おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

”けんた”という犬

2013年06月11日 | ピアノ
昨日は、dodoさんに「禁酒してます!」なんて、コメント書いちゃいましたが、今日は早速、解禁してしまいました!~というのも…それは、夕べの夢のせいなんです…

夢のせいにするのもアレですが~ともかく、夢というのが、現実的でもあり非現実的でもあり、我ながら笑っちゃいました。
夢の中は、すでにコンサート当日。まさに、自分の出番まで秒読み、衣装も整い、本番までの緊張の一瞬…とそのとき…
「あれ?ない!………」
なんと、ハンカチを忘れたのだ!!
どうしよう、この長い曲の中で、汗をぬぐうためのハンカチがなければ、いったいどうなってしまうのだろう。顔から滝のような汗が流れ、手も汗だらけ…きゃ~!どうしよう…どうしよう…
そのとき、近くにいたどなたかが「はい、これどうぞ!」ハンカチを貸してくださったのだ、が…
そのハンカチは……すでに汚れていた…なんていうか、薄く色あせてたくさん使われた後の様によれていた…「これじゃ、使えない!」でも、せっかく貸してくださったのだから、お断りもできない、えぇ~どうしょう!!!!!!

そんなんで夢は終わっていた。

舞台の前になると、必ず現れる光景が、高校時代の試験の様子。
私の頃は、まだ附属高校はお茶の水にあり、301号室という少し大きめのところが、雨の日の体育の授業にも使われ、また学内演奏、卒演、そして年2回の試験もそこで行われていた。
その試験は、こんなに〇〇年たっても夢に出るくらいだから、相当なプレッシャーだったのだろう。自分の順番になると、合図もなくドアを開け、10人くらいの審査員の先生方の前でおじぎをし、弾き始める。もちろん拍手はない…ちょっとミスすると、紙をゴソゴソする音やざわつき、自分にがっかりする気持ちと闘いながら最後まで弾く。終わっておじぎをしても、目を合わせてくれる先生は数人。あとは、事務的な空気が流れるだけ…
今思うと、いくら試験だからといって、もっと音楽を審査するのだから、楽しいリラックスした雰囲気でも良かったのでは?と思うが…

そうそう、話を戻すと~
しばらくピアノから遠ざかって「いけないなぁ~」と思っている時や、舞台前になって焦りだすと決まって出てくるのが、この301号室。自分の出番になっても全然弾く曲がみつからない、楽譜さえない、どうしよう~それだ!

しかし、夕べの夢は、新しいバージョン。
衣装が汚れているならともかく、ハンカチときたかぁ~と、我ながらユニークだとは思ったが、まだ本番まで1ヶ月以上あるし、ここはいっきに解禁!とストレスの開放をした。

で、本題の「けんたという犬」だが、別にどうでも良い話…
アルコールが入ると、ときおり思い出すけんたという犬。

私が茨城に引っ越してきて間もない頃、古河駅ビルにケンタッキーがまだあった。
その頃、30分か1時間に1本しかない南茂呂行きのバスを待つために、いつもケンタッキーで本を読んだり宿題をして時間つぶしをしていた。
そして、いつもいつも、ケンタッキーを出ると、同じ犬に出会った。白黒のぶちで、中型犬のようだった。それが、本当にいつもいるので、「きっと私を待っててくれてるのかなぁ~」となんだかかわいそうに思って、ある時、「よし、私が拾って育ててあげよう!」と意を決した。が、小犬ならともかく、もう大きい。それに、バスに乗って持ち帰るには、相当の勇気がいる。
運よく、大きめのダンボールを見つけ、成犬のその犬を押し込むようにして入れ(犬もきっと迷惑だったかもしれない)、南茂呂行きのバスに乗った。今思えば、その犬はケンタッキーでみんなから骨をもらえるから、居座っていただけだったのかもしれないのに、妙に勝手に「縁」を感じてしまった。
バスに揺られて20分。その間、運転手さんはどう思ったのだろう…幸いにもお客さんはその頃も少なかったので(その後、あまりに乗客が少ないので廃止された)、人目を気にすることはなく無事に家まで着き、それから数年間、ケンタッキーで拾った「けんた」は我が家の一員になった。。。。。。。
ただ、残念なことに、数年後、いつの間にか姿をくらませた。だから、今になっても思い出すのかもしれない。

けんたがいなくなってからは、次々に猫の歴史が始まる。。。

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