さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

氷見線・城端線沿線4市ラッピング列車その1(高岡市・あみたん娘列車)

2012-10-26 21:50:23 | 鉄道写真 北陸
つづき。


さて、氷見線、城端線沿線にある高岡市、砺波市、南砺市、氷見市の4市は観光PRのためにそれぞれ1両ずつオリジナルラッピングを施した列車を氷見線、城端線に運行することを決めました。

その第1弾として登場したのが高岡市の「あみたん娘列車」です。

これを皮切りに順次ラッピング列車が登場し、4年間ほど運行されるそうです。

狙いは当然2015年の北陸新幹線開業であり、開業前、開業後それぞれ2年間ずつであろう、というのも何となく想像できますね。


で、いきなりこの列車の写真を出しても「このキャラ何?」ってなりそうなので、先の記事で珍しくこの萌えキャラについて書いたのです。
まぁ、普通のラッピング列車よりもキャラクターが整いすぎてるので、ある意味「痛車」ならぬ「痛列車」とも呼べるくらいインパクトがあるこの列車。

硬派な鉄ちゃんからは「なんでもかんでも萌えキャラに頼ってんじゃねーよ!」と眉をひそめる意見も聞こえてきそうですが、私は別にかまわないというか、むしろここまで本気なんだからむしろ応援したくなってしまいます。オリジナルですしね。

鉄道が地元の役に立つならこういうのだって全然OKでしょ。


今回、運よく城端線に運用されてる列車に乗ることができました。



まずは側面。進行方向左側。




キャラとともに沿線のの名所なども。城端線、氷見線共通で運行しますよって上に書いてありますね。


私が注目したのはこの紺色の部分にうっすら見える模様のようなもの。

これ実は4市の市章なんです。紺色は高岡市のシンボルカラーだそうで、なんだか織物の紋様のようで、着物姿のキャラとも相まって和風な感じにも見える、いいデザインだなぁと。
この紋様はたぶん他の市のラッピング列車にも使われるんでしょうね。でないと4市全部の市章を使う意味がないですからね。


正面はこんな感じ。


反対側の側面。


全体をきちんと撮影できなかったので、細切れですが、運転席側から順に。







続いて車内。


窓の間の部分には各キャラクターが貼られています。








そのほか壁にも。







ちなみにこの車両、運転台が片方にしかありません。
つまりは2両以上でないと運行できないのです。

この時はもう1両はいわゆる「高岡色」の車両だったわけですが、やはりこれはどうも編成美的によろしくない・・・。

これから順次出てくるわけですが、できるなら同一シリーズ(4市ラッピング列車同士で)で編成を組んでほしいものです。

運用の問題があるのでしょうが、やはり「広告」なわけですから、よりきれいに、よりかっこよく見えるように配慮があってもいいのでは。
自治体もお金かけてやってるんだから、地域に貢献するって意味でもJRには頑張ってもらいたいなぁと思うわけですよ。
それで利用者が増えればJRにもメリットですし、企業イメージだってUPするでしょうに。


城端線を往復して、夕暮れになってきました。
WBを変えて高岡駅で1枚。



また4市全部出そろったころに撮影に来たいと思います。


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2 コメント

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Unknown (パンジー)
2015-09-01 17:04:05
楽しい列車の写真、有難うございました。
新幹線にお客を奪われ寂しい思いでしたが氷見線や城端線が賑わってくれると嬉しいですがね。
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Unknown (さんらいず)
2015-12-01 21:28:32
初めまして。
当ブログにお越しくださいましてありがとうございます。

また返事が遅くなりまして申し訳ありません。
本業が忙しく、かなり放置気味ではありますが、お楽しみいただけたなら光栄です。

もしかして地元の方でしょうか?
氷見線にSLが走った時に初めて高岡を訪れましたが、それ以来氷見線、城端線は私の好きな路線です。
「べるもんた」も走り始めたようですし、七夕の万葉線ともども、また撮影に行きたいですね。
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