今日の昼時、会社の同僚に娘の文化祭のことを話していて、自分たちの高校時代の文化祭の話になりました。私の場合は、田舎の男子校だったので、文化祭といってもまったく華がなかったです。やっている方は男ばかりでむさ苦しく、来る方は女子高生ばかりで、何とも変な感じでした。
話は横に逸れますが、大学に入って東京に出てきてびっくりしたのは駅で見かける高校生たちが革靴を履いていたことです。私たち田舎の高校生はみんな自転車通学で、誰も革靴なんて洒落たものは履いていませんでした。また、一人暮らしを始めたアパートから駅へ向かっていると、高校生くらいの若者が私服でたくさん歩いていて、「朝から学校をさぼって何プラプラしているんだ
」と思いましたが、それが制服がない近くの都立高校の生徒だと気づくのに、ひと月くらいかかりました
。更に話が遡ると、中学時代は男子は野球部じゃなくてもみんな坊主でした。ですから、高校の卒業アルバムの入学式シーンは、みんな何週間か一生懸命伸ばしたけども、残念!という程度の生え具合で、まさに雛鳥のようでした
。制服がないなんてことに思いが至らず、全員坊主にも疑問を感じなかったというように、本当に田舎者で、のん気なものでした。
そんな話でひとしきり盛り上がって、職場に戻ると、何とも奇遇なことに、私のちょうど真後ろの席に、私の出身高校の後輩がいます。後輩といっても、年は15歳も違うので、まったく世代は違います。中学生の坊主頭はいつからか姿を消したのは気づいていましたが、いつからか確認するために、その後輩に聞いてみました。
すると、15歳下の彼が中学に入学する年から坊主頭は廃止になったのだそうです。それでも平成になっても坊主が続いていたことになります。当時は何の疑問も感じませんでしたが、今考えると、結構すごいですね。それと、今だってみんな自転車通学をしているのでしょうから、革靴なんて履いていないだろうと思って聞いてみると、「いえ、普通にローファーを履いていました」との返事です。
つくづく世代の違いを感じます。ちなみに、自転車通学の中学生はヘルメット着用は、変わっていないようでした。というか、東京では中学生の自転車通学がないので驚かれますが、中学生が自転車通学でヘルメットを被るのは安全のための常識です。東京の端くれの八王子でも、高尾山よりもっと先から通ってくる中学生は自転車通学ですが、しっかりヘルメットを着用しています。これは世代の差は関係ありません。お後がよろしいようで…。
今日のジョグ
帰宅時はポツポツ程度でしたが、台風接近を控え、当然お休み。