイル」が届き、配りました。
「ありがとう」という題の教材を使って、日本の若者の姿を考えました。
先生が、資料の前半を音読。どんな話か、興味を持って聞きます。
アメリカの空港での出来事。搭乗予定だった飛行機が、4時間待たされたあげく、欠航に。
日本では考えられないトラブルですが、もし、そんな状況になったら、皆さんはどう感じる?
ワークシートを配布。
前半の最後の部分で、日本の若者が筆者にむかって、不安げな顔で問いかけます。
「僕はどうしたらいいんでしょうか…」
この発言、どう思う?
個人の考えが出た所で、班で意見交換。
立場の違う人の意見も聞けました。話合った結果を班の代表が発表。クラス全体で意見を交流しました。
資料の後半を読んで、今日のテーマである「自己責任」ということについて考えたかったのですが、
少し時間が足りず、まとめは宿題になりました。
サービスを受け取ることに慣れきって、何かトラブルがあった時、自分の責任として対応できない日本人。
助けてくれる人に対して、「当たり前」と思わず、そのありがたみを感じる所に、題名である
「ありがとう」という言葉が自然に出るようになるのでしょう。
生徒たちの頑張りが光った時間でした。
明日から、3年生が修学旅行に出発します。
2年生は、昨年、台風接近でできなかった、屋島の岬めぐりに。
いい天気になればいいなぁ。