奥州亭三景の言いたい放題

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レバ刺しの消えた日

2012年07月01日 09時30分50秒 | Weblog
昨日で牛レバーの刺身の販売が終わった。
昨日まで焼肉店で駆け込み需要がかなりあったようだが、あたしは食べていない。
確かにレバ刺しは美味いのだけど、そこまで食べたいと思わないからね。
安全性が確保されるまでは控えた方がいいだろう。
マスコミはこれをこぞって、食の文化の崩壊だ、と言っている。
気持ちは分かるんだけどね、でも今回の法律内容を見ればよくわかりますが、
安全性が確保される殺菌法などが確立すればレバ刺しは復活するんだよね。
あたしはこうした報道に対して言いたいのだが、
今回の対応が食文化の崩壊だとか書く癖に、
捕鯨についての擁護意見はあまり出さないってのはどういうことなんだろうね?
食文化の崩壊を訴える前に、マスコミが崩壊しているんじゃないかと思ってしまう。
まぁ、実際あたしも今回の牛レバーの生食は控えた方がいいと思うけどね。
ただし、今回の規制となった際の検査方法などを聞いてみると、
かなりそのやり方にも問題があるので、早々に決めてしまうというのもどうかと思う。

それにしてもあたしは金曜日の「荒川強啓デイキャッチ」の宮台真司のコメントにがっかりした。
「肉の新鮮さ、見てわかりますからね。見て食ってください。」
社会学者としては素晴らしい方かもしれないが、コメンテーターとしては、トンデモ野郎だとこの場では言わせて欲しい。
新鮮な生レバーから腸管出血性大腸菌O-157が出たという事を理解してんのか?
鮮度を見ても分からないのが細菌である。いま、その処理の仕方に問題があって、
どうやっても細菌が侵入しない方法が確率できていないから問題になったということを
宮台は本当の意味で理解していないとしか思えない。
政治家にツッコミをいれる痛快さはあたしも嫌いではないが、
今回の発言に対して彼の科学的な知識の無い部分で、
社会学的な言い方のみで、語る言い草にはどうかと思ってしまう。
仮にもこうしたコメントが注目を集める方が、こうした発言をしてしまうというのは
今回の規制の一因にもなっった焼肉店での集団食中毒事件の調理方法以上に杜撰だと思っちゃうよね。
まぁ、どっちにしても、がっかりなのは変わりません。



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