奥州亭三景の言いたい放題

あたくし、奥州亭三景が好き勝手な事を話すブログです。
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ゴールデンウィーク?

2008年04月29日 21時14分20秒 | Weblog
世間ではゴールデンウィークと言われているが、実は今日もあたしは仕事だったりする。
書き込み用に文章を溜めてたのだけど、すっかり草稿どまりになっていたので、今日はちょっと纏めて簡単に書きたいと思う。

 光市母子殺害事件の結審について、あたしは考えさせられた。弁護団が被告の荒唐無稽な発言を元に減刑を図ったのは、失敗だったと思う。当然ながら、弁護団は被告の減刑のためであればどんな事でもするのは当然の事なのだが、やはり被害者に対する尊厳を踏みにじる行為と取られてしまっては全く意味が無い。たとえそれが事実だとしてでもだ。
それと同時に、やはりマスコミの影響は凄かったと思う。特に良くも悪しくもテレビ朝日の報道ステーションは凄かった。あまりにも一方的な報道に”報道の中立性”が全く見えなかったというのが感想である(まぁ、メインキャスターに古舘が居る時点で眉唾物ではあるのだが)。まぁ、あれを報道番組と見ないでワイドショーと見ればそれほど気にすることも無いが、”報道”という名前を付けておきながらあの放送なんだから、視聴率稼ぎの番組としか言い様が無い。
誤解しないで欲しいのだが、あたしは今回の判決は妥当だと思っている。個人的には死刑反対論者ではあるが、現在の量刑の無期刑が事実上の無期刑では無い事を考えると、あたしは被告には死刑が相当であるとしか思えないのだ。女性とその子供を殺害し、その上で屍姦するという行為は認められるものではない。勿論被告の精神状態がどうであったかは単純に推し量れないが、これまでの被告証言を確認すると、彼の証言に異常性を感じなかった。
 で、来年からは裁判員制度が始まる。あたしも裁判員になる可能性があるが、正直な所、今の状態で裁判員になる事は避けたい。

あたしが問題と思っているのは、
1.裁判員がどれだけの情報を得られるのか分らない。
2.裁判の情報を得てから結審までの時間が短い。
3.裁判員の審議範囲が量刑まで含むという事。
この3点である。

これを解決するには最低でも次の事を国が考えてくれないと困ると思っている。
1.警察の取り調べの録画と警察情報の完全公開
2.量刑の見直し(終身刑、服役刑の年数加算など)
3.裁判員の心のケア

相変わらず警察の取調べは不透明性が高い。日本の多くの冤罪事件の元になるのは警察の不当な取調べの結果であると言っても過言ではない。また、量刑まで裁判員に決めさせるには裁判員の審議時間が短すぎる。また、求刑死刑の裁判で裁判員が被告を殺す(死刑にする)事に対する気持をどう落ち着かせるつもりなのか?これが一番の問題である。


4月26日にオリンピックの聖火が長野を走った。
日本に居るのに中国国旗が多く振られるにやはり違和感を感じた。
中国人が中国を愛するのはわかる。分るのだが、中国人以外があまり歓迎しない状況というのは今の中国が色々な意味で大国であるのは分るのだが、人権的な評価はまだまだ低いのかな、と思わざるを得ない。日本では大騒ぎにならなかった様であるが、韓国ではまた大きな騒ぎになったようだ。これはチベット問題以上に北朝鮮の脱北者を北朝鮮に強制送還したことが大きかった様だ。いずれにしても人権問題であることに変わりが無い。


巷では硫化水素による自殺が急増している。
自殺願望のある人にいう事では無いが、非常に迷惑な話だ。硫化水素は確実性があるということから流行しているようだが、巻き添えになる人が出る可能性が高い自殺方法である。自殺するのは勝手だが、他人を巻き添えにする権利は無い。巻き添えにした時点で自殺者は殺人犯にもなる事を考えて欲しい(勿論、それ以前に自殺自体を思い止まって頂く事が大事なのだ。)。

アメリカからの輸入牛肉に特定禁止部位が含まれていたと言う話で、またか、と感じている。アメリカ側は「手違い」と説明しているが、手違いで済む話ではない。この状態で、まだ輸入をするというのはあたしはどうかと思う。システムに問題は無いとか言ってるみたいだが、手違いってのはシステム問題があるから起きるんじゃなかろうか?
本来であれば輸入停止をしてもおかしくは無い。吉野家は相変わらずアメリカの牛肉に拘っているようであるが、他国の牛での新たな挑戦をするほうが良いんじゃないだろうか?


どうやら、政府は暫定税率を30日に衆院可決で復活させる事を決めたようだ。
何が暫定なのかわからない。こんな首相が群馬出身というのが本当に恥かしい。
早く退陣して欲しいものだ。
道路特定財源の一般財源化についても、あたしは疑問だ。結果的にガソリン税が道路以外に使われる事になるのだが、それがガソリン消費に歯止めをかける結果になるというのは完全な間違いだ。本当にガソリンの消費を抑えるのであれば、道路以外の交通網を発達させる方法もあるし、国の主導でエコカーの推進を行うのもひとつの手だと思う。


すいません。とりとめの無い話でした。

えらい!!

2008年04月19日 03時55分06秒 | Weblog
五輪=善光寺が聖火リレーを辞退、チベット問題で (ロイター) - goo ニュース
善光寺が出発地を辞退=「チベット弾圧」理由に-ルート変更へ・長野聖火リレー(時事通信) - goo ニュース
いよいよ4月26日に日本にやってくる。
そんな矢先のこの記事だ。
いいねぇ。これは賞賛しなくてはいけない。
実はこれに先立ってこんな事が行われた。
これを聖火が来る前のガス抜きや、茶番と見た人も居るようだが、あたしは一定の評価をしている。
善光寺で事前にこういうイベントに僧侶が参加していたという事は大きい。何を言われたとしても、やった事自体が大事なのだ。また、善光寺に対して多くの人が請願してくれた事も大きかったと思う。
最近の日本は何かと国際的な問題については相手国の様子をうかがった対応をする事が多い
さて、これで中国はどう反応するか。まぁ、無関心を装うか、教育ママみたいな眼鏡をかけた報道官がヒステリックに分けの判らん声明をほざく程度のものだろう。政治的・経済的な圧力なんぞかけてくれば、恥の上塗りになって、いい面の皮になる。
さすがにスポンサー企業も宣伝車を出すのを止めるようであるし、強気な態度を取る中国政府に取っては若干ではあるが、面子を潰されたんじゃないかな。
日本は再三に渡って、中国の聖火防衛隊を拒否しているようだが、多分入国してくるだろう。
でもあの防衛隊自身がこの聖火リレーを問題視する事になっていると言う事を理解出来ていないというのが、あの聡明なる中国の現状なのだと思う。
さぁ、あと一週間だ。
一応述べておこう。
日本で聖火を勝手に聖火防衛隊に消されません様に・・・
あれこそ中国の恥部だ。
日本で頑張っている華僑が可哀想だ。

聖火の意味

2008年04月08日 00時48分34秒 | Weblog
今、ヨーロッパで聖火リレーが行われている。
ところが人権問題を重視するヨーロッパではこれが大きな騒ぎの種になっている。
原因は例のチベット問題である。
個人的にはスポーツに政治を持ち込むのはどうかな?とも思うが、あえて言わせて頂く。

今回のチベットの問題はあたしが知り得る情報を集めて、
冷静に分析すれば何が問題あるのかは一目瞭然だ。
あたしみたいな少々頭の足りない者にだってその位の事はわかるのだ。
それを聡明な中国の方が判らない筈が無い。

はっきりと言おう、今、チベットで起きている蜂起は中国政府に問題がある。
この蜂起で殺害されたチベット人はどう考えても中国政府の発表した数字が正しいとは思えない。
本当に正しいのであれば、もっと情報を公開出来ても良い筈だ。でも相変わらず一方的な報道のみで、海外のマスコミを敬遠する方向にある。情報管制されている時点でおかしいとは思えないだろうか?
日本も他人事ではない。中国との領土問題は相変わらずだし、すっかり忘れられてしまったが毒入り餃子事件は中国側は中国の食品会社には問題が無かったと言いきった。中国は大国ではあるが国際的にはまだ昔の状態にあると言わざるを得ないんじゃないかな。

良識派と言われる方で、もっと別の方法で訴えれば、と言っているのを聞いたがそれも滑稽な話だと思った。やっぱり効果的な方法としては世界が注目する様なイベントで抗議する事も大事なんじゃないだろうか。

何の話であるかさっぱり判らなくなった・・・

ああ、そうだ。タイトルの事忘れてた。

先ほどスポーツに政治を持ち込むべきではないと言ったが、そもそも聖火リレーというのは確かヒトラーの国策が元だったよなぁ・・・なんだ、オリンピックだって政治が絡んでるんじゃん。