飯尾さんにとって思い出がそんなにない新宿区落合。
1軒目は閑静な住宅街・西落合にある「喫茶 パレット」。
マンションの1階に位置。
赤い店舗テントが目印。
平日のみの営業ですが、黒板のメニューを見ても安いですね~。
30種類のパスタって全制覇したくなりますね~(*’ー’*)
店内は白が基調で、懐かしさを感じる落ち着く内装。
夫桂一さんの実家を40年前にマンションに建て替えて、
その一室を改装して喫茶店を開業したそうです。
店主は京子さんと、娘の弥生さん。
京子さんは元々栄養士さんだったのです。
でも、開業したする前は専業主婦で、喫茶店に入ったこともなく、
コーヒーを淹れたこともなかった。
その京子さんがなぜ喫茶店を開業することになったのでしょう。
桂一さんが喫茶店をやりたかったのかな?
何もわからないまま一からのスタート。
食器や業務用の鍋を揃えてくれる方と巡り合い、
その方に川越の「パレット」という店に連れていかれて
修行しました。
弥生さんがよく食べたのはナポリタン。
京子さんのお薦めは内藤とうがらしを使ったアラビアータ。
ナポリタンのソースを使っているので、
ナポリタンを食べた気にもなるそうです。
そしてピラフも食べたいという飯尾さんに対し、
エビピラフを薦める京子さん。
飲み物は川越の「パレット」で教わったブレンドコーヒー。
まずブレンドコーヒー。スプーンが可愛い。
「習ってよかったですね。おいしいですよ。飲みやすい。
ソフトにふわ~っと入っていく感じ」
ミカド珈琲の豆を使用。
「どの場面でも合うコーヒーですね。食前でも食後でも。おいしい」
弥生さんとのお喋りタイムで、
飯尾さんは「ストレス発散が料理なんですよ」。
アラビアータとエビピラフが同時に出てきました。
サラダはどっちに付いてるのかな?
アラビアータは見た目がナポリタン風。内藤とうがらしを一本使用。
「おいしい。ああっ、来ますね。ピリピリ。これおいしい。
トマトをどうすればこんなね。いろんな味が入って来て。
これで白飯食えるぐらい(※元々ナポリタンで白飯を食べられる飯尾さん)。
大人のナポリタンみたいなね。おいしい」
エビピラフは、
「炊き立てのご飯みたいにツヤツヤじゃないですか。おいしい。
バターの風味ですか?なんでこのピラフ、旨味っていうか出てるんですか?
キレイだもんね盛り付けも。本当に」
40年前に揃えてもらったフランス製の緑のグラスも見せてもらいます。
白い皿と合いますね~。
2軒目はにぎやかな商店街・中落合にある「コーヒーショップ 舘」。
メニューを見ると、洋食屋さんですねえ。
階段を上がって店内へ。2時間制という張り紙が。
テーブルと椅子が横並び。
掛け時計を見ると、午後4時44分ですかね。
店主は誠さんと、妻の澄江さん。
誠さんは大阪出身なのですが、
現店舗の向かいにあった「舘」という喫茶店で約20年勤めて、
亡くなったオーナーの意思を継ぐ形で今の店を開業。
誠さんは大阪のスクールメイツ第一期生。
スクールメイツとは芸能グループで、歌手を目指して上京。
澄江さんは副業で旧「舘」で働いていて、誠さんと結婚。
食事メニューを見て迷う飯尾さん。
誠さんのお薦めはマカロニ・グラタン。
そして、誠さんの故郷の味ミックスジュース。
さらにトラジャーというホットコーヒーも注文。
まずトラジャーの登場。
私事ですが、頂いて10年以上使っていなかったティーカップに
似ているなあ( >o<)~ノ☆
「おいしい。香りがどんどん強くなっていく。後味がいいですね」
トラジャーはインドネシア原産のコーヒー。
グラタンに合うと思って薦めたのだそうです。
でも、誠さんも澄江さんもブレンドが一番好きということで、
「ブレンドが飲みたかったな」と飯尾さん。
マカロニ・グラタンの登場。
「いい焦げ目ですね。焼き目。おいしそうですね。コレは」
同時に到着したミックスジュースからいきます。
「とろんとしてるわ。何が入ってるんだろう。うまい」
使っている果物を当てようとする飯尾さん。
「バナナ、ミカン」あとパインと桃。
牛乳は入っていないそうです。
マカロニ・グラタンはボリューム感があって、食べ応えありそうですね。
「この焼き目見てくださいよ。理想の焼き目じゃないですか」
熱々を口に入れます。
「ほお~~~。このチーズの焼き目の香ばしさ。おいしいわ。
ホワイトソースがクリーミーで」
手作りホワイトソースです。
「コーンのプチプチ感も。おいしい」
こうなると、ロールキャベツもハンバーグも、
チキンソテーも気になります。
ちなみにマカロニ・グラタンは、お店の看板商品で、
お客さんがよく頼むそうです。