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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

スピーディーなプレー

2008年06月04日 21時22分13秒 | プロ野球・高校野球
以前も、人気低迷のプロ野球はちんたらプレーせず、一つひとつのプレーに必死になれというようなことを書きましたが、遅まきながら、そういう改革に乗り出しているようです。今年から、攻守交代時や投手交代時の目標時間が決められ、スコアボードにその時間が表示されるとのことです。新聞のコラムで初めて知りました。そのコラムを読むと、選手たちも「自分が試合を遅らせていると思われたくない」という意識があるようで、攻守交代などは短縮につながっているとのことでした。しかし、試合を観に行っても、そういう表示に気づきませんでしたし、こうした取り組みが広く告知されているとも思えません。本気でこうした取り組みを定着させようと思えば、もっと広くファンに知らしめて、もっと強く選手に意識させる方が良いと思います。
 
メジャーリーグの伝統球団は、ファン・マスコミが熱狂的かつ辛辣だとよく言われますが。こうしたファンやマスコミの「視線」がチームや選手を鍛えているのだと思います。その点、日本のマスコミは甘いというか、身内だからダメですよね。特に、ジャイアンツは名実ともに身内ですから、批判がないどころか、まったくなっていないチーム作りにも大きく加担しているわけですから、批判できるはずもありません。そういう風に責任の一端を担いながら、視聴率が取れなくなると、ばっさり放送を切って捨てるなど、身勝手もいいところです。ジャイアンツのようにマスコミが親会社でなくても、総じて日本のマスコミは甘いように思います。冷静に第三者的な視点で評価するというというよりも、いかに球団・選手と良い関係を築き、そこから得られる情報だけに頼っているからでしょう。マスコミにも自立してほしいものです。
 
ファンもチームを愛するのは結構ですし、生卵を投げつけたりするのはもってのほかですが、子育てや少年野球の指導と同じで、いいプレーには拍手を気の抜けたプレーには喝を入れることが大切ですよね。甘やかすだけでは、子どもも選手も育ちません。
 
そういう意味でも、今回の攻守交代・投手時間の表示などは、もっと大々的に取り上げてファンに知らせるべきでしょうね。ファンが意識するようになれば、選手も意識せざえるを得ませんし、こうした取り組みが定着すれば、時間だけでなく、もっと別なものを意識させることにもつながっていくのではないでしょうか。