さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

最後の0系撮影へ(博多南編その2)

2008-09-30 23:44:24 | 乗車体験・旅行記
折り返しで20分くらいはあるので、車内も。
「鉄」の視点ですので普通の人にはなんでこんなの撮ってンだ?っておもわれるでしょうけど・・・。
幸い人がほとんどいなかったので人の目を気にせずに撮れました。(^^;



乗務員室扉。なぜか運転席自体ではなく、この「文字」を撮ろうと思いました。
国鉄時代はこの国鉄独特のフォントで文字が書かれていたので、国鉄時代の名残が残ってないかなぁと思いまして。


車内。2×2シートでゆったり。乗車時間の長いこだまにはぴったりの設備ですね。


サボ式?の号車案内板。これを差し替えて禁煙、喫煙、号車、指定、自由の切換を行ってました。
今は固定編成で、変える必要がないためシールで張ってある車輌も多くなってきましたけど。これも昔を思い起こさせるものとして。
横に電光掲示板(ニュースとか流れるやつね)が増設されてるのが、時代の流れを感じさせてくれました。


デッキ。今回デッキにはこういった0系の写真が飾られてました。
引退間近ということで在りし日々の姿を・・・ということなんでしょうか。


洗面台。何撮ってンだ?1号です。(笑)
今は手をかざせば自動で水が出てきますが、こいつは蛇口をひねり続けないと水が出ない(手を離すとバネで閉じる仕組み)ので両手を同時に洗うには右手親指の使い方がカギ(自分的には)なんですな。
やってみたら・・・うん、当時のままでした。
今の子供達が一発でこいつを使えるか・・・。


カフェテリア?設備。何撮ってンだ2号です。
私が小学生の頃は8号車食堂車、9号車ビュッフェと2両も供食設備があったんですがね。今では北海道行きの寝台列車でしか食堂車を楽しめなくなってしまいました。300系、500系も昔は車販コーナーが7,11号車にあったんですが、今は700系などと共になくなってしまいましたね。


右側に続いて左側も。


博多南線の切符。全車特急列車扱いで特急料金100円が必要。
それでもトータル290円、10分間ほどのミニトリップですが。


久々に乗った博多南線。
少しは欲求不満が解消できました。
他の新幹線ではなかなか体験できない車庫線を使った路線。
0系で体験できるのもあと1ヶ月です。行くチャンスがある方はぜひ足を伸ばしてみてください。

最後の0系撮影へ(博多南編)

2008-09-29 23:42:43 | 鉄道写真 九州
徳山での撮影で欲求不満のままレールスターに乗りました。
時刻表を見て帰る時間を見てたんですが・・・。

あ、小倉に0系より先に着くなぁ・・・。1駅だけでもせっかくだから乗るか。

あ、そのまま博多南駅まで行くのか。往復しても予定より1時間遅れで澄むのか・・・。

決定です。もう夜ですが、次の日はもう帰らなければならないのでチャンスは今しかない!

と言うわけで実行しました。(笑)


博多駅にて。18時くらいなのでもっと混んでるかなと思いきや、全然。
小倉からこだまとして乗ってきて、発車直前に撮りました。


博多南駅。博多からは10分くらい。
思えば博多南駅開業当時は6両の0系しか入れなかったんだよなぁ。
他は12両以上合ったので。100系もまだ16両の時代だったので。
アルバイトと表現されますが、地元の人にとっては念願の「開通」と言っても良いくらいの影響です。
バスと違って時間が確実に読めるというのが最大のメリットですね。
福岡は圧倒的にバス路線に頼っているので。

横は当然博多総合車輌所が。500系も明日に備えて休んでます。


博多南駅舎。以前はこんな歩道橋なんて無かったのに。
発展してるみたいです。


上には鹿児島ルートの高架橋が。

                     もう少し続く

最後の0系撮影へ(徳山編)

2008-09-28 22:54:04 | 鉄道写真 中国・四国
さて、徳山へ移動。100計4両のこだまに乗る。
2&2シートでゆったりしているのだけど、座った瞬間に

ばふっ

て感じで座面が沈みました。だいぶくたびれてるのかなぁ。
まぁ、私が重いのもあるんですが。(^^;

んで、徳山では0系と500系の編成写真を撮ろうと思ってたわけです。
特に500系は編成を実はちゃんと撮ったことが無くて。
アウトカーブで16両ちゃんと入ってたのでこりゃぁいい!とおもって。
気合い入れて準備したわけですよ。
作例が780mmで撮ってたのでサンニッパ+2×テレコン+デジの1.5倍で
都合800mmで構えてみた。
うーん・・・屋根の影が伸びてきて作例の構図で構えると顔が陰ってしまう・・・。
そもそも今立っている位置は・・・「こだま4号車!?」
0系止まってるんじゃ・・・。被っちゃう・・・。

作例はのぞみ9号だったわけがやっとわかりました。orz
新山口で追い抜くから徳山ではなんの影響もないわけで。
新山口で編成を撮って、徳山で追い抜きを撮るべきだった・・・。

新山口で無難な追い抜きの写真を撮っておいて結果オーライだったわけですな。
これをかっこつけて流し撮りなんてして失敗してたら今回の旅では何も収穫がなかったことになりますから。

ただ、今調べ直したら作例の写真は2月撮影。3月にダイヤ改正があってるため
のぞみ9号は徳山停車になってます。通過してくれないと欲しい写真は撮れないわけで。
結局はどうあがいても無理だったというオチ。
皆さんもお気をつけを。

そんなこんなで無理矢理撮ってトリミングしました。(泣)


0系編成写真。6両だったら何とか切れずにすみました。
ただ、この日は暑くて、陽炎が立ってしまい、ピントを合わせてもぼやけてしまう・・・。
おまけに「秋の夕日はつるべ落とし」と言うようにどんどん光量が減ってくる・・・。


もう一枚。どのポイントでシャッターを切るかはそれぞれですね。
こちらの方が置きピンした位置なので1枚目より少しはくっきりしてるかな。


500系が来ました。あぁ・・・編成切れるはずじゃなかったのに・・・。
まだ、16両編成が全滅するわけじゃないけれど・・・。焦る・・・。

その後0系を見送ったあと、来たレールスターに乗って帰途につきました。

「まだだ。まだ終わらんよ!」

最後の0系撮影へ(新山口編)

2008-09-27 22:08:33 | 鉄道写真 中国・四国
さて、台風も何とか通過し、予定より1週間遅れで実家に帰ってきました。
当然目的は0系撮影。
前日は夜勤明けで寝てないのに、鉄道写真仲間の方が転勤だということで送別会に行ってきて、帰り着いたのは午前1時。それから機材の準備等々をしてたら3時くらいに。
「さて、1時間くらい横になるか。始発で帰れば向こうで少し余裕が出来て博多南でも行けるかな。」
とか横になったのが運の尽き。まぁ、毎度のことなんですがね・・・。
気がついたら8時でした・・・。
やべぇ。向こうに用事があって15時くらいには着いてないといけないのでこっちを10時過ぎ発ののぞみでないと間に合わない・・・。
いつものように機材(サンニッパ含む)を背負って大急ぎで出発。

何とか間に合ったので一安心。


乗って帰ってきたN700。Z1編成でした。トップナンバーらしく、グリーン席のリクライニングが少し戻りにくくなってました。(汗)
すでにかなり使い込まれてるかな。だいたい最近の新幹線の新型車両はデビューしてからすぐにフル稼働に近い運用をされるので0系なんかよりも寿命が短い気がします。300系なんかがいい例かと。

あ、それよりも!
グリーン車のおしぼり。東海は紙製で西日本は布タオルのおしぼりだったんですが、
なんと!!!今回乗ったら

西日本も紙製!東海と全く一緒!!!

なんてこった・・・。西日本もいよいよ経営がヤバイか・・・。
サービス低下してますた・・・。いつのまに・・・。

そんなんで前置きが長くなりましたが、次の日に撮影に行ってきました。
まず最初に博多駅での進入を撮ろうと構えてたんですが、10:41着の0系と10:39発のレールスターが見事に被ってしまい、あえなく失敗。
出鼻をくじかれる羽目に。時刻表あんまりちゃんとチェックしてなかったんだよなぁ・・・。
しかも次に新山口で0系と500系の追い抜きを撮るんだけど、列車が無い・・・。
かろうじてのぞみが1本あったけど着くのが5分前。なんか綱渡りだな、今回・・・。


新山口にて。間に合いましたよ、なんとか。
やっぱり0系はこの色ですな。子供の頃からお世話になった「新幹線」がそこにいました。
新幹線は白ベース(あるいは淡い色メイン)というイメージを決定づけたのも0系だと思います。
黒ベースとか、紺色メインの新幹線とかほとんど無いはずです。(試験車輌とかは除く)


上の写真を2,3枚撮ってたらすぐにヘッドライトが見えたのですぐに構え直し。
何とかお目当ての瞬間を撮れました。ふぅ~、一安心。
ISO400にして1/4000秒を切りました。
確実に止めるために。最初は流したりとか考えてたのですが、そんな余裕は吹き飛んでしまいました。結果的にこれで正解だったんですが。(理由は後ほど)
世界初の高速運転で世界を驚かせた0系、ギネス記録を打ち立て、日本の鉄道を世界一に返り咲かせた500系。どちらもワールドクラスと言っていい名車だと思います。
この共演もあと1ヶ月ほどです。


さて、0系が発車したのでちょっと流してみました。
やはり話題になってるのか撮る人はちょこちょこいるのですが、鉄らしい人は私位でした。


おまけその1。臨時ののぞみが入ってきたので。
少し前まではのぞみ=300系だったんですが、500系が登場して以降、形式の注意書きがあふれてしまい、すっかりのぞみの印象が無くなってしまいましたね。
この表示もいつまで見られるかわかんないのであえて。


流し。270km/h運転を日本でを最初に実現したスタイルです。


おまけその2。レールスターが入ってきたので、流し。
700系も真横から見るとそんなに悪いスタイルではないんですが・・・。

次は徳山のホームへ向かいました。
                         つづく

α900いじってきました

2008-09-13 19:30:50 | カメラ機材
この間なんだかんだ書いたα900ですが、今日、銀座のショールームで実際にいじってきました。

整理券を配るほどで30分くらいは待ちました。

で、いじってみて。ファインダーは確かにαー9を越えるべく頑張った、ということで、ノーマルでもF1.8でマニュアルで合わせてもピントの山がわかります。
ただし、スクリーンはMとLのみ。MLは作るつもりはない!とのことでした。
質問で食い下がってみても、「16:9の線とか、APS-Cの線とかで上手く合わせてください」だって。ぶーぶー。
でも同じ質問してた人もいたので需要は多いと思うんだけどなぁ。

で、APS-Cサイズでも撮影できます。フルサイズで2460万画素なのでAPS-Cサイズでは1200万画素。
・・・あれ?α700と同じ・・・?
じゃぁ700の立場とは・・・。
ライブビューがないのは同じ。画像エンジンは当然新しい900のほうが上。

どうする・・・
下取りに出しても良いか・・・・。
内蔵フラッシュがあるか無いかですが・・・私はほとんど使ってないしな・・・。

インテリジェントプレビュー機能はプレビューボタンを押すと、いったん画像を取り込み(まだ記録はしない)、液晶上で、絞り、シャッター、Dレンジオプティマイザー、ホワイトバランスを調整してどうなるかを試せる機能。
これで理想の絵に追い込んでおいて、シャッターを押せば、その設定で撮ってくれる→1回で理想の絵が出来る、何回も試し撮りしないですむ、と言う機能。
やってみると確かに便利。ピント確認できないのはライブビューではないためですが、それ以外は他社のライブビュー機能と同じようなもの。
三脚固定時は有効ですね。

他にも内蔵フラッシュを付けないことで、グリップ部にスペースが出来、よりホールディングを高めるためにへこみがあって、握りやすいなど、細かいとこにも配慮するのはミノルタからの伝統な気がします。

さて・・・下取りしようか・・・・700ものこしておくか・・・。
迷いますね。

興味ある方は銀座のソニーショールームへ行ってみてください。

突発山陽新幹線撮影(風景編その2)

2008-09-12 13:11:51 | 鉄道写真 近畿
続きです。
今回はJR東海の車輌(ま、西日本編成の可能性もあるけど)です。

基本全て16両。


300系。これもそのうち無くなる可能性大なので今のうちに。
先頭形状はかえって700系とかよりもわかりやすいかも。


700系。なんか書くことなくなってきたな・・・。(汗)


N700系。
500系8両の原因はこいつです。ぶーぶー。
正直言って「これが日本の鉄道の顔です」と言ってN700系のスタイルを推せる人ってどのくらいいるんでしょう?
500系の方が世界に誇れるスタイルだと思うんだけどなぁ・・・。
まぁ、騒音基準の厳しさも一因だろうけど・・・。


で、今回もいろんな方に助けて貰いました。
特にタクシーの運転手さん!「ここは初めて登ったよ。だいたいみんな橋のとことかで降りるからねぇ。(笑)」と言いつつも「4時に終わるの。じゃぁその時間にここで待ってますよ。その方が説明もいらないでしょ。」と言って時間通りに待っててくれました!

ありがとうございますありがとうございます!!!(T□T)

おかげでなんの苦労も知らずに帰ることが出来ました!

これから0系引退まで盛り上がるであろう山陽新幹線。「富士・はやぶさ」共々今、西がアツイです!
これから台風シーズンですが、上手く合間を縫って皆さんもぜひ!

突発山陽新幹線撮影(風景編その1)

2008-09-11 23:18:00 | 鉄道写真 近畿
さて、0系新幹線が11月に引退ということでにわかに活気づいている山陽新幹線ですが、500系も8両化が進んじゃって16両の堂々たる姿が消えるのも時間の問題となってきました。
撮るのは0系と500系16両ですがトンネルだらけなので風景写真を撮るのはなかなか難しいです。
編成写真は駅撮りなども含めていくつかポイントはありますが・・・。
そんななか、とある本で見てぜひとも撮りたいと思ったのが今回のポイント。
実家に帰ったときに行こうかとも思ったのですが、週間天気を見るとあんまり良くない・・・。
北から撮るので夏場の夕方頃しか順光にならない・・・。

晴れた9、10日は夜勤でボツ。ホントはこの日が良かったんだけど・・・。
で、11日までは何とか晴れなので今しかチャンスはない!と思い日帰りで行きました。

相生~岡山間、千種川を俯瞰するポイントです。

高雄山という山周辺が「赤穂ふれあいの森」という公園になっていまして、その中にいくつか東屋があります。そのうちの一つなんですが、なにせ、看板があんまり詳しく書かれてないので、結構迷ってしまう人が多いようです。
頂上までは車で上れます。そこから15分ほどのハイキングとなります。
一応道は整備されてますが、倒木があったり、急な砂利道の坂を登ったり(むしろ下りる場合が滑って大変かも)久々に運動した気分。

到着したら先客が1人。で、横にお邪魔するも、2人で精一杯の場所でした。(汗)
おまけに俯瞰撮影最大の敵、木が伸びてきてる・・・。
ギリギリで構図を作っても風で揺れて入ってしまう・・・。
なので、余裕を持った構図で撮影、トリミングしました。
前回の野田生での失敗もあるし。撮り直しが効かないだろうし。

今回はJR西日本の車輌を。


100系が来ました。
だいぶ切ってます。これでも小さいですよね。(^^;
うまくいけば海まで見えるんですが霞んでしまって・・・。
肉眼ではかすかに見えたんですけどね。


不意に500系8両が来ました。試運転のよう。
見れてラッキー、という思いの後

やっぱ情けねぇ!!!かっこ悪りぃ!!!16両なきゃだめだ!

と、二人で合意しました。(笑)


さて、本命の500系16両。
やっぱ長くてカッコイイ!・・・んですが、やはり16両入れるのは大変で、すごく小さくなってしまいました。
A4とかA3とか、思い切り引き延ばさないと、わかんないですよね・・・。(^^;
目をこらして見て。わかって。みんな。お願い。
これでもトリミングしたんですよ。


500系16両のあと、レールスターが。
なんだかんだ言っても10分も待たずに何か列車が来るので、1時間ほどなんてあっという間でした。

次回はJR東海の車輌(?)、300、700、N700です。

                             つづく

なんか矢継ぎ早に・・・

2008-09-10 23:08:25 | カメラ機材
発表されました。αのフルサイズフラッグシップ機。

α900のネーミングも、予想通りだし、形はPIEで2年にわたって展示されてたわけで、順当といえば順当です。
むしろ前日のVAIOtypeRの形のほうがサプライズでした。

ライブビューが無いのも順当です。だってα700とほぼ同時期に開発していたわけで、α350等より前にすでに形が固まっている以上無理なんでしょう。
今年3月のPIEでスケルトンモデルが出てた時点で99%無いなと思ってました。
と、同時にもし、間に合わせて載せてきたら神だとも思ったんですが・・・やっぱり人間だったか、ソニー。(笑)
その代わりっぽい機能もあるみたいですが、たぶんカメラ雑誌にはそこをたたかれることでしょう。
連写は5コマ。フルサイズ画面のデータは大きいので悪くはないかも。良くもないですが。まぁ、キヤノン、ニコンにはカメラにおけるデータ転送の制御に関して一日の長があるわけで、ミノルタの技術ベースとはいえ、2年でフルサイズまで出せたんだから、最低限の下地は出来たと見ても良いのかも。
おまけに850gのボディ内に手ぶれ補正ユニット、視野率100%ファインダーなども詰め込んだわけだからまぁ他の部品のクリアランスが少なかったかもしれませんね。
そこいらのマイナスポイントは今後の技術課題としてそうそうにクリアしていただくとして。
フィルムカメラのように次の後継機まで5年とか時間かけてられないから割合早い時期なんではないでしょうか。
そういうところはデジタルになって消費者としてうれしいかな。ただ、お金もしょっちゅうかかる羽目になるけど。

銀座のショールームで明日(11日)から展示されます。

レンズは大口径広角ズームはツァイスで。16-35mmF2.8SSM。
860g。重いなぁ。1月発売予定だそうです。
やっとF2.8SSMで一通りの焦点距離が揃いましたね。

あとはいつものことですが、資金繰りをどうするか・・・。