奥州亭三景の言いたい放題

あたくし、奥州亭三景が好き勝手な事を話すブログです。
暇と興味のある方は是非、ご覧ください。

放送局の暴挙

2007年10月23日 00時22分24秒 | Weblog
ここの所、とあるテレビ局が注目の的だ。
あるボクサー一家を祭り上げた上に負けたらポイ捨て。
話題のコンピュータソフトを取り上げると言いながら、放送では一部のユーザーをこき下ろす。
そして、謹慎中の関取を堂々と取材する。
その放送局の名は東京放送という。
昔は「報道のTBS」としてその名が知られたが、今は昔の話になってしまった。
今年だけでも問題視されているTBSの放送は11件もある。
今回の朝青龍(あ、書いちゃったよ)の報道にしたって、協会の不手際も見られたかもしれないが、普通に考えたら謹慎中の人物を取材する事に対しての倫理はどう考えているのだろうか?普通に考えたら、謹慎解除後に放送するとは言っても謹慎中のメディアの接触があることが、謹慎者にとって良い事なのかと言う事を考える必要があると思う。
今回問題になった番組は細木数子の「ズバリ言うわよ!」だ。
笑っちゃうね。あれだけ倫理とか道徳をテレビで説くオババが倫理と道徳を無視してモンゴルに行ったのだ。
細木くらいの良識のある人なら、テレビ局がこういう話を持ってきた瞬間に断るくらいの事をして欲しかった。
でも、言われるがままに、ホイホイと行ったようだ。人を説教する前に自分に恥じてほしいもんだ。あ、でも無駄か。あの人なら色々と理論武装(そんなまともなものでは無いな、単なる言い訳だ)してくるだろうから。
先週に起きた「初音ミクの紹介に格好つけた愛好者いじめ」にも問題が多い。この件では取材された側が謝罪するといった、異常な事態になっている。本来謝るべきはテレビ局であって、今回謝った人たちは被害者だ。最初用意していた台本も最初から被害者たちをだます為の道具だったとしか思えない。マスメディアは報道・言論の自由を盾にして何をやっても良いものだろうか?視聴率を稼ぐ為であれば、人を傷つける事も辞さない姿勢にはもはやあきれ果ててしまう。あの番組はなんと言ったか・・・「アッコにでまかせ!」だっけ?
あたしは実のところTBSの番組が好きなのだ、但しラジオだけどね。TBSは内藤VS亀田戦においてラジオ中継は実に中立な放送をしていたし、ラジオ番組ではTBSテレビの姿勢を堂々と批判をした番組もあった。
いずれにしても今のTBSは本当に魅力が無い、というよりは自ら魅力をなくす真似をしている。
少しでも視聴者を喜ばす様な番組を・・・TBSテレビに求めるのは酷だな。
その分、ガンバレ!TBSラジオ!!

書きたい事は山ほどあれど・・・

2007年10月22日 01時30分43秒 | Weblog
色々と書きたい事があるが、ちょっと疲れちゃってね。
人のブログ見るのがせいぜい。
でも勿体無いからさわりだけ、
・世間では「ドーハの悲劇再び」って言ってるけど、そんなに騒ぎ立てる程のもんじゃない。
 日本ではもっと悲劇のスポーツはあるんだ!(あるスポーツ観戦者の叫び)
・やってくれるぜT豚S、亀田祭りの次は大御所使ってオタクバッシング?
 どうせなら身内をバッシングせぇよ!(一部のDTMユーザー)

以上!!

ボクシング考3

2007年10月17日 22時55分10秒 | Weblog
ついに、昨日亀田親子の処分が決まり、本日JBCに対して亀田史朗トレーナー、亀田大毅選手が謝罪、そして謝罪の会見を行った。亀田大毅は頭を丸めて会見に臨んだが終始落ち込んで何も言葉を述べないまま、会見の席を離れた。
今回の処分に付いては仕方が無い、亀田スタイルは崩さない、反則行為は指導していく、反則は指示していない、
これが会見での親父が答えた大雑把な内容だった。
で、謝罪とは言ってたけど、何にたいして謝罪してたのかさっぱり分からなかった。
処分に付いて”仕方が無い”っていうのは反省でもなんでもない。
亀田スタイルについてはどうでも良い。ビッグマウスを含め、ヒールを演じるのは何の問題も無い、反則さえしなければね。
それと試合が終わったら、相手の健闘を称えると言ったマナーぐらいはちゃんと身に付けて欲しい。
反則行為は指導するとの事だが、これは当然の事。そんな事、今更言われるまでもない事だろう。
当然なんだろうけど会見の中では親父は反則の指示はなかったと言った。
まぁ、亀田側からすれば、こんな事を言う位しか無いのだろうな、というのが率直な所だ。
あの親父が本当に反省しているかは個人的にはちょっと疑問だが、今後は個人トレーニングジムが使えなくなるのと、親父の指導が無くなると言う事を考えれば、別に謝罪なんか無くとも、どうでも良いというのがあたしの意見だ。

今回の件で良く判ったのはやっぱり主導だったのは親父かな、と言う事と、こういう亀田家を増長させてしまったのは彼等を支援していたTBSテレビかな、と思う。特にメディアとしてのTBSテレビ(ここを間違えないでほしい、TBSラジオではボクシング中継も含め、中立的な放送や亀田ボクシングに批判的な放送をしている番組が沢山あったのだ)は考えなくてはいけない。視聴率を稼ぎたいのは良く判る、でも同時にメディアとしては彼らの言動に対して間違っている事は間違っていると伝える事も必要でなかったのか?今回、中継に関しては、中立的な中継を行う様にTBSには伝えられていた様だが、それをちゃんと守ったのはラジオだけだった。テレビは完全に亀田寄りで、しかもどうしても亀田大毅に勝たせたいかのような実況しか出来ていなかった。これについてTBSは「亀田-内藤戦は中立な立場で放映した。中継が亀田よりに聞こえたのは アナウンサーの責任」と言っているそうだ。笑っちゃうよね。社員を守る立場の会社が言う様な言動ではない。本来なら「先ず、実況放送に公平性を欠いた事を視聴者の皆さんにお詫びします。事前に公平な放送をする様にアナウンサー、解説者には説明したが不十分でありました、今後このような事が無い様に努力します。」というのが放送事業者、且つ企業者であるTBSが言わなくてはいけない事だと思う。
確かにアナウンサーが言った事には問題はあるが、それまでの亀田陣営を支援する様な放送を行ってきたのを急に公平性を保つというのも、難しいだろう(だって、他のTBSテレビの番組内でも亀田陣主導で番組宣伝してたからね)。もちろん、本当のプロであれば、そういう所も含めちゃんと切り替えていくべきである筈なのだが。しかしながら、会社全体の姿勢を棚に上げてTBSはアナウンサー一人に責任を負わせる気なんだろうか?そもそものTBSの姿勢に問題が無かったとは考えられないのか?
だとすればTBS(テレビ)は大バカだ。
挙げ句、勝利者にTBSが渡したトロフィーである、金色のボクシンググラブは笑うしか無い(内藤チャンプは激怒してたよなぁ。TBSは狙ってたのかなぁ?)。あれはどう考えたって、アナウンサーの責任ではないぞ。そこについての弁明が聞きたい所だ。
TBSラジオの番組が好きなだけに、テレビとのギャップに苦労してしまう。

まぁ、いずれにしても今回の件でボクシングにマイナスなイメージをもたれてしまった方、実は内藤チャンプの様に誠実にボクシングをしている人が大半なのだ。試合後コメントも実に王者らしく、ファンが増えたと思う。亀田が居なくとも、ボクシングは十分に盛り上がれると思う。今回の件でボクシングに幻滅せずに楽しみもうではないか!

ボクシング考2

2007年10月13日 04時14分31秒 | Weblog
さて、戦い終わり、日が過ぎて・・・
実は昨日のボクシングの話はする気が無かったが、ちょっとムカっとしたので書かせて頂く。
時事通信から亀田大毅の敗者の弁が伝わってきた。
「今回は完敗やった。それは認める」
今回は?ちょっと引っかかるが、まぁいいや。
「体と心を鍛えてまた世界の舞台に立ちたい」
体よりも、まずは心だな。鍛えるというよりは、親父の元を離れて、マナー教室に通った方がいいだろう。
「ファンのみんなには不細工な試合をしてほんまに悪いと思っている」
いや、不細工な試合をするのは分かってたからそんなのは気にしなくて良いよ。あたしはファンでもないし。
さて、内藤に対しての謝罪は・・・・あれ、無いんかい!!
いや、見下げた態度だな。時事通信が伝えなかった事も考えられるが、その可能性は低いと思う。
ついでに亀田親子の反則指示疑惑が持ち上がってきた。
というか、実際、あたしにも聞こえたぞ。「肘で目を狙え」とか「投げろ」とか。
あたしはえげつない事言うなぁぐらいにしか思ってなかったのだけど、こういった反則指示は違反行為だとは思っても居なかった。でもよく考えたら、言っては逝けない事だよなぁ。
この声を出していたのは明らかに馬鹿兄貴だ。決して観客の声ではない。
で、これが亀田興毅のコメント(原文のまま)
「11ラウンドの開始前の俺の発言が誤解されてるみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミング出来へんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん。俺が大毅に反則をさせるような事は絶対にあらへん。」
えーと(汗)、ツッコミどころ満載だな(笑)。
ホントに亀田家のボクシング用語なら、事前に全国に向けてアナウンスしろや!
今更そんな後付けのオリジナルボクシング用語を説明されても見ていた人は納得は出来ない。
サミングは確かにグラブの親指部分が縫い付けられてるから以前の様には出来ない。でも、手を替え品を替え行われていると聞いた事がある。今回の大毅はグラブの有効打面を目に押し付けてこするような仕草を何度も見せていたし、よくよく見ると、縫い付けてあると言っても目をつくには十分なぐらい開いてる。なんだ、十分にサミングできるじゃん。

はっきり言って聞き苦しいね。
今回の選手である大毅も問題ではあるが、それ以上にセコンドに付いていた興毅と親父も問題だよ。
ボクシングはスポーツなんだよ。勿論、プロであるから、試合を盛り上げるのは結構な事だ。
でもさ、やっぱり反則指示はまずいよ。それがいくら自己流のボクシング指示だと弁解してもやっぱり世間には通用しないよ。
何らかの処分は受けるべきだと思うし。

ついでに言うけど、やっぱり今回の責任はメディア(特にTBS)も負うべきだろうね。
やっぱり、あれだけ亀田家を持ち上げてあの兄弟と父親を増長させたのはメディアだと思うんだよ。メディアも選手を食い物にするだけでなく、選手を関係者と一緒になって育てる事を考えなくちゃ。

あ、そういや全然王者に対して何のコメントもしてませんでした。
では最後の締めの言葉として。

内藤チャンプ、初防衛おめでとう!!

ボクシング考

2007年10月12日 01時05分33秒 | Weblog
すいません。
全然「戦藻録」が読めてません。
で、今日はちょっとボクシングについて書かせて頂きます。

内藤vs亀田戦、予想通りでした。
見た目は内藤の方がボロボロだったし、亀田は変化が無いが、別にダメージが勝敗の基準でないのがボクシングだ。
オープンスコア方式により途中経過が分かった時点で亀田は完全に焦り、内藤は余裕の展開となった。
まぁ、これが経験の差というものだろう。

さて、本題はここからだ。
前日の調印式で相変わらず亀田のビッグマウス。
彼は負けたら切腹するとまで言った。

いいよ、別に切腹しなくてもさ。そんな腹の中なんて見たくも無い。
でもさ、自分が負けた事を認めてチャンピオンに敬意をはらう位の事はしようよ。
周りで騒いでいた兄貴も親父もそうだよ。
敗戦後のコメントは親父から出ただけで、しかもチャンピオンにエールを送るような事も無かった。
あれだけ騒いだんだ。それが盛り上げる結果になったんだからそれはそれで良いと思うんだ。
でも、最後は潔くいこうよ。負けたんだからさ。

以前にもビックマウスの男は居た。
”浪速のジョー”こと辰吉丈一郎だ。
彼は必要なまでに大口をたたく、リングの上でもその姿勢は崩さなかった。
しかし試合が終わると勝ち負け関係なく相手に敬意を払った。暴言を吐いた事を相手に謝罪までした。
あたしは彼を本当のプロだと思った。

さて、本当に彼がプロらしい姿を見せてくれるのは何時かな?
亀田家の正式な敗戦会見を聞かせてもらいたいモンだ。
楽しみにしてるよ、大毅クン。