今日の内閣改造人事で小泉首相は官房長官に安倍晋三氏を起用。女房役にタカ派の安倍氏を起用したことで外交政策は強気の外交を内外にしめしたこととなりました。またポスト小泉の最有力候補になったのではないでしょうか。そして外務大臣には小泉首相と考え方が近い麻生氏が就任。そのラインからすると外交で中国、韓国そして北朝鮮に一歩も引かずとの姿勢は揺るがぬようです。おそらく中韓はまたいろいろと言ってくることと思いますね。
そして「偉大なるイエスマン」こと武部幹事長は留任。今回の衆院選や補選の実績から判断されたのでしょうし、来年の総裁選をどう取り仕切るのか、忠臣武部氏への期待感は大変大きいものがあるのでしょう。
また今回の人事でサプライズはどうだったのか。
女性の猪口氏が入閣したことが取り上げられているようですが、それよりも福田元官房長官が三役にも閣僚にも登用されなかったことではないでしょうか。安部・麻生・谷垣・福田の4人がポスト小泉候補と言われていたのですが、その中で福田氏だけが蚊帳の外。年齢的(69歳)の問題もあるでしょうが、どちらかというと中韓などの協力関係を重視していたことも外された原因なのでは。
しからば次期総裁レースは3人に絞られたのでしょうか。そうは簡単にはいかないようですね。安倍氏が頭一つ抜け出したとは思われますが、天邪鬼の小泉首相のことであり、またこれから1年何が飛び出すか分からない状況。総務大臣に竹中氏が登用されたり、忘れてもらっては困るとばかりに与謝野氏が金融経済担当大臣に就任したりと新たな候補者が出てきました。
それにしても人事が発表されるまでの各候補者の様子はまるで子供と同じ。そわそわして足が地に着いていない人が多かったのではないでしょうか。幾つになっても人間欲があるのですね。閣僚人事のサプライズよりもやはり人事権を持つものが強いということが改めて認識された1日でもあったと思われます。
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