奥州亭三景の言いたい放題

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偉そうに歴史教育について

2010年08月10日 22時53分34秒 | Weblog
さて、昨日は歴史教育についてあたしの意見をちょこっとだけ書かせて頂きました。
今日は後編ね。
歴史教育ってのは昔から語る必要性が全く無いって所までは昨日の話。
もうひとつあるっていうのは、やたらと風化させたがっている日本軍の記憶です。
どうも悪いイメージしか出てこないんだよね。
中国侵略、朝鮮併合、東南アジア侵出、特攻、玉砕、沖縄戦・・・
悪いイメージは沢山出てくるのだけどね。
ではこういうのはどうだろう?
今村均将軍のインドネシア軍政の成功とラバウル島の堅守
木村昌福少将のキスカ島撤退成功
こういう話を知っている人はどのくらい居るんだろう?
実はこうした良いイメージはあまり知られていないのが現実だったりする訳です。
戦争って言うのは負けるという事がいけないと思っている人が多いんじゃないかな?
それは大きな誤解で、戦争行為そのものがいけない事ではないんでしょうか?
例えば、アメリカ国民は日本に原子爆弾を投下した事を肯定するする人が未だに60%以上いるのだけど、
これは戦争で一番してはいけないと言われている民間人の虐殺行為ではないんでしょうか?
東京大空襲だってあれは明らかな民間人の虐殺行為なんだけどね。
こういうこともすべて本当は知るべきなんだろうね。
確かに日本はアジアに広く侵出して覇権を目指したのかもしれない。それは確かにいけなかった。
でも、それ以前は殆どが欧米各国の植民地であったという事を忘れてはいけない。
こういう事も含めて理解しないといけないんだよね。
そしてこれが一番大事

戦争を体験していないあたしたちが、体験者の話を受け継いで後世の人に伝える事。

これについては色々な試みがされているみたいですね。
広島では高校生が被爆者の依頼で当時を再現した絵を描いていたり、沖縄では沖縄戦を伝える語り部に戦後生まれの方がいらっしゃるそうだ(この方は多くの体験者の体験を聞いて、それを語っている)。
あたしも貢献出来る様に努力しなくてはいけないですね。


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