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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

苦しい時こそ笑え!

2010年01月04日 22時35分10秒 | 指導・育成のうんちく

多くの会社で仕事始めの今日、日経新聞1面コラムで『状況が厳しいのは誰でも分かっており、トップの訓示で経営状況は厳しい、奮励努力せよ、といった悲観論や命令口調は一番嫌われる逆風の中で希望を語れるかがリーダーとしての見識の見せどころだ。あるサッカー監督は失敗に委縮せず前に進むように、選手に「ミスしたときこそ笑え、苦しいときほど上を向け」と指導したという』とありました。

 

まさにその通りです。今日、私が勤める会社の訓示でもこのコラムを引き合いに出して、自戒していましたが、希望を語ってくれたかというとそこまではいかなかったかもしれません。ただ、自戒できるだけでも御の字で、現実に厳しい現実を直視しつつ、視界不良の中で進むべき道、希望を語るのはなかなか難しいことですね。何の根拠もないまま希望ばかり語っても、それはただの現実逃避、希望的観測、甘い見込みにすぎないからです

 

危機管理の専門家・佐々淳行氏が著書のなかで、重要警備などの際の要諦として、「悲観的に計画し、楽観的に行動せよ」という言葉あります。不測の事態なども想定し、慎重のうえにも慎重に計画するものの、行動する際は心配しすぎて委縮したり、判断の遅れがないように楽観的に、大胆に行動するようにとの意です。上記に通じる言葉ですね。

 

そして、「苦しい時こそ笑え」というのは昨年甲子園を沸かせた花巻東のスタイルでもありましたね。とってつけたものではなく、本当に終盤の厳しい局面で普通なら下を向く状況で、本当に全員が笑顔だったことが強く印象に残っています。わが散ドラも苦しい局面ばかりですが、ともすれば、父母など大人の方が絶叫調、悲鳴調になってしまい、とても部員が笑って、力を抜ける雰囲気ではなくなることがありますね。もちろん、命令調で激を飛ばす企業トップとは違い、部員たちを思えばこそですが、やはり「苦しい時、ミスをした時こそ笑え」という雰囲気づくりをするのも、大人の役割ですね!反省!!

 

今日のジョグ

 5km  24分22秒