サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

ノーベル文学賞はスヴェトラーナ・アレクシェービッチさんに!

2015年10月10日 | お知らせ
ベラルーシ出身の作家・ジャーナリスト スヴェトラーナ・アレクシェービッチさんがノーベル文学賞を受賞しました。
ベラルーシ出身の彼女は「ボタン穴から見た戦争」や「戦争は女の顔をしていない」など 戦争体験者(女性や子供)に
取材したものや アフガン戦争からの帰還兵から聞き書きを元にしたものなどなかなか大きな声をあげられない社会的弱者の視点から
戦争や事故の事実を伝える仕事をしてきました。

チェルノブイリの犠牲者に取材した「チェルノブイリの祈り」(岩波現代文庫)もそのうちの一冊です。
1986年4月のあの事故からまもなく30年、あの事故に遭遇してしまった人たちのインタビュー
をつづったこの本は事故後10年を経てまとめられ、当事者の人たちが話すことを許されなかったこと、
つらくて話せなかったことを伝えています。

アレクシェービッチさんは2003年に来日され 各地で講演会を開かれました。
2003年10月には名古屋でも講演されています。ロシア語講座の山崎タチアナ先生
はこの時彼女の通訳・お世話係を務められたとのことです。

ロシア語特別講座参加者の方から

2015年10月10日 | ロシア語特別講座
今回の特別講座に参加されたShigeさんから 感想文をいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、日本ユーラシア協会愛知県連主催の〝ロシア語特別講座〝にロシア語力の向上の
ため5回連続参加している。ロシア語特別講座には、①朗読大会、②特別公演、③特別授業を
有し、各々非常に興味のある授業である。①については聴者に分り易い発音、イント
ネーションを心掛け朗読しなければならず、ロシア語力向上に欠かせない又、朗読大会前の
講師の方々の指導も、優しく丁寧であり非常に分り易い。②については、ロシア語の勉強だけ
でなく、ロシアや近隣諸国の文化を学ぶことにより、幅広い知識を得ることが出来る。
③については、私が勉強してきた文法力の浅はかさ、間違いに気付かされ、文法の勉強方法を
考えさせられる。
①から③を受講し、私自身のロシア語力が5年前より数段向上しており、今後も時間が許せば、
ロシア語特別講座に積極的に参加していきたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー