さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

氷見線100周年の旅(撮り鉄編)

2012-10-23 00:08:43 | 鉄道写真 北陸
続き。


さて雨晴で急きょ列車を降り、撮影ポイントへダッシュです。

だって列車が来るまで15分しかないんだもん。

後ろを振り返りつつ、懐かしいポイントまで走ります。


でも10年前の記憶を思い起こしつつ構えますが、「あれ?あのとき何mmで撮ったんだっけ・・・」

今回三脚を持ってきてない(ズボラ)のでこんな感じだったかなぁで構えると列車が来た・・・。






うわっギッチギチ!!!


かろうじて1両切れずに写りましたが、列車の前後で余裕がなさすぎ!
非常に寸詰まりな写真になってしまいました。

そうか、10年前のSLは9月だから太陽の位置が高くて柵の影が短かったんだっけ。
今は10月の終わりだから影が伸びてきてて、それを切り詰めて構図を作ったからなんですね。

あぁ~やっちまった・・・。
せっかくの晴れが、もったいない!(T□T)


さ、次を待っててもいいんですが、時間がありすぎるので、移動し、別の景色を。



雨晴駅とポイントの途中にある義経岩。そこに小さな祠があります。
賽銭箱の前には貝殻と松ぼっくりが。
子供たちが置いたんでしょうか。お金ではないけれど、とても心がこもった、きれいな「お賽銭」に思えて1枚。


何枚か撮ってみたんですが、なかなか線路と鳥居と賽銭箱と貝殻がまとめられない・・・。
欲張ってるといえばそうなんですがね。(^^;

これは縦位置で藁の新飾りで鳥居とわかると思うんですが、背景のビルが目立ってきちゃうので難しいなぁ…。



次のポイントへ行く途中にもう1枚。
青空の元、青い海へ。



さて、海岸べりにでてきました。
今日は海が満ち潮で、かなりのところまで波が来ます。
そこで岩に波がぶつかりしぶきを上げた瞬間と列車を撮ろうと波打ち際ギリギリまで行きます。
そのままではびしょ濡れなので、波が来たら避難して列車を待ちました。
大波が来れば結構いい感じだったのですが…。


さぁ、あと数分で列車が来ます。
もう逃げるわけにはきません。濡れるのを覚悟で構えます。

が、そこへ結構な波が。


ざっぱーーーん!!!


ぎゃーーーー!!!!(T□T)

よりによって岩じゃなく私のところへ波が。
下半身どころか頭から波をかぶってしまい、カメラにまでしぶきが。

でももう拭いてる時間もありません。列車が来ました。



右に写ってる曇りは滴が付いてしまってるためです。

しかもある程度は予想していたものの、あんまり列車の顔に光が当たってないので列車が目立たない・・・。

この時期は難しいんかな・・・。
風景はよかったんですが・・・またリベンジかな。


急いでカメラについた塩水をふき取り、服も心もずぶ濡れで駅へ。(- -;



さっきの踏切から。
見えてるのは雲ではなく立山連峰です。
雪がまだ積もってないからね。潮騒だけが聞こえる静かな風景です。


とりあえず高岡に戻りました。また別バージョンのハットリ君列車で。



おまけ。車内の中釣り広告。
ドロンジョ様もだらしないことはお嫌いなようですね。(笑)
ちゃんとしないとオシオキダベェ~!


                                       つづく

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