【撮影データ】
H27.7.9撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター
iOptron 45Pro Nikon D610
ISO2000 180sec×9 PHDガイディング
PhotoShopでコンポジット、レベル補正、シルキーピックスで調整
前回ブログアップしたNGC6960の片割れです。こちらの方が青と赤、そして白、色がはっきりしていて、まさに煙がたなびいているように見えます。専門的にはフィラメント(繊維状)構造と言うらしいですが、よく見ると天女の羽衣のように見えなくもないですね。
8,000年~60,000年前の重量級超新星爆発の名残と言われていますが、1,600光年も離れているのに夜空の約3°の範囲を占めているのですからとんでもない爆発だったんでしょうね。石器時代の人、突然、明るい星が現れてびっくりしたんじゃないでしょうか。
ガイドがやや不調だったため、星雲の微細な部分が表現できていないのと、星が流れぎみになっているのがちょっと残念です。NGC6960は去年3回ほど撮ったのですが、NGC6992は7月に1回しか撮影していません。そして、その中間は撮影していないためモザイクにはできないのですが、今年は、ぜひ一連で撮影しモザイク結合してみたいものです。
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