おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

コンサートまで…

2008年10月04日 | Weblog
いよいよ…もう10日後には泣いても笑っても、コンサートは終わっている…
今回のプログラムは、やや1曲づつが長いので中・高生以上の方でないと~と思っていたけど、何人か小学生の方達も来られることになり、嬉しいような、恥ずかしいような~
でも、文学館って音響設計はされていないから響きはよくないし、舞台がないフラットな床だから後ろの方の人は見えにくい難点もある。
ピアノを真ん中に出して、椅子を周りに並べようかな~なんて一瞬考えたんだけど、でもそのせいでまたひどく緊張しても困るし…

だいたい、私は何を隠そう…物凄く緊張するタイプです
自分でもこれは中学生の頃から変わらないから、もうこの緊張型には付き合っていくしかないんだなと諦めてはいるのですが…

そういえば~夕方のNさんは、昔ギターを習っていたそうですが、その先生のリサイタルでハプリングが…
先生が演奏中、突然「ごめんなさい!暗譜忘れました!」と言って、舞台の袖に隠れて楽譜を取りに行かれたそうです
それを聞いた私は、さもありなん!と妙に親しみを感じてしまいました。
実は、数年前、文京シビックセンターでの「スクリャビンの夕べ」に出演した時、ぎりぎりの時間まで恩師と語らっていたため、本番数分前のリハーサルで……やってしまったのです……そのギターの先生と同じことを…
その時は、「白ミサ」を弾いていたんだけど、ついでにカメラマンも前に行ったり後ろに来たりしながら撮影してたもんで、何となくあせりながら弾いているうちに、頭が真っ白に…で、思い出そうとしても全然つながらないから、カメラの人に「すみません!楽譜取りに行きます!」と宣言して、慌てるカメラマンを置いて、楽屋裏まで直行
なんと、その模様はモニターを通じて、もちろんその恩師の部屋にも流れていたらしく、私の頭が真っ白になる以上に、先生のお顔が真っ白になられていたようでもありました
ただ、リハーサルで大失敗をしたおかげで、その箇所を気をつけられたからか、本番は実に上手くいったのでしたが、心の中では、弾きながらいつでも逃げ帰れる用意をしていたり…今でも、振り返ると恐ろしい思い出です

だから、舞台で止まったり弾きなおさないでね~といつも言う私ですが、実際は…人間ですもん!どうなるかはわかりません…お楽しみです(いえ、お悲しみです
どうせなら、悲惨になったら、「返金箱」というのを設置して、そこから皆さんに帰りのおみやげを兼ねて、持っていってもらおうかしら…なんて考えたり…

あぁ~もう来週は、きっと、書き込みしません。
でも、みなさん、心配しないでねたぶん…こんな感じでいますから~

コメント (5)
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