さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

富山へチューリップを探しに(その1)

2013-04-26 17:13:26 | 鉄道写真 北陸
さて、わりかし今年は順調に春の撮影をこなしてきましたが、なんかここんところ休みに限って雨になる・・・。

桜前線も冷え込みでなかなか北上してくれません。

で、ちょっと桜を離れて4月といえばもう一つ、チューリップがあげられますね。
富山はチューリップの一大産地で鉄道と絡めた作品も結構あります。

以前チャレンジしたものの、全然咲いてなくて、リベンジしようとずっと思っていたわけです。
例年4月20日あたりが見ごろでGWまではもたないと聞いてたので、この機会にやってみようと思ったわけです。

が、相変わらず休みに限って雨とかでイラついてたわけですが。
3日間のうち何とか最終日だけは晴れそうなので、それに賭けることにしました。

目指すは北陸本線、城端線です。


さて東京駅を出発し、越後湯沢で乗り換えるいつものパターンで、富山県へ入ってきました。
窓を左右必死に見ながらチューリップ畑を探します。

実はチューリップ、線路端に咲いてるのは観光用ではなくて球根栽培用のれっきとした「農作物」なんです。
しかも1回球根を栽培すると土地がやせてしまうため、同じところでは連続して栽培されません。毎年畑の位置がランダムに変わるのです。
これがチューリップ撮影の難しいところ。ロケハン必須なので、3日間フルに使って撮影を試みたわけです。

で、探すんですが、まぁ咲いてない咲いてない。(T□T)

植わってすらいない。見つけてもはるか遠くにあって、しかも家家の隙間からチラッと見える程度。
むしろ通過する駅の花壇のほうがちゃんと咲いている。最悪、こういうので駅撮りかな。(汗)

で、有名ポイントの魚津~東滑川間に差し掛かりました。
ここが本命だったので、何とか見つけたい・・・。

「植わってないなぁ。だめか・・・」と思った次の瞬間、緑の平地に赤い場所が!


!!!ちっちゃいけどなんとかいけるか!?


ようやく1か所見つけました。
ただ、車窓から見えても実際そこに立ってみると撮影に適さない場所であることもざらですので、富山で降りて引き返します。


で、何とか現地にたどり着きました。確かに咲いてます。が!ホントは畑が線路の反対側にあってほしかったんだよね。
でないと立山連峰をバックに撮れないから。でも贅沢言ってられません。さっそく撮影開始です。



ドン曇りです。おまけに北陸本線と富山地鉄の架線柱と普通の電柱が微妙にずれて立っているのでどうやっても真ん中に電柱が入ってしまう・・・。
花の数も少ないし、結構離れてるのでかなり望遠で撮ってますが、これ以上望遠にすると今度は車両が1両しか入らなくなってしまう・・・。
無理矢理トリミングしてなんとかこんなもの。



構図をいじってたら来ちゃったのでちょっとピンぼけ。(汗)
畑のほうが自分の立っているところよりも位置が低いのでローアングルでやってます。これもトリミングしました。
できるように余裕を持って撮ってはいましたが。



やっぱり「一面畑!」って感じを出したくて、とうとうカメラを地面に置いて超ローアングルで撮影。
その分空が多くなるので、晴れの日しか向いてないですが。


で、だんだんバラバラと雨が降り出した・・・。



ポンチョを忘れてきたのでバッグのレインカバーでカメラを保護。
カメラバッグは三脚ケースで保護。というわけで、三脚はびしょ濡れ。orz
これも不意に来たので、失敗。
というか、富山方面の列車を狙ってるときに来ちゃったからまぁ無理なんですがね。



で、本命の金沢行「はくたか」。
このときはひどいどしゃ振りで、私もずぶ濡れに。
で、列車が通過したらやむというね。もう!くそったれが!(T皿T)


急いで駅に戻ってタオルで機材を片っ端から拭いて何とかセーフ。


とりあえず富山まで戻って昼食後、城端線へ向かいました。


                             つづく

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