前回、日立の鉄道事業が海外に進出した話を書きましたが、もう少し続きを書きます。
去る2月にはイタリアの大手メーカーがもつ、信号事業と車両事業を日本円で2500億円で買収する事を発表しました。
これによって車両だけでなく、運行管理システム等を一体で売り込む態勢が整うことになり、日立の鉄道事業の売上はこれまでの倍以上に!!
一気に拡大する(4000億円規模まで)見通しとか言われています。
更に日立は3月には高速鉄道だけでなく、スコットランド(マッサンのウィスキーの里)で運行される通勤などで使われている車輛234輛の製造を受注する等、事業の幅も広げています。(わぁあお!)
世界の鉄道市場では、8000億円から1兆円規模の売り上げを誇るカナダのボンバルディア、フランスのアルストム、ドイツのシーメンスがビッグ3と呼ばれ、圧倒的なシェアを持っていますが、日立としてはイギリスでの事業拡大や、イタリアでの買収を足掛かりに受注拡大を目指す方針とか・・・
日立は老朽化したイギリスの車両を更新する事業で、受注した866車輛の内、高速鉄道の76両を日本で製造し、残りを現在イギリス国内に建設中の工場で生産する計画です。
日本の技術が鉄道の発祥の地イギリスでどこまで広がるか注目されます。
日立レールヨーロッパのアンディバーCOO(最高業務執行責任者)は『これは、日立にとっての非常に重要な一歩だ。私達日本は新幹線などの製造で、強みを持っており、今後グローバルプレーヤーとして、成長していきたい。』と話されていました。
“頑張れ日本”“頑張る日本”感動しますね!
ついでに株価も上がれ!!!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます