5校時、12月いっぱいで任期が終了し、南中を去る(ホント残念ですが…)ことになる谷井先生が2年4組で道徳の授業をしてくださいました。
先生の思いのこもった授業、語りに、久しぶりに授業を参観しながら涙が出ました。
最初に、映像とともに、マイケル・ジョーダン選手の言葉を紹介してくれました。
プロでミスしたシュート 9000本
負けたゲーム 約300 …
~だから、おれは〇〇する。
「〇〇」に当たる部分を考えます。
「練習」「挑戦」「成長」「努力」…「引退」(笑) いろいろな言葉がでました。
気がつけば、「大きな生徒」の姿も。三好先生も授業に(生徒として)参加。
正解(ジョーダンの言葉)は、「成功」でした。
なぜジョーダンは、「成功」すると確信できたんだろう。
これも、いろんな意見が出ました。皆よく考えていました。
じゃあ、「成功」って何(どうなること)だろう?
あなた(自分)にとって、「成功」とは?
何を「成功」と考えるかは、人によって違う。違って当然ですね。
谷井先生にとっての「成功」とは?
先生が学生時代からずっと続けてきたバスケットの経験を入れたり、先生の生き方や考え方に影響を与えた動画を見せてくれたりしながら、話してくれました。
先生が大学のチームでなかなかレギュラーが取れず、悩んでいた時に支えてくれた動画。「補欠のキミへ」という、1分ちょっとの動画です。
youtubeで見つけました。ブログには、画像しか掲載できないので、スクリーンショットで紹介。
「我武者羅応援団 補欠のキミへ」で検索すると出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=aaxVF0PEK_U
です。(生徒の皆さんは、校長室前のモニターでも流しているので、ぜひ一度見て下さい。)
このビデオに出会った谷井先生の思い、それからの生き方を聞けて、よかったです。
そして何より、今までの全ての経験が、この南中での生活、南中の先生方との出会いによって「成功」と思える と言っていただいたことがうれしかったです。
「しんどい時には、休んだらいい。それは、逃げたことにはならない。でも、休み癖を付けてはダメ。」経験から来る言葉は、心に染みました。
先生の語りを受けて、感想を書きました。
自分の思いを、自分の言葉で書こうとしている姿が見えました。
その後、時間を取って、考えたことを、発表していきました。
一人ひとりの発表に対して、谷井先生がしっかり受けとめ、コメントを返してくれたので、発表した生徒たちも満足そうでした。
うなずいている生徒も多かったです。
ぜひ、他のクラスでも授業をして欲しいなぁと思いました。谷井先生、ありがとうございました。
これから、生徒たちが困難に出会ったり、気持ちが弱くなった時に、思い出せる授業だったと思います。