世間ではゴールデンウィークと言われているが、実は今日もあたしは仕事だったりする。
書き込み用に文章を溜めてたのだけど、すっかり草稿どまりになっていたので、今日はちょっと纏めて簡単に書きたいと思う。
光市母子殺害事件の結審について、あたしは考えさせられた。弁護団が被告の荒唐無稽な発言を元に減刑を図ったのは、失敗だったと思う。当然ながら、弁護団は被告の減刑のためであればどんな事でもするのは当然の事なのだが、やはり被害者に対する尊厳を踏みにじる行為と取られてしまっては全く意味が無い。たとえそれが事実だとしてでもだ。
それと同時に、やはりマスコミの影響は凄かったと思う。特に良くも悪しくもテレビ朝日の報道ステーションは凄かった。あまりにも一方的な報道に”報道の中立性”が全く見えなかったというのが感想である(まぁ、メインキャスターに古舘が居る時点で眉唾物ではあるのだが)。まぁ、あれを報道番組と見ないでワイドショーと見ればそれほど気にすることも無いが、”報道”という名前を付けておきながらあの放送なんだから、視聴率稼ぎの番組としか言い様が無い。
誤解しないで欲しいのだが、あたしは今回の判決は妥当だと思っている。個人的には死刑反対論者ではあるが、現在の量刑の無期刑が事実上の無期刑では無い事を考えると、あたしは被告には死刑が相当であるとしか思えないのだ。女性とその子供を殺害し、その上で屍姦するという行為は認められるものではない。勿論被告の精神状態がどうであったかは単純に推し量れないが、これまでの被告証言を確認すると、彼の証言に異常性を感じなかった。
で、来年からは裁判員制度が始まる。あたしも裁判員になる可能性があるが、正直な所、今の状態で裁判員になる事は避けたい。
あたしが問題と思っているのは、
1.裁判員がどれだけの情報を得られるのか分らない。
2.裁判の情報を得てから結審までの時間が短い。
3.裁判員の審議範囲が量刑まで含むという事。
この3点である。
これを解決するには最低でも次の事を国が考えてくれないと困ると思っている。
1.警察の取り調べの録画と警察情報の完全公開
2.量刑の見直し(終身刑、服役刑の年数加算など)
3.裁判員の心のケア
相変わらず警察の取調べは不透明性が高い。日本の多くの冤罪事件の元になるのは警察の不当な取調べの結果であると言っても過言ではない。また、量刑まで裁判員に決めさせるには裁判員の審議時間が短すぎる。また、求刑死刑の裁判で裁判員が被告を殺す(死刑にする)事に対する気持をどう落ち着かせるつもりなのか?これが一番の問題である。
4月26日にオリンピックの聖火が長野を走った。
日本に居るのに中国国旗が多く振られるにやはり違和感を感じた。
中国人が中国を愛するのはわかる。分るのだが、中国人以外があまり歓迎しない状況というのは今の中国が色々な意味で大国であるのは分るのだが、人権的な評価はまだまだ低いのかな、と思わざるを得ない。日本では大騒ぎにならなかった様であるが、韓国ではまた大きな騒ぎになったようだ。これはチベット問題以上に北朝鮮の脱北者を北朝鮮に強制送還したことが大きかった様だ。いずれにしても人権問題であることに変わりが無い。
巷では硫化水素による自殺が急増している。
自殺願望のある人にいう事では無いが、非常に迷惑な話だ。硫化水素は確実性があるということから流行しているようだが、巻き添えになる人が出る可能性が高い自殺方法である。自殺するのは勝手だが、他人を巻き添えにする権利は無い。巻き添えにした時点で自殺者は殺人犯にもなる事を考えて欲しい(勿論、それ以前に自殺自体を思い止まって頂く事が大事なのだ。)。
アメリカからの輸入牛肉に特定禁止部位が含まれていたと言う話で、またか、と感じている。アメリカ側は「手違い」と説明しているが、手違いで済む話ではない。この状態で、まだ輸入をするというのはあたしはどうかと思う。システムに問題は無いとか言ってるみたいだが、手違いってのはシステム問題があるから起きるんじゃなかろうか?
本来であれば輸入停止をしてもおかしくは無い。吉野家は相変わらずアメリカの牛肉に拘っているようであるが、他国の牛での新たな挑戦をするほうが良いんじゃないだろうか?
どうやら、政府は暫定税率を30日に衆院可決で復活させる事を決めたようだ。
何が暫定なのかわからない。こんな首相が群馬出身というのが本当に恥かしい。
早く退陣して欲しいものだ。
道路特定財源の一般財源化についても、あたしは疑問だ。結果的にガソリン税が道路以外に使われる事になるのだが、それがガソリン消費に歯止めをかける結果になるというのは完全な間違いだ。本当にガソリンの消費を抑えるのであれば、道路以外の交通網を発達させる方法もあるし、国の主導でエコカーの推進を行うのもひとつの手だと思う。
すいません。とりとめの無い話でした。
書き込み用に文章を溜めてたのだけど、すっかり草稿どまりになっていたので、今日はちょっと纏めて簡単に書きたいと思う。
光市母子殺害事件の結審について、あたしは考えさせられた。弁護団が被告の荒唐無稽な発言を元に減刑を図ったのは、失敗だったと思う。当然ながら、弁護団は被告の減刑のためであればどんな事でもするのは当然の事なのだが、やはり被害者に対する尊厳を踏みにじる行為と取られてしまっては全く意味が無い。たとえそれが事実だとしてでもだ。
それと同時に、やはりマスコミの影響は凄かったと思う。特に良くも悪しくもテレビ朝日の報道ステーションは凄かった。あまりにも一方的な報道に”報道の中立性”が全く見えなかったというのが感想である(まぁ、メインキャスターに古舘が居る時点で眉唾物ではあるのだが)。まぁ、あれを報道番組と見ないでワイドショーと見ればそれほど気にすることも無いが、”報道”という名前を付けておきながらあの放送なんだから、視聴率稼ぎの番組としか言い様が無い。
誤解しないで欲しいのだが、あたしは今回の判決は妥当だと思っている。個人的には死刑反対論者ではあるが、現在の量刑の無期刑が事実上の無期刑では無い事を考えると、あたしは被告には死刑が相当であるとしか思えないのだ。女性とその子供を殺害し、その上で屍姦するという行為は認められるものではない。勿論被告の精神状態がどうであったかは単純に推し量れないが、これまでの被告証言を確認すると、彼の証言に異常性を感じなかった。
で、来年からは裁判員制度が始まる。あたしも裁判員になる可能性があるが、正直な所、今の状態で裁判員になる事は避けたい。
あたしが問題と思っているのは、
1.裁判員がどれだけの情報を得られるのか分らない。
2.裁判の情報を得てから結審までの時間が短い。
3.裁判員の審議範囲が量刑まで含むという事。
この3点である。
これを解決するには最低でも次の事を国が考えてくれないと困ると思っている。
1.警察の取り調べの録画と警察情報の完全公開
2.量刑の見直し(終身刑、服役刑の年数加算など)
3.裁判員の心のケア
相変わらず警察の取調べは不透明性が高い。日本の多くの冤罪事件の元になるのは警察の不当な取調べの結果であると言っても過言ではない。また、量刑まで裁判員に決めさせるには裁判員の審議時間が短すぎる。また、求刑死刑の裁判で裁判員が被告を殺す(死刑にする)事に対する気持をどう落ち着かせるつもりなのか?これが一番の問題である。
4月26日にオリンピックの聖火が長野を走った。
日本に居るのに中国国旗が多く振られるにやはり違和感を感じた。
中国人が中国を愛するのはわかる。分るのだが、中国人以外があまり歓迎しない状況というのは今の中国が色々な意味で大国であるのは分るのだが、人権的な評価はまだまだ低いのかな、と思わざるを得ない。日本では大騒ぎにならなかった様であるが、韓国ではまた大きな騒ぎになったようだ。これはチベット問題以上に北朝鮮の脱北者を北朝鮮に強制送還したことが大きかった様だ。いずれにしても人権問題であることに変わりが無い。
巷では硫化水素による自殺が急増している。
自殺願望のある人にいう事では無いが、非常に迷惑な話だ。硫化水素は確実性があるということから流行しているようだが、巻き添えになる人が出る可能性が高い自殺方法である。自殺するのは勝手だが、他人を巻き添えにする権利は無い。巻き添えにした時点で自殺者は殺人犯にもなる事を考えて欲しい(勿論、それ以前に自殺自体を思い止まって頂く事が大事なのだ。)。
アメリカからの輸入牛肉に特定禁止部位が含まれていたと言う話で、またか、と感じている。アメリカ側は「手違い」と説明しているが、手違いで済む話ではない。この状態で、まだ輸入をするというのはあたしはどうかと思う。システムに問題は無いとか言ってるみたいだが、手違いってのはシステム問題があるから起きるんじゃなかろうか?
本来であれば輸入停止をしてもおかしくは無い。吉野家は相変わらずアメリカの牛肉に拘っているようであるが、他国の牛での新たな挑戦をするほうが良いんじゃないだろうか?
どうやら、政府は暫定税率を30日に衆院可決で復活させる事を決めたようだ。
何が暫定なのかわからない。こんな首相が群馬出身というのが本当に恥かしい。
早く退陣して欲しいものだ。
道路特定財源の一般財源化についても、あたしは疑問だ。結果的にガソリン税が道路以外に使われる事になるのだが、それがガソリン消費に歯止めをかける結果になるというのは完全な間違いだ。本当にガソリンの消費を抑えるのであれば、道路以外の交通網を発達させる方法もあるし、国の主導でエコカーの推進を行うのもひとつの手だと思う。
すいません。とりとめの無い話でした。