刑務所の塀の上を歩いていたホリエモン、バランスを崩しつつも持ちこたえることが出来るかどうか注目していたのですが、昨夜とうとう内側に落ちてしまった…。
時にホリエモン33歳、また同時に逮捕されたのは財務担当取締役の宮内亮治(38)、「ライブドアマーケティング」社長を兼ねる取締役の岡本文人(38)、「ライブドアファイナンス」社長を兼ねる執行役の中村長也(38)の4人。年齢も全員が30代であり、時代の寵児そしてIT業界の風雲児ともてはやされてきたわけですが、私にはこれは昭和60年の“とある事件”と重なって見えるのです。
その“とある事件”とは忘れもしない「豊田商事事件」と「投資ジャーナル事件」。
この両者に共通しているのが2点あるのですが、まず1点目は「豊田商事」の永野一男会長(当時32歳)、そして「投資ジャーナル」会長の中江滋樹(当時31歳)と二人とも30代であったという点。
そしてもう一点は「詐欺」行為!
豊田商事は老人に虎の子の金を捻出させて純金購入をさせるものの、実際はその資金で純金を購入する訳ではなく購入した老人には「ファミリー契約証券」を渡すだけで永野会長らは私服を肥やしていた。こうした手口で老人を中心に約5万人から、2000億円を巻き上げていた。
一方投資ジャーナルグループは無免許で株式を売買し「絶対に儲かる」「値上がり中の株を安く分譲する」と言葉巧みに話を持ちかけ7684人の客から総額580億円を騙し取っていた。
特に投資ジャーナルの中江は「兜町の風雲児」とも言われていたのである。
今回の当事者のホリエモンも30代であり、この2つの事件とも共通項があるのです。当時の新聞は30代が起こした事件として大々的に報道しておりました。
歴史は繰り返すといいますが、やはり若さゆえの暴走があったのでしょう。特に労せずして大金を掴んだことが過信に繋がったことは否めないのではないだろうか?そんな気がします。
またホリエモンは東大中退してまで会社を設立したわけですが、その時は大志を抱いていたはずであり、まさか今日の転落は予想だにしなかったでしょう。しかしどこで歯車が狂ってきたのか実体は虚業での錬金術を身につけたがために、本来の実業の経営とはかけ離れたものになってしまったのではないでしょうか。そして我々はその「虚像」を見ていたのです。当然その「虚像」を作り上げたマスコミにも責任はあると思われます。
ただ彼はまだ若い!まだやり直しが可能だと思います。もう一度原点に戻って復活して欲しいものです。それにしても今後のライブドアどうなるのか、どこかに買収される運命にあるのかもしれませんね。

春に 春に追われし 花も散る
酒ひけ酒ひけ 酒暮れて
どうせ俺らの 行く先は
その名も 東京拘置所
時にホリエモン33歳、また同時に逮捕されたのは財務担当取締役の宮内亮治(38)、「ライブドアマーケティング」社長を兼ねる取締役の岡本文人(38)、「ライブドアファイナンス」社長を兼ねる執行役の中村長也(38)の4人。年齢も全員が30代であり、時代の寵児そしてIT業界の風雲児ともてはやされてきたわけですが、私にはこれは昭和60年の“とある事件”と重なって見えるのです。
その“とある事件”とは忘れもしない「豊田商事事件」と「投資ジャーナル事件」。
この両者に共通しているのが2点あるのですが、まず1点目は「豊田商事」の永野一男会長(当時32歳)、そして「投資ジャーナル」会長の中江滋樹(当時31歳)と二人とも30代であったという点。
そしてもう一点は「詐欺」行為!
豊田商事は老人に虎の子の金を捻出させて純金購入をさせるものの、実際はその資金で純金を購入する訳ではなく購入した老人には「ファミリー契約証券」を渡すだけで永野会長らは私服を肥やしていた。こうした手口で老人を中心に約5万人から、2000億円を巻き上げていた。
一方投資ジャーナルグループは無免許で株式を売買し「絶対に儲かる」「値上がり中の株を安く分譲する」と言葉巧みに話を持ちかけ7684人の客から総額580億円を騙し取っていた。
特に投資ジャーナルの中江は「兜町の風雲児」とも言われていたのである。
今回の当事者のホリエモンも30代であり、この2つの事件とも共通項があるのです。当時の新聞は30代が起こした事件として大々的に報道しておりました。
歴史は繰り返すといいますが、やはり若さゆえの暴走があったのでしょう。特に労せずして大金を掴んだことが過信に繋がったことは否めないのではないだろうか?そんな気がします。
またホリエモンは東大中退してまで会社を設立したわけですが、その時は大志を抱いていたはずであり、まさか今日の転落は予想だにしなかったでしょう。しかしどこで歯車が狂ってきたのか実体は虚業での錬金術を身につけたがために、本来の実業の経営とはかけ離れたものになってしまったのではないでしょうか。そして我々はその「虚像」を見ていたのです。当然その「虚像」を作り上げたマスコミにも責任はあると思われます。
ただ彼はまだ若い!まだやり直しが可能だと思います。もう一度原点に戻って復活して欲しいものです。それにしても今後のライブドアどうなるのか、どこかに買収される運命にあるのかもしれませんね。

春に 春に追われし 花も散る
酒ひけ酒ひけ 酒暮れて
どうせ俺らの 行く先は
その名も 東京拘置所
でも事実?女は怖いもの。
またアドレスありがとうございます。
参考にさせていただきます。
また遊びにおいでください。
ホリエモンはどうなるか。現在は随分と拘置所のなかで頑張っているようですが、落城は時間の問題かもしれませんね。
とにかくまだやり直しがが出来るので這い上がってきてほしいですね。
先日ちょこっとふれました
渋谷で働く社長こと、サイバーエイジェントの藤田さんのブログはこちらです。
今日のお題は「堀江さん」でした。
http://shibuya.ameblo.jp/
ホリエモンが逮捕されてました~。
回転、回転、回転って、
まわりすぎたのですね、きっと。
今日のヨン様の力作、ホリエモンも
いいなぁ。
ホリエモン、かぶりもの似合いそうですね。
昼寝も無事終わり、後は一杯やって寝るだけ!
それにしても逮捕は早かったですね。丁度昨夜はブログを更新した直後に逮捕の第一報のニュースが飛び込んできたのです。これは記事にしようと思ったのですが、晩酌の時間とブログを書く時間を天秤に掛けたところ、晩酌の方が圧倒的に重かったのでございます。
まあ逮捕されたとはいえ、まだまだやり直しが可能な年代。是非這い上がってきて欲しいと思います。
それと辞世の句。ぴったりですね。ただこの句、どこかのトイレで見たことがあります。記憶があまり定かではないのですが、確か
「露と落ち露と消えにし芋の露」とあって「もう一歩前に出るべし!」と書いてあったような気がします。どうも狂牛病の牛を食べたせいか脳みそがスッカスカになってしまったようで、うろ覚えで申し訳ありません。あっ、そうか牛タン屋のトイレだった??
ではまた。
×巣鴨プリズン
○東京拘置所
外部にもかなりの敵がいたようで、テレビには元幹部を名乗る輩が登場しては勝手なことを言っています。マスコミも余程暇なのでしょうか、このような輩を何処で見つけてくるのか、逆に感心しますね。
本人は否定しているようですが、取り巻きは認め始めているとのこと。
時間の問題かもしれませんね。
エンロン、これも粉飾により株価操作をして結局は破綻した電力会社だったですね。ただエンロンには政治家が介入しており、それがライブドア事件とは一寸様相が違うのでしょうか。
自殺者?が出たことも同じような感じですね。
とにかく逮捕により東証も落ち着くものと思われます。丁度私もささやかながらネット株を始めようかと思っていた矢先の出来事。せめて居酒屋に2~3度/月行けるぐらいの小遣いを稼げればいいなと思っていたところでもあります。
ライブドア本社などの強制捜査があった時点で、逮捕者のあることはある程度予想が付きましたが、本丸までの逮捕が早かった印象がありますね
任意聴取から則逮捕という流れは、これまでのある程度大きな経済事犯では前例でしたから、昨夕の任意聴取とのニュース速報で「そのまま逮捕状執行かな」との感を持っておりました
昨日まで栄華を誇ったであろうヒルズの住まいから一転して巣鴨プリズンへという転落は、傍で見ていても言葉に言い表せないモノを感じます
裁判の行方は判りませんが、堀江容疑者はまだ若くやり直しの人生が残っています。命を取られるわけでもなく、彼の真価はこれからだと感じますね
「露と落ち露と消えにし我が身かな 浪速のことは夢のまた夢(豊臣秀吉・辞世の句)」
豊田商事事件の永井会長の事件、懐かしいですね。記憶にあります。世間が騒いでいましたからね。
やはり、長い歴史の会社にしないといけませんね。その場限りっていうのは続かないと思います。
ニュースでは、本人は否認しているとか。
もう、ここまできたら潔く認めたほうが男らしいと思います。
そして、また一からがんばってこそホリエモンなのではないでしょうかね。
豊田商事事件の永井会長も30代前半だったのですね。
豊田商事事件と異なるのはトップが殺されたか、逮捕されたか、
「騙した」のが具体的な詐欺行為であったのか、証券取引法違反であるのかだけであり、
本質的には双方とも虚業とマネーゲームというのは同じですね。
そういった点では、私が真っ先に思い浮かんだのは米国のエンロンです。
私も同世代ながら、地に足をついた経営でないライブドアに対しては、
批判と危惧の念を抱いていましたが、「逮捕」されたとはいえ、
まだこの程度で済んだのは良かったかもしれません。
日経平均も今日は上げ相場のようですし。