箱根駅伝は東洋大が連覇しました!初優勝からの連覇は史上初めてだとか。今年の大会も、山登りの怪物・柏原竜二(2年)のための大会であったことは間違いありませんが、10区もあるわけですから、やはり総合力があったということでしょうね。9区を走った4年生工藤選手の言葉が紹介されていましたが、曰く「自分たち(4年生)は記録では後輩たちにかなわない。どうやってチームをリードすればいいか考えた結果、練習に取り組む姿勢でチームを引っ張ることにした」そうです。やはり、怪物一人だけで勝つことは出来ず、一人ひとりが己の役割を自覚し、責任を果たしてこその勝利でしょう。それはまた、就任一年目の33歳の酒井監督の方針でもあったようで、ぎりぎりまでレギュラーは固定せず、常に全員が競い合う状況を作ったそうです。
また、中継の合間の箱根駅伝今昔物語で、出征して亡くなった往年の箱根駅伝ランナーの逸話がありましたが、その弟さんが兄の言葉を思い出し、62歳から走り始め、100kmのウルトラマラソンを走るまでになり、82歳の現在でも走っているそうです。弟さんなりに理解したお兄さんの言葉とは「苦しいことを先にやれ!そうすれば、楽が後からたくさん返ってくる」というものだそうです。どこかの大学の監督も「苦しくなってからが本当の勝負だ」と言っていました。ちょっと前にも書きましたが、これが走る理由なのでしょうね。どんな才能あるランナーだって、その力の極限を出して走れば苦しいに決まっています。どれだけ苦しい思いをしたかで、その後の成長が決まってくるのでしょう。それは野球や他のスポーツにも言えることです。そして、誰かに言われてではなく、いかに早く自分でそれに気づけるかどうかが大切です!(気づいてほしいのが身近にもいるんだけどなぁ…)
こういう一流の選手がしのぎを削る大会を見ると、いろいろ触発されるものがあります。散ドラ諸君も、野球に限らず、スポーツ観戦をすると勉強になると思うよ!
今日のジョグ
箱根駅伝に触発されたわけではありませんが、1区間分くらい走りました。ただし、タイムは倍かかっています。一体どういう足をしているんでしょうね、彼らは?
19.4km 1時間50分40秒