ずいぶんサドルにこだわっているなぁと自分でも思います。昨日も何回も何回も画像処理を重ねました。・・・が、イメージしていた夏空の雲のