プロ野球の新コミッショナーが元駐米大使の加藤良三氏に決定しました。コミッショナーには、これまでも結構な大物が就任し、球界のトップのようなイメージがありますが、実際にはオーナー会議が意思決定機関です。ですから、コミッショナーも名誉職だったのが実態です。しかし、利害関係者であるオーナー会議が意思決定機関というのは、泥棒が警察官をやっていると言ったら言い過ぎかもしれませんが、被告と原告が裁判官をしているようなもので、まともな判決が出るはずもありません。ここ数年の球界をめぐるドタバタを見ていると、特にそれが顕著でした。
駐米大使というのは、数ある外交官ポストの中でももっとも重要なポストであることは言うまでもありませんし、加藤氏は実力大使と言われた人です。しかも、今日の新聞記事のコメントを見ると、野球に対して一方ならぬ思いを持ち「野球に恩返しがしたい」との抱負を語っています。しかも、ここ数年の野球界のドタバタや人気低迷を受け、さしもの球界もコミッショナー権限を強化する動きになっているとか。是非とも、球界の改革に力を発揮してほしいと思います。
とはいえ、オーナーたちをコントロールするのは一筋縄ではいかないと思います。コミッショナーだけではなく、それを補佐する強力な人がほしいところです。世論を味方につけるなら、星野仙一や古田敦也などが右腕になると良いのですけどね。いずれにしても、ファンが本当に楽しくなるような球界になれば、自然とレベルもアップしますし、人気も復活するでしょう。オーナーたちも小さな自分たちの利害ではなく、ファンという顧客視点に立つことが最終的な利益につながるということをそろそろ理解した方がいいと思います。
いずれにしても、加藤コミッショナーの手腕に乞うご期待です。
駐米大使というのは、数ある外交官ポストの中でももっとも重要なポストであることは言うまでもありませんし、加藤氏は実力大使と言われた人です。しかも、今日の新聞記事のコメントを見ると、野球に対して一方ならぬ思いを持ち「野球に恩返しがしたい」との抱負を語っています。しかも、ここ数年の野球界のドタバタや人気低迷を受け、さしもの球界もコミッショナー権限を強化する動きになっているとか。是非とも、球界の改革に力を発揮してほしいと思います。
とはいえ、オーナーたちをコントロールするのは一筋縄ではいかないと思います。コミッショナーだけではなく、それを補佐する強力な人がほしいところです。世論を味方につけるなら、星野仙一や古田敦也などが右腕になると良いのですけどね。いずれにしても、ファンが本当に楽しくなるような球界になれば、自然とレベルもアップしますし、人気も復活するでしょう。オーナーたちも小さな自分たちの利害ではなく、ファンという顧客視点に立つことが最終的な利益につながるということをそろそろ理解した方がいいと思います。
いずれにしても、加藤コミッショナーの手腕に乞うご期待です。