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TGRRC第1戦 徳島三好 CAST Racingマルトクヴィッツ ドライバー上条レポート

2023年03月29日 | かみじょう みき 💛ラリーへの路
以下、TGRRC第1戦 徳島三好を完走した、マルトクヴィッツDriver上条本人のレポートになります。

■ラリーに備えて
まずはこの大会で無事完走することを目指し練習しました。
これまでリーフ、ヴィッツ、WRX S4というAT車でのラリー参加をしていましたが、
今季は有難くもマルトクヴィッツに乗せていただけることになりました。

今まで乗ってきた3台と違う点はこのラリー車がMT車であるということで、練習の必要性があり、
当日を迎えるまでに公道での運転に関してはマネージャー永田さん、スポーツ走行については全日本ラリー
に参戦している板倉さんに指導してもらい、どうにか当日までこぎつけたという状況でした。

今回はどうしても完走したいという思いで、練習はやれるだけやりました。


■3月25日(土)レッキ、車検
25日は午後のレッキに参加して各SSを1回走りましたが、特にSS3と6のスタート前の坂道でエンストしてしまい、
またあせってエンストしてしまいました。

このことがあり、26日私の後に走行される2組の方にこのレッキのあと、ご挨拶にうかがいました。

車検前にはTGR指定のステッカーをクルーで各自貼り付けをしました。
受付時にもらった今季TGR指定のステッカーとゼッケンナンバーを指示された位置に丁寧に貼り付けます。
途中空気が入ってしまったりして左右のバランスを見てやり直したりしながら何とか準備を進め、自分たちでやるのは楽しかったです。




車検もクルー主体で行いました


■3月26日(日)ラリー本番


シーズン初戦ということもあり、コドライバー梶浦と記念撮影

朝から本降りの雨で8時前にサービスに到着したときには路面がぬかるんで、大きな水たまりができて歩くのに気を遣いました。

10時20分頃装備品を装着するなど準備をしました、前日にメカニック伊藤さんにベルトをちょうどよく調整していただいたのでさらっと準備ができて助かりました。


ワクワクドキドキとなるサービスパークからのスタート

SS1はサービスパークからほど近い場所にあり、スタートから登り坂で上にいくと霧で見通しが悪くなっていたので、気をつけて慎重に走りました。

SS2はセレモニアルスタートをした後、観客が見ている中での走行というのもあり、緊張した中での走行になりました。


ギャラリーステージとなるSS2での走り

SS3は急坂上りのスタートでその直前もまたエンストしましたが(💦)、午前中どうにか走行を無事に終えてサービスパークに戻り、
少しほっとして午後も無事に走りたいと思いながら、午後のSSへ出発しました。


サービスではレーシングシューズが汚れないようお風呂マットを敷いてくれるなど、メカニックさんが気を使ってくださいました

午後SS4~6までは午前中よりもタイムを上げようと思い走り、午後も無事に走行を終えることができて嬉しかったです。


たくさんのラリーカーが公道を走るというのもラリーの魅力

■リザルトを見て感じたこと&ラリーを終えて
TGRはラリー初心者も参加しやすいイベントですが、タイムはそれなりに速く、レベルの高い方々が多くいらっしゃる印象を受けました
(私が遅いといわれたら今はそのとおりですが。💦)。

今回ヴィッツで走行した中では最下位にはなりますが、これから練習を重ねて必ずレベルアップすると誓いました!!

27日(月)の帰路は道のりの400キロほど運転し、東名道厚木付近の渋滞では微速度調整の練習をしました。
まだ慣れないところもあり助手席の永田さんからの指摘は細かかったのですが、今後できるところから修正していこうと思います。

今回お天気には恵まれなかったですが、完走できてほっとしています。
最後に見守ってくださる喜多見さんや徳間監督、メカニックの皆さん、スタッフの皆さん、クルーの皆さんからのご指導、アドバイスのおかげで
無事に終えることができたことを感謝いたします。


23’03.17.CAST Racing、TGRRC第1戦三好に参戦&新メンバー!

2023年03月17日 | かみじょう みき 💛ラリーへの路
3月25日と26日の週末、入門ラリーとして人気となっているTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ(以下TGRRC)第1戦三好(徳島県)が行われます。

CAST Racingからは

E-1クラス ヴィッツ1500㏄
#128 Cast Racingマルトクヴィッツ
ドライバー上条美規 コドライバー梶浦僚

OPEN-Eクラス 全自動車メーカー車両
#146 Cast Racingマルトクハイエース
ドライバー板倉麻美 コドライバー加藤昭文

#147 Cast Racing SANKOハイエース
ドライバー森史子 コドライバー秋浜紘冶

の3台が参戦します。

参戦自体に加え、ここでは今年からCAST Racingに加わり、TGRRCでヴィッツのドライバーを務める上条美規を紹介させてください。

上条はCAST Racing結成前から私たちと縁あり、毎年12月に岐阜県恵那市でドライバー女性限定ラリーとして行われる「WOMEN’S RALLY」に、私たちのチームから2020年/リーフ、2021年/ヴィッツ 、2022年/WRX S4で参戦しました。

しかし、昨年はクラッシュというアクシデントを起こしてしまいました。

上条はこのクラッシュを期に「本気でラリーをやりたい!」と決意。CAST Racingにその意思を伝えたところ、SANKO WORKSのパートナーである丸徳商会でTGRRC参戦を想定したヴィッツを所有していたこともあり、今年CAST Racingのヴィッツに参戦することとなりました。


ラリー経験のある上条ですが、ヴィッツには大きな壁があります。

それは上条がMTにほとんど乗ったことがないのに、ヴィッツはMTということです(汗)。



という事情もあり、2月からMTの練習を開始。ヴィッツの前段階となる教習車はSANKO WORKS所有の2代目マーチ、インストラクター?はとりあえず中の人である私、永田です(笑)。


まずは坂道発進をはじめとしたMTの運転を一通りレクチャーし、交通量の少ないSANKO WORKS周辺で1回2時間程度の練習を数回実施。


思うように行かないこともありましたが、及第点となったところでマイカーとマーチを入れ替え、普段乗りの際に1人で練習できるようになりました。

また、マーチではCAST Racingドライバーの板倉と広場での練習も行いました。


そして、しばらく前からはTGRRCでの相棒となるヴィッツでの練習を開始。


ヴィッツは競技車両なので強化クラッチ+機械式LSDと、MTビギナーには手ごわいところもありますが、腕を上げていることは確かです。


メカニックさんとシート合わせも行いました

ヴィッツでの上条の初ラリーの走りはいかに?


ラリーをシッカリ走ることが目標なだけに先は長いと思いますが、上条並びにTGRRCでもCAST Racingにご声援、よろしくお願いいたします。

なお、ここでは上条の活動を通して女性がモータースポーツをする苦労、ラリー期間中の過程や泣き笑いなどもお伝えしていくので、
ご覧いただけますと幸いです。