さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

城端線とチューリップ(その1)

2013-04-30 11:41:53 | 鉄道写真 北陸
続き。


さて、先に氷見線・城端線ラッピング列車をご紹介しましたが、それらはチューリップ撮影の合間を縫って撮影したものです。
なので、こっちが本当の目的。

城端線は砺波平野を南北に走るため、ここでもチューリップ畑と撮影することができます。
特急はありませんが、のんびりローカルムードの漂う路線で、砺波平野独特の散居村を縫って走るため、昔の家並みも結構あります。


が!やっぱり線路際のチューリップ畑を探すのは難儀しました。
列車の車窓からかろうじて「チラッ」と見える程度しかありませんで、先ほどの北陸本線と状況は全く同じ・・・。

結局土砂降りの1日目でかろうじて2か所「候補地」を見つけたので2日目は実際に現地確認です。
本来なら晴れの予報だったのでガンガン撮影するはずだったのに、当日には無情にも「曇り時々にわか雨、のち晴れ」とか

要は「わかんねぇよ」って予報で。

とりあえず砺波駅でラッピング列車を撮影後、ポイントらしいところへスマホ片手に歩いてみました。


で、20分ほどで到着。

確かにチューリップです。線路も見えます。
周りを少し歩きまわってロケハンして位置が決まったので撮影開始です。



砺波市のラッピング列車がうまく来てくれました。
チューリップのラッピングに本物のチューリップ畑。
右の森みたいなのが散居村の防風林ですね。これと古い蔵のような建物が砺波平野らしくていいと思い、何とか入れ込んでみました。
チューリップは黄色のところ。
これで青空だったら完璧だったんですが、まぁ、日が差しただけでも儲けものとします。
おじさん、お願いしたわけじゃないのに列車が来るたびに列車のほうを向いてくれたのでよかったです。(^^)


が、確認するにつれ、後ろの黄色い看板や建物が気になり始めて・・・。
この周辺はもうかなり市街地になってて、幹線道路も通ってるので仕方ないのですが、逆にアップ目で撮ると、列車が先頭部分くらいしか入らなくて余裕がない・・・。

さんざん悩んだ挙句妥協したのがこれ。↓



後追いですが、そんなに変わらないですよね。
アップ目で撮るとせっかくの蔵が入らなくなるってところでさんざん悩んだのですが、散居村をアピールするのをあきらめました。
これも何とか日が当たってくれたので青空っぽく見えますが、実際は「あの雲、完全に雨雲だよね」って感じで。(^^;

皆さんはこの2枚、どっちがお好みでしょうか?


で、そうこうしてるうちにポツポツと雨粒が落ちてきたので諦めて移動。

もう一つのポイントへ歩きますが、距離があるうえ、車窓から見ただけで場所がおぼろげ。
しかも途中から雨が本降りになったので、最寄りの駅まで避難。
止みそうにないので、高岡へお昼ご飯がてら、再度車窓より場所確認。

で、高岡に着けば晴れてるし。
もう天気に翻弄されまくりで疲れ果てちゃったんですが、腐ってる暇もないので、昼飯後、再びポイントへ向かいました。


さて、お昼すぎたらなんか、晴れが続いてきて、もしかしていけるか?

途中ちょっと道に迷いつつも何とか見つけました!

さっきのところより広いし、色もたくさん!黄色、ピンク、赤・・・とバリエーションがあります。
全部入れたい!

