北極星を探す方法その2、「W型をしたカシオペア座の両外側の線の延長交点と真ん中の星(ツィー)を結んだ線を延長しなさい。そうすると北極星に行き着きます。」小学校の時、そう教えられた記憶がありますが、パックマン星雲の場合は、北極星とツィーを結んだ線を延長しなさい。そうするとほどなくパックマン星雲があります。とこんな感じになるのですが、明るさが9等であるため、肉眼で確認することは不可能です・・・・。
ゲーム機が流行りだした頃のキャラクター「パックマン」に似ているためパックマン星雲と呼ばれているわけですが、NGC281というカタログナンバーを持つ立派な散光星雲です。距離は9200光年程度とされていますが、・・・・・ずいぶん遠いところにあるんですねぇ。口の部分では新しい星が生まれてきているようで、まぁ、星のゆりかごのような星雲のようです。
今回の撮影ではISO3200、120秒露出、20枚コンポジットにしたのですが・・・、写真写りは悪い方ではないと思いますが・・・、ちょっと甘く見てしまい、結果、露出不足で星雲の細かなディティールを写し込むまで至りませんでした。露出オーバーで色が飛んでしまうのも都合が悪いですが、露出不足も物足りなさが残る写真になってしまいます。雪が降るまでにもう1回くらいパックマン星雲を撮ることと、この付近の散開星団をすべて撮ってみたいと思っているのですが、天体写真は天気しだいですからねぇ。