あたしが良く訪問するブロガーのわかばさんが毎週楽しみにしていた「ブラックジャック」シリーズが終了となり、鬱屈してい・・・るのかなぁ・・・その割には月曜日は熱いし・・・良く判らないが、まぁ、鬱屈としているようだ。
”代わりになるようなアニメをしりませんか”、と以前、先方のブログの書き込みにあったのだが、これを探すのは難しい。
個人的な嗜好でオススメするアニメならたくさんある。あたしは元々がアニメも映画やドラマの延長と捉えている部分があり、その意味では戦争もの、SF、人間ドラマ的なものも好きなのだが、比較的、人間ドラマ以外のあたしの好きなジャンルは女性が敬遠しがちなものなのだ。勿論、女性にだって戦争映画好きやSF好きは居る訳だが、そういう人口は非常にすくない。(逆に少女漫画のアニメ化されたのが好きな男性はたくさん居るけどね)
では人間ドラマ的なものはどうか?
これがまた難しい。
「ブラックジャック」シリーズなんて、人間ドラマのド真ん中をいっている。しかし、こうしたアニメは子供たちには非常に判り難く、アニメ化もし辛い様で、あたしも色々と考えたが、浮んでこない。まして、こういう類のアニメはレンタルでもなかなか置かれないので、テレビで見逃したらアウト、何てことも多いのだ。それを考えると「ブラックジャック」シリーズは良くやってると思う。まぁ、日本テレビのタイアップが大きいのも間違い無いのだが、やはりマンガからの固定層に根強い人気があるのも理由のひとつだろう。
うーん、しかし、本当に無い。
今のアニメは、正直わかりにくい。いや、単にあたしがオッサン化したせいもあるだろう。
DVDやビデオでレンタルできるものを入れても結構無い。
しょうがないので、あたしの個人趣味でオススメを出しとこう。
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」(全6話)
前にkoshiさんもブログでかかれていたが、あたしも実は他の方のホームページで書かせて頂いた(これがその書き込み)。
1話が24分前後だから、全部を見ても長編映画くらいの長さ、でも一気に見てしまいたくなる、そんな感覚のアニメ。基本的には「ガンダム」と名が付くようにあの有名なアニメの傍系になるので、アクションに飽きるという人も多いが、このアニメの面白さはやはり人間ドラマの面白さなのだ。戦争に憧れる少年、その少年と会う事で生まれた青年と女性のはかない想い、青年が所属する部隊の隊員達のそれぞれの想い、物凄く人間くさいのだ。そもそも、ガンダムのシリーズが物凄く人間くさい物語なだけに、一度はまると、のめり込む危険性もある。
「星界の紋章」(全13話)
「星界の戦旗」(全13話)
「星界の戦旗2」(全10話)
「星界の戦旗3」(全2話)
早川書房で出されている、森岡浩之の人気スペースオペラ、それをアニメ化したものだ。この中でもあたしの一番のオススメは「星界の戦旗2」なのだが、その伏線として「星界の紋章」を見ないと、その面白さが半減する。注目していただきたいのは、オープニングで語られる”アース”(星たちの眷族の言葉)で、これはデタラメに作られた言葉では無く、しっかりとした文法を持つ言語であるという事。戦闘も勿論あるが、それ以上に普通の人間と星たちの眷族の王女との間の人間ドラマに重点が置かれていて、それがたまらない。
本読みには小説の方がオススメかも。
「交響詩篇エウレカセブン」(全50話)
前にブログでも書いたが、純文学をアニメでやっている例のひとつだ。
もう10年も前になるので驚いているが、「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメがその先駆けとなったのだが、内容が判り難いという意見も多かった。実は解釈の仕方で色々な意見も出てくるアニメではあったが、それに比べると、このエウレカセブンは非常に判り易い位置で書かれている。意味不明の用語も、物語が進んで行くと、なんとなく、何を意味しているのか判ったりもする。但し、判りやすくなった分、子供には刺激が強いかな、なんて表現があったり(よくも日曜の朝7時にやれたものだ。多分アメリカでは放送禁止、またはPG-13指定の有料チャンネルって所か?)、大人が見ていると照れくさくなるような場面もある。でもそれをひっくるめて面白いとあたしは思うのだが・・・
「僕の地球を守って」(全6話)
少女SF漫画のアニメ化だ。SFと言うよりはファンタジーと言った方が正解かもしれない。アニメの構成自体も少女漫画のそれに近いので、女性には受け入れ易いと思う。惜しむらくは6話で完結させてるって事。元々単行本で20数巻の中身を6話で凝縮させてるので、結構無理な展開もあるが、面白いのは間違い無い。
「王立宇宙軍」
これは映画になる。ただ有人ロケットを宇宙に打ち上げるだけの話、オシマイ。
いや、それじゃダメだな(笑)。でも正直、それだけの話なのだが、それを物凄く上手く表現しているのがわかる。あたしはオープニングの主人公の回想から、グンと引き込まれた。感動がある訳でもないが、不思議と見入る映像がある。特殊な環境ではあるが、そこに日常を感じる事が出来るのも良。庵野秀明がスペシャルエフェクトアーティストとして参加しているが、その結果、アクションシーンの凄さは今のCGアニメの比で無いくらいに面白い。中でもラストのロケット打ち上げのシーンは、映画「アポロ13」よりも凄いとあたしは断言できる。主人公を森本レオが演じているが、当初、あたしは非常に疑問を感じていた。ところがオープニングの主人公の回想シーンを見て、納得した。森本レオの起用は正解だったと。あのシーンは今でもあたしのお気に入りだ。(プロデューサーの岡田斗司夫氏も大好きなシーンとして挙げている。)
とまぁ、凄く偏っているけど、三景的にオススメしたいアニメだったりする。
ちなみにこれらは全てTUTAYAでレンタル可能だそうだ。あたしの良く行くビデオレンタルチェーン店にも揃えられてるから、多分、何処のビデオレンタル店にもあるんじゃないかな。
ちなみにあたしはレンタルでは借りない。
全部持ってたりするから(爆)。
”代わりになるようなアニメをしりませんか”、と以前、先方のブログの書き込みにあったのだが、これを探すのは難しい。
個人的な嗜好でオススメするアニメならたくさんある。あたしは元々がアニメも映画やドラマの延長と捉えている部分があり、その意味では戦争もの、SF、人間ドラマ的なものも好きなのだが、比較的、人間ドラマ以外のあたしの好きなジャンルは女性が敬遠しがちなものなのだ。勿論、女性にだって戦争映画好きやSF好きは居る訳だが、そういう人口は非常にすくない。(逆に少女漫画のアニメ化されたのが好きな男性はたくさん居るけどね)
では人間ドラマ的なものはどうか?
これがまた難しい。
「ブラックジャック」シリーズなんて、人間ドラマのド真ん中をいっている。しかし、こうしたアニメは子供たちには非常に判り難く、アニメ化もし辛い様で、あたしも色々と考えたが、浮んでこない。まして、こういう類のアニメはレンタルでもなかなか置かれないので、テレビで見逃したらアウト、何てことも多いのだ。それを考えると「ブラックジャック」シリーズは良くやってると思う。まぁ、日本テレビのタイアップが大きいのも間違い無いのだが、やはりマンガからの固定層に根強い人気があるのも理由のひとつだろう。
うーん、しかし、本当に無い。
今のアニメは、正直わかりにくい。いや、単にあたしがオッサン化したせいもあるだろう。
DVDやビデオでレンタルできるものを入れても結構無い。
しょうがないので、あたしの個人趣味でオススメを出しとこう。
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」(全6話)
前にkoshiさんもブログでかかれていたが、あたしも実は他の方のホームページで書かせて頂いた(これがその書き込み)。
1話が24分前後だから、全部を見ても長編映画くらいの長さ、でも一気に見てしまいたくなる、そんな感覚のアニメ。基本的には「ガンダム」と名が付くようにあの有名なアニメの傍系になるので、アクションに飽きるという人も多いが、このアニメの面白さはやはり人間ドラマの面白さなのだ。戦争に憧れる少年、その少年と会う事で生まれた青年と女性のはかない想い、青年が所属する部隊の隊員達のそれぞれの想い、物凄く人間くさいのだ。そもそも、ガンダムのシリーズが物凄く人間くさい物語なだけに、一度はまると、のめり込む危険性もある。
「星界の紋章」(全13話)
「星界の戦旗」(全13話)
「星界の戦旗2」(全10話)
「星界の戦旗3」(全2話)
早川書房で出されている、森岡浩之の人気スペースオペラ、それをアニメ化したものだ。この中でもあたしの一番のオススメは「星界の戦旗2」なのだが、その伏線として「星界の紋章」を見ないと、その面白さが半減する。注目していただきたいのは、オープニングで語られる”アース”(星たちの眷族の言葉)で、これはデタラメに作られた言葉では無く、しっかりとした文法を持つ言語であるという事。戦闘も勿論あるが、それ以上に普通の人間と星たちの眷族の王女との間の人間ドラマに重点が置かれていて、それがたまらない。
本読みには小説の方がオススメかも。
「交響詩篇エウレカセブン」(全50話)
前にブログでも書いたが、純文学をアニメでやっている例のひとつだ。
もう10年も前になるので驚いているが、「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメがその先駆けとなったのだが、内容が判り難いという意見も多かった。実は解釈の仕方で色々な意見も出てくるアニメではあったが、それに比べると、このエウレカセブンは非常に判り易い位置で書かれている。意味不明の用語も、物語が進んで行くと、なんとなく、何を意味しているのか判ったりもする。但し、判りやすくなった分、子供には刺激が強いかな、なんて表現があったり(よくも日曜の朝7時にやれたものだ。多分アメリカでは放送禁止、またはPG-13指定の有料チャンネルって所か?)、大人が見ていると照れくさくなるような場面もある。でもそれをひっくるめて面白いとあたしは思うのだが・・・
「僕の地球を守って」(全6話)
少女SF漫画のアニメ化だ。SFと言うよりはファンタジーと言った方が正解かもしれない。アニメの構成自体も少女漫画のそれに近いので、女性には受け入れ易いと思う。惜しむらくは6話で完結させてるって事。元々単行本で20数巻の中身を6話で凝縮させてるので、結構無理な展開もあるが、面白いのは間違い無い。
「王立宇宙軍」
これは映画になる。ただ有人ロケットを宇宙に打ち上げるだけの話、オシマイ。
いや、それじゃダメだな(笑)。でも正直、それだけの話なのだが、それを物凄く上手く表現しているのがわかる。あたしはオープニングの主人公の回想から、グンと引き込まれた。感動がある訳でもないが、不思議と見入る映像がある。特殊な環境ではあるが、そこに日常を感じる事が出来るのも良。庵野秀明がスペシャルエフェクトアーティストとして参加しているが、その結果、アクションシーンの凄さは今のCGアニメの比で無いくらいに面白い。中でもラストのロケット打ち上げのシーンは、映画「アポロ13」よりも凄いとあたしは断言できる。主人公を森本レオが演じているが、当初、あたしは非常に疑問を感じていた。ところがオープニングの主人公の回想シーンを見て、納得した。森本レオの起用は正解だったと。あのシーンは今でもあたしのお気に入りだ。(プロデューサーの岡田斗司夫氏も大好きなシーンとして挙げている。)
とまぁ、凄く偏っているけど、三景的にオススメしたいアニメだったりする。
ちなみにこれらは全てTUTAYAでレンタル可能だそうだ。あたしの良く行くビデオレンタルチェーン店にも揃えられてるから、多分、何処のビデオレンタル店にもあるんじゃないかな。
ちなみにあたしはレンタルでは借りない。
全部持ってたりするから(爆)。