・・・のですが、家の合間合間にしか線路が見えないので、使えるのは黄色とピンクのみ・・・(T□T)
しかも線路が少し遠いので広角だと列車が思い切り小さくなってしまう・・・。

はぁ~。チューリップ撮影って難しいなぁ。



踏切を渡るところでうまく切れました。

実は手持ちでしゃがんで撮影してたんですが、列車通過直前に大きな車が来ちゃって、慌てて避けたら「ぎゃぁ!列車も来た!」で慌てて撮ったのがこれ。
ま、その割にはちゃんと撮れてたのが奇跡ですが。
めったに車は来ないんですが、たまたま運が悪かったってことですね。(^^;


その後すっかり晴れてきちゃいました。
しまったなぁ・・・三脚ホテルに置いてきちゃったんだよね。こんなことなら持ってくるべきだったか・・・でもさっきみたいなこともあるし、ローアングル向きでない三脚だし・・・。



列車が1時間に1本なので、しばらく撮影してるとどの車両が来るか、おおよそわかるようになってきます。
やはりこの旧国鉄色、いわゆる「タラコ」が一番目立っていいですね。
しかし、このときはすでに陽炎が立っててどんなにピント合わせしても列車がぼやけるというね・・・。


で、あれこれ縦位置で、とか雲があるからハーフND使ったり、とかしてみるものの、なんかしっくりこなくて。
手持ちなんで、微妙にぶれたりもして、せっかくのチャンスをつぶしたりして。orz

で、所詮、踏切のところでシャッター切るしかないので構図のバリエーションは限られてきます。
次ので最後にするか・・・。



きちんとピントは合ったんですが、列車がこの期に及んで「高岡色」。orz
この色、あんまり好きじゃないんだよね。微妙な色だし、目立たないし。
かろうじて日当たりの関係で、少しはましになってるかもしれないけど・・・。
やっぱりなんだかんだ言っても国鉄時代の色はうまくできてたんだなぁ。



で、撮影の合間に畑に作業に来た地主さんと話をしてたんですが、最後に衝撃の一言が!


明日このピンクの品種と・・・そこの赤もかな。刈り取っちゃう。風が強ければ夕方まで待つけど・・・。


えぇぇぇ!!!マジですか!!!!!(T□T)


「そうですかかぁ。砺波駅前に泊まってるんで明日も来ようかなって思ってたんですけど・・・。間に合えばいいなぁ。あははは。」
って平静を装うも(たぶん引きつった笑顔だったろうなぁ、俺)絶望した!!!(T□T)

逆に言えば「今日撮れて本当にラッキーだった!!!晴れたし。チューリップ撮影って一期一会だっていうのは本当だったんだなぁ」ってことですね。

決して「撮影するから待ってくださいよぅ」なんて言っちゃいけませんよ。悪態ついたりキレるなんてもってのほか!
こちらはあくまでも趣味(仕事であるプロカメラマンだってそんなこと言いませんし。)ですが農家の方々は生活が、大げさに言えば命が懸ってますからね。

だからこそタイミングが合って撮れた時の喜びもひとしおなんですから。


とりあえず目的は一つ達成です!
農家の皆さん、お邪魔しました。ありがとうございました!


                     つづく


氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車その4(氷見市)

2013-04-29 21:54:13 | 鉄道写真 北陸
続き。

氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車トリを飾るのは氷見市です。



シンボルカラーは青です。高岡市と違って明るい青です。


反対側。



正面。


次は右側面。


描かれてるキャラクターは氷見市のキャラ「ひみぼうずくん」です。
見ての通り、藤子不二雄A先生のデザインです。


車体には雨晴海岸から見える立山連峰が。
なかなかこんなにくっきり見えないんですがね。見てみたいなぁ。


次は左側面。


こちらも雨晴海岸の風景。と氷見漁港場外市場。




氷見名物の寒ブリ。


共通デザインのシルエット。


氷見市内にあります「忍者ハットリくん」のからくり時計。


朝焼けの中の漁の風景。


4市のクローバーマーク。
水色の氷見市が上になってます。


続いて車内を。こちらも名所、キャラクターなどが貼られてます。














ハットリ君列車が。
3両編成なので、100周年の時のやつですね。


さて、これで4種全て揃いました。
城端線、氷見線共通運用ですが、どれが来るかはお楽しみということで。

みなさんもぜひ乗りに行ってみてください。

氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車その3(南砺市)

2013-04-28 21:06:56 | 鉄道写真 北陸
続き。

氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車、今回は第3弾の南砺市編です。

南砺市は城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町、福光町の8つが合併してできた市です。




シンボルカラーは緑です。


正面。


次は右側面。


世界遺産の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が有名ですよね。
車体にも大きく描かれてます。


ここにも集落が。あとシルエットは共通デザイン。


木彫刻が盛んなのでこちらにも描かれてます。


次は左側面。こちらは城端曳山祭が描かれてます。






描かれているキャラクターは「NANTOくん」。南砺市誕生5周年を記念して作られた南砺市ブランドマークです。



4市のクローバーマーク。
ちゃんと緑の南砺市が上にきてますね。


続いて車内を。
これも各所にキャラクターや南砺市の名所などが貼られてます。
・・・が!キャラクターはNATOくんだけなんですが、なんと!表情が全部微妙に違う!!!(マジで)
どうしようか迷いましたが、全部撮りました。つ、疲れた・・・。

では、ご覧ください。(長いぞー。いっぱいあるぞー。スルーすんなよー。)























以上!


次回はラスト、氷見市編です。

                    つづく。






氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車その2(砺波市)

2013-04-27 21:44:06 | 鉄道写真 北陸
続き。

さて、高岡経由で城端線に乗り、砺波で下車。ホテルにチェックインし、ロケハン開始です。

が!雨がまたどしゃ降りで雷まで鳴る始末!!!

まともに外見えませんでした。
まぁ、チューリップ畑は全然なかったので結果はあまり変わらないんですが。
そうなったらやることは一つ。
4市ラッピング列車をコンプリートすること!

というわけで、探し求めて城端線、氷見線を行ったり来たり。
全部撮り終わるのに2日かかりました。つ、疲れた・・・。


では今回は第2弾の砺波市編です。



シンボルカラーは赤です。
実は後ろに南砺市のラッピング列車を連結してます。
これはGWに開かれる砺波チューリップフェアにあわせたもの。

やっぱり高岡色やタラコが連結されてるより同じラッピング列車同士のほうがしっくりくるし、きれいです。
GW中だけじゃなくてずっとこのままにしとけばいいのに。



反対側も。


次は右側面。


ご当地キャラ。左側がチューリ君とリップちゃん。右側がユズ太君とユズ香ちゃん。
なんで2種類いるかっていうのは旧砺波市と旧庄川町が合併して今の砺波市になってるから。


城端線氷見線沿線の名物がシルエットで描かれてます。
これも他の3市の車両にも描かれてる共通デザイン。


砺波平野の散居村が描かれてます。


次は左側面。






こちら側はチューリップを全面に押し出してますね。



4市の「クローバーマーク」
第1弾の高岡市の車両と比べてください。
今度は赤の砺波市のマークが上になってますよね。
そう、次の南砺市の車両では緑の南砺市のマークが上になり、氷見市の車両では水色の氷見市のマークが上になるという、芸が細かいマークです。
デザイナーさん、グッジョブです!


続いて車内を。
これも各所にキャラクターや砺波市の名所などが貼られてます。


















・・・同じものは省略してますが、それでもこんだけ・・・。
微妙に変えてあるんだもの。ちょっと大変でした。(^^;


次回は南砺市の車両を。

                        つづく

富山へチューリップを探しに(その1)

2013-04-26 17:13:26 | 鉄道写真 北陸
さて、わりかし今年は順調に春の撮影をこなしてきましたが、なんかここんところ休みに限って雨になる・・・。

桜前線も冷え込みでなかなか北上してくれません。

で、ちょっと桜を離れて4月といえばもう一つ、チューリップがあげられますね。
富山はチューリップの一大産地で鉄道と絡めた作品も結構あります。

以前チャレンジしたものの、全然咲いてなくて、リベンジしようとずっと思っていたわけです。
例年4月20日あたりが見ごろでGWまではもたないと聞いてたので、この機会にやってみようと思ったわけです。

が、相変わらず休みに限って雨とかでイラついてたわけですが。
3日間のうち何とか最終日だけは晴れそうなので、それに賭けることにしました。

目指すは北陸本線、城端線です。


さて東京駅を出発し、越後湯沢で乗り換えるいつものパターンで、富山県へ入ってきました。
窓を左右必死に見ながらチューリップ畑を探します。

実はチューリップ、線路端に咲いてるのは観光用ではなくて球根栽培用のれっきとした「農作物」なんです。
しかも1回球根を栽培すると土地がやせてしまうため、同じところでは連続して栽培されません。毎年畑の位置がランダムに変わるのです。
これがチューリップ撮影の難しいところ。ロケハン必須なので、3日間フルに使って撮影を試みたわけです。

で、探すんですが、まぁ咲いてない咲いてない。(T□T)

植わってすらいない。見つけてもはるか遠くにあって、しかも家家の隙間からチラッと見える程度。
むしろ通過する駅の花壇のほうがちゃんと咲いている。最悪、こういうので駅撮りかな。(汗)

で、有名ポイントの魚津~東滑川間に差し掛かりました。
ここが本命だったので、何とか見つけたい・・・。

「植わってないなぁ。だめか・・・」と思った次の瞬間、緑の平地に赤い場所が!


!!!ちっちゃいけどなんとかいけるか!?


ようやく1か所見つけました。
ただ、車窓から見えても実際そこに立ってみると撮影に適さない場所であることもざらですので、富山で降りて引き返します。


で、何とか現地にたどり着きました。確かに咲いてます。が!ホントは畑が線路の反対側にあってほしかったんだよね。
でないと立山連峰をバックに撮れないから。でも贅沢言ってられません。さっそく撮影開始です。



ドン曇りです。おまけに北陸本線と富山地鉄の架線柱と普通の電柱が微妙にずれて立っているのでどうやっても真ん中に電柱が入ってしまう・・・。
花の数も少ないし、結構離れてるのでかなり望遠で撮ってますが、これ以上望遠にすると今度は車両が1両しか入らなくなってしまう・・・。
無理矢理トリミングしてなんとかこんなもの。



構図をいじってたら来ちゃったのでちょっとピンぼけ。(汗)
畑のほうが自分の立っているところよりも位置が低いのでローアングルでやってます。これもトリミングしました。
できるように余裕を持って撮ってはいましたが。



やっぱり「一面畑!」って感じを出したくて、とうとうカメラを地面に置いて超ローアングルで撮影。
その分空が多くなるので、晴れの日しか向いてないですが。


で、だんだんバラバラと雨が降り出した・・・。



ポンチョを忘れてきたのでバッグのレインカバーでカメラを保護。
カメラバッグは三脚ケースで保護。というわけで、三脚はびしょ濡れ。orz
これも不意に来たので、失敗。
というか、富山方面の列車を狙ってるときに来ちゃったからまぁ無理なんですがね。



で、本命の金沢行「はくたか」。
このときはひどいどしゃ振りで、私もずぶ濡れに。
で、列車が通過したらやむというね。もう!くそったれが!(T皿T)


急いで駅に戻ってタオルで機材を片っ端から拭いて何とかセーフ。


とりあえず富山まで戻って昼食後、城端線へ向かいました。


                             つづく

篠ノ井線の春(その2)

2013-04-15 18:30:10 | 鉄道写真 関東・甲信越
続き。


縦位置で池を入れてみました。
池の色がちょっと・・・な感じですが、水鏡になればきれいかなと思って。

さぁ、特急が来る・・・。


5・4・3・2・1

ビュゥゥゥーーー




うそぉーーーん!!!なんだよぉぉぉっっ!!!(T□T)

こんな時に吹くんじゃねぇよ!!!(T□T)


あえなく撃沈。orz


日がトップライトになってきたので別の場所を探しました。

で、高速の高架橋のふもとに行ってみました。公園が俯瞰できないかなぁって。

・・・ダメでした。orz
線路の両側に木があることが判明し、あえなく撃沈。

ま、でもその途中で見つけて撮ったのがこれ。



花桃?と山と。


で、また更に探して枝垂桜?を見つけたんですが、周りが工事のブルーシートとか、ガードレールが列車の足周りにかかるとか障害物だらけで。



桜吹雪が舞って非常にいい感じなんですが・・・。
この白いガードレールとバックのブルーシートをなんとかクリアしたい・・・。
どうしようかさんざん悩んだ挙句・・・



思い切って列車の足周りをカット。
これでブルーシートも回避できたんですが、たぶんみんなからは失敗とみなされるでしょう。
でもガードレールがあっても失敗とみなされるでしょうから、こっちのほうが自分的にはすっきりかなって。


足周りなんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!!!


ってことにしておいてください。(^^;


そんなこんなでしたが、来てよかったと思います。
また別の絵が思いついたら来てみようと思います。


篠ノ井線の春(その1)

2013-04-14 17:45:59 | 鉄道写真 関東・甲信越
さて、矢祭山の件でちょっとテンション落ちかけましたが、引きずってもしょうがありません。

今週は今日しか休みがないし、天気もいいので、出撃です。


で、ちょうど満開なのは船岡と篠ノ井線の稲荷山だったんですが、船岡は仲間内がかなり集結してるようでした。
ですが、私はとりあえずの写真はあるし、矢祭山もそうですが、まだ行ったことがないポイントに行きたくて。
今年撮影しているのはたまたまですが、大畑、吉野、隅田川とかつて行ったことがあるポイントがほとんどだったので。
桜のポイントは何度行っても飽きないものなんですが、やはりバリエーションを増やしたい・・・。


で、ポイントは篠ノ井線の稲荷山~姨捨間です。
治田公園という池が2つある公園で池の周りに桜並木があるのです。
とある本で写真を見て撮りたくて来ました。

特急しなのと桜の写真は落合川以来ですね。

で、ここも午前中が順光なので始発で出かけます。ね、ねむい・・・。


で、篠ノ井線の稲荷山駅からもしなの鉄道屋代駅からも徒歩だと50分ほどかかります。
観光協会のHPにも「屋代駅からタクシー10分」と書いてあったのでそれに従います。


で、とりあえずポイントについたものの、桜は申し分ないのですが・・・


あ、あれ?線路は?線路はどこだーーー!!!!!(T□T)


そうなんです。
桜を含めて周りの木が伸びまくりで線路が見えない・・・。
私が見た写真はどうも10年位前のものだったようです。(帰ってから分かった)

さて困った・・・。電車の時間は迫ってるし・・・。とにかく探さなきゃ。

で、たまたま各駅が通ってくれて線路は見つかりましたが、うひー!1両半しか車両が見えない!
3両は見えてるはずだったのに・・・。

とりあえず構えて構図を作ってたらもう特急が来た・・・で失敗。

ま、まだチャンスはあると悠長に構えてたら


ぎゃぁ!リゾートふるさとが来ちゃった!
手持ちだったんですが、後ろの高速が思い切り入っちゃったのでトリミング。
やばい。これはこのワンチャンスしかないのに。うぐぐ・・・。orz


で、次はちゃんと三脚で構えてたんですが、顔の位置が失敗して没!
連写はだめだ。1枚切りだな。



で、何とか成功!サンニッパに1.4×テレコンです。
それでもこれくらいしか列車の大きさがないってことは引いて撮ったらどこにいるかわからないってことですね。



115系が来ました。
やっぱり車体全部に色があるのはいいですね。
しかも色がきれいなので、より桜と相性がいいです。
ちなみにこのときしか115系は来てくれませんでした。


とりあえずお目当ての構図は撮れたので、移動。
別の構図を探します。



縦位置で。
横に茶色いポールがあって邪魔だったので200mmでギリギリカット。


もう少し続く。

矢祭山の悲劇・・・

2013-04-12 16:09:28 | 鉄道写真 東北
さて、吉野である程度いい感じで撮れたのでほっと一安心ですが、土日はまた嵐。

もう!土日の嵐は開花情報があてにならなくなる(更新されないからね)からやめてって言ってるのに!

で、珍しく矢祭山がもう見ごろになってるという表示・・・。


どうしようか・・・山陰線の香住も行きたいし、下呂も見ごろ。始発で香住に行けば戻ってきてそのまま郡山で1泊すれば翌朝から矢祭山でめいっぱい撮影できる・・・

なんて考えてたんですが、嵐の中、夜勤だったため、目は覚めたものの起き上がれなくて、起きたのが8時過ぎ。

しょうがない、矢祭山に絞るか。
というわけで、常磐線経由で矢祭山に。


午後3時前に到着。

・・・が、なんか桜が少ない。それなりに咲いてる木もあるが、咲いてないのか散ってしまったのかわからない木が多すぎ!

まじかよ・・・orz


とりあえずポイントを探してみるも本にあった場所はもう木が伸び放題でダメでした。

仕方なく駅へ戻って周辺を探してみるも・・・


これで「満開」表示出されてもねぇ。半分怒り新党だわさ。
まぁ、自然だから運がなかったとしか言いようがないけど。


駅のそばの山桜。
葉桜でした。

歩きながら地面に目をやると花びらだけでなく、花そのものや、まだ開ききってない蕾も根こそぎ落ちてるのが結構ありました。
どうやら嵐で8分咲きのところがみんな落ちちゃったみたいで、残り2分はまだつぼみって感じみたいでした。

うわぁ・・・やられたよ・・・
しかも風がまだ強くて砂埃が舞う状態。とても撮影どころではありません。


で、結局成果はこの1枚だけ。



この列車に乗って郡山へ出て新幹線でとぼとぼ帰りました。

最終で金沢へ行って翌朝越美北線へ行くかとも考えましたが、開花情報がこれではちょっとあてにできなくなってしまったし、お金も尽きてきてるのでおとなしく帰還しました。
新幹線も風で遅れてしまってたので、これが一番マシな選択だったんでしょう。

はぁ・・・。

帰りはさくらライナーに乗ってみた

2013-04-11 21:51:18 | 乗車体験・旅行記
つづき。

さて、吉野での撮影を終えて、帰ります。


で、帰りはせっかくだからさくらライナーのDXシートにしました。


で、その前に


さくらソフト。
ほんのり桜餅のような味がします。
駅前の土産物屋さんで。



吉野駅ホームで。
4両ギリギリなので16mmでなんとか。
リニューアルされて色も桜色になりました。
こっちのほうが絶対いいよ!


さくらライナーロゴ。


DXシートへ。


車内。
吉野線はJRなどと同じ狭軌なんですが、標準軌のアーバンライナーなどと同じくらい広く感じました。


切符。そんなに長く乗らないせいかもしれませんが、DX料金200円とか安いなぁ。


さっきの売店で買った柿の葉寿司と熊野古道ビール。


とりあえずお目当ての写真がまた1枚コレクションできました。
来てよかった!


おまけ。


京都から新幹線に乗ったらなんと来たのがN700Aでした!

あれぇ?これ博多始発ののぞみなのに・・・。
もう運用は共通なのかな?



近鉄吉野線の春(その4)

2013-04-10 21:24:30 | 鉄道写真 近畿
続き。

さて、4年ぶりの吉野山です。

前回さくらライナーを撮影した時は16時台だったので、駅が完全に陰ってしまいました。

今回は臨時で15時台にも走るので、リベンジ!ということでやってきました。


前回はお花見シーズンで、休日だったので、ロープウェーは行列ができて乗れなかったのですが、今回はすんなりと。

でもそんなに大きくないのに係りのおじさんは「定員は28人です!まだ乗れます!」とか言って押し込もうとするし。(みんなリュックとか背負ってるから無理やっちゅうねん!)
で、出発すると、結構揺れてスリルあります。(^^;
特にロープの支柱を通過するときなんか前後にブランブラン揺れてみんな「おぅおぅこえー(^^;」ってなってるし。
その支柱も「昭和3年製」とか書かれてて超年季入ってるし。

でもやっぱり楽ちんで速いです。下千本だけならこれを使うのが手っ取り早いです。


で、下千本は5~7分咲きといったところですが、ここの品種は山桜なので、開花と同時に葉っぱが出てくるタイプなので、これくらいが見ごろです。



13時台から14時半ごろまでは駅にも日が当たります。

特急よりも横の黄色い保線車両のほうが目立つという・・・。(^^;



吉野を出発する列車。縦位置で。


しかしやはりだんだん駅が陰っていく・・・お願いもってくれ・・・。



だめでした。orz

15時前あたりから完全にアウトでした。
やはり昼前の列車でないとダメか・・・。



吉野を出発するさくらライナー。
縦位置で、遠景を入れてみました。


今回は掛け持ちで撮影しましたが、今度は昼前に来るかな。


帰りは歩いて山を下りました。


もうちょっと続く。

近鉄吉野線の春(その3)

2013-04-09 21:15:13 | 鉄道写真 近畿
つづき。

とりあえずメインの撮影を終え、吉野神宮駅に戻ってきました。


駅のそばにも桜が。

平日の昼下がりなので人も少なくのんびりした空気が流れてました。


ここで引き返してはもったいないので、吉野へ向かいます。

時間がまだあるので、ホームでちょっと撮影。



とっさに撮った1枚。ホームの植え込みですが、まるでそこだけ秋のようでした。
何の植物なんだろう?



これもテケトーに撮った1枚。
でもなんか気になってブログに載せることにしました。


まだだ現役です。


急行電車も。


次の電車で終点の吉野駅へ向かいました。


                                     つづく

近鉄吉野線の春(その2)

2013-04-08 20:39:18 | 鉄道写真 近畿
続き。



桜の季節になると臨時の特急が運行されてチャンスが増えます。
しかも普通なら2両しかないところが4両とか、編成も長くなるので絵になりやすいし。
こちらは昔のやつですね。大井川鉄道で見かけたような。
でもちゃんと現役です。近鉄はバリエーション豊富で飽きませんね。



こちらは新型ACE。


引きばかりでなくアップ目のものも撮りました。

で、そのさなかこんな写真が撮れた・・・




一見普通の写真に見えますが・・・桜の部分、よーーーく見てみてください。


・・・なんかモンスター!?、竜!?

笑っているのか大きく口をあけているように見えませんか?

人間一度そう見えてしまうともうそういう風にしか見えなくなってしまいますね。(^^;


これは面白い!今まで脳内BGMは森山直太郎の「さくら」だったのが一気にモンハンのテーマに。「一狩り行こうぜ!」
桜色だからリオレイア亜種でしょうかね。(笑)


ぜひさくらライナーと撮りたい!後追いだとつまらないので貴重だけど、あえてヘッドライト点灯を狙い、下り列車を待ちます。

ただ上の写真、「口元」の部分の家の屋根が気になる・・・。

待ってる間にほかの列車で構図を調整して試すものの、一歩横にずれたりちょっとしゃがんだだけでも見え方が変わって竜の表情が見えなくなってしまうんです。
手持ち撮影だからこそできる微調整を繰り返すんですが、なかなか納得できない!!!

そのうち日当たりが変わってきてさらに表情が変わっていく・・・。


お遊び写真のつもりだったのにだんだんマジになってきました。


で、その時は来た・・・




・・・屋根はなんとか桜で隠せたものの竜の表情は最初のほうがお気に入りですね。
う~ん・・・難しい・・・。


昼前になって日当たりが完全に変わってしまったので、移動。折り返しのさくらライナーを待ちます。



後追いですが、引いて撮っているのでそんなに変じゃないですね。

周りに枯れ枝や対岸にあるトタン屋根をトリミング。
プリント前提で少し周囲を余計に入れましたが、もう少し削ってもよかったか。
こういう時は三脚に据えてじっくり撮りたいですね。


まぁ、桜もちょうど見ごろだし、来て正解でした。


とりあえず駅に戻りますか。


                                  つづく




近鉄吉野線の春(その1)

2013-04-07 13:35:36 | 鉄道写真 近畿
続き。

さて、朝を迎えました。天気は何とかもちそうです。
もっとも本命は朝一発目なので、午前中もってくれれば大丈夫。


近鉄奈良駅から特急を3本乗り継ぎます。


これに乗って出発です。
奈良から大和西大寺なんて10分しか乗ってないんですが、料金が変わらないのよね。

橿原神宮前でさらに乗り換え、吉野神宮前で下車。

乗った電車が15分ほどで折り返してくるので、駅前の桜でウォーミングアップ。



・・・のはずが、あれ?ブレた・・・。orz
縮小してるからそう見えないだけです。手前までひきつけた写真は使えませんでした。(T□T)

おまけにここ、いろいろ障害物があって撮りにくい・・・。
爪先立ちにに近い姿勢でなんとかフェンスをクリア。
交通量は意外とあるし、場所も狭いので三脚は無理ですね。持ってこなくて正解だったかな・・・。


しょっぱなから疲れた割に失敗したり、テンション下がり目ですが、本命撮影地へ。

桜はほぼ満開でばっちり!
あとはこの天気のまま列車が来ればOK!

今回の本命は「さくらライナーと桜を撮る!」

です。


さてもうすぐというところでなんかうっすら陰り始めた・・・。
うそだろぉ・・・ここまできて・・・。



・・・陰りました。orz
うっすらとではありますが、やはり桜が暗いです。(これでもあとで少し明るく加工しました)


なんだよ!!!!ここまできて!!!!くそったれがぁぁぁっっっ!!!!!!(T皿T)


もう四国へ行けなかったイライラも含まって憤懣やるかたなしなんですが、これも運としか言いようがありません。トホホ・・・。
毎度毎度のことなんですがね。
まぁ、ドン曇りでないだけ良いでしょう。

当然上の叫びは心の中だけであって、死んでも声や態度に出してはいけませんよ。(笑)


先ほども言ったとおり、15分ほどで折り返してくるので腐ってる暇はありません。

今度はアップ目にしてチャレンジ。



う~ん、あとちょっと奥できればよかったかな・・・。


後追いなので、とりあえず。
ヘッドライトが点いてる点いてないは意外とわかるものですね。
印象が変わってしまう・・・。


枚数があるのでつづく。

春の奈良・吉野へ(久々のJR奈良駅編)

2013-04-06 15:47:42 | 乗車体験・旅行記
続き。


夕食を済ませ、宿にチェックイン。

JR奈良駅がすぐそばなので、久々に駅へ。

前に来たときは工事中でしたが、今回は橋上駅に生まれ変わっていました。



外観。
駅ビルにはマックスバリュなども入ってます。



コンコース。
東大寺などをモチーフにしたんでしょうか。
立派な梁や柱、天井も大仏殿のよう。



ホームは2面4線のホームです。
ピンクの柱もどことなく神社仏閣風になってますね。


またゆっくりと来て大仏殿にでも行きましょう。


というわけで、近鉄吉野線編へ続く。

春の奈良・吉野へ(奈良の桜その2)

2013-04-05 15:39:28 | 風景写真
続き。

奈良公園を抜けて三条通へ来ました。


ここも見ごろでした。






興福寺の五重の塔です。
阿修羅像で有名なお寺ですね。
でも阿修羅像もいつでも見られるから、と写真だけ撮ってきました。

ま、ホントのところはあとで気が付いたってことなんですがね。(^^;



土産物屋が並ぶ三条通。


もう少しアップで枝をカット。



興善院前。


見ごろだったので天気だけがほんとに残念でした。


               続く