イチローの11年連続の200安打がかなり難しくなっています。打率も.270台とこちらも11年連続の3割は絶望的です。
いまだに20代のような体形を保つイチローも、今年38歳です。瞬発力の衰えによる内野安打減がその原因として指摘されたりしています。しかし、今年も既に40盗塁を決めているように、走力自体は問題はないのだと思います。
もう一つの原因として言われているのが、動体視力の衰えですが、非常にハイレベルな舞台でギリギリの戦いをしているイチローにとっては、あり得ることではないかと思わされます。これまで引退してきた幾多の名選手たちも、目からくるということはよく言っています。
もちろん、本当のところは分かりません。来年、また復活するかもしれません。しかし、本当に加齢による衰えが原因だとるすると、今後はなかなか難しいですね。楽天・山崎選手のように、ベテラン選手の典型的な生き残り戦略は、体力の衰えを「読み」でカバーするというものですが、バリバリのアスリートとしてここまで戦ってきたイチローがそういう転身が出来るとはなかなか思えません。
日本球界も低反発球になった今年、下駄をはいていた実力がすっかりそぎ落ちました。スラッガーと言えるのは西武・中村選手だけという状況です。そういう点では、日本選手の一つの理想形ですから、まだまだがんばってほしいですね。がんばれ、イチロー。
今日のジョグ
無理せずお休み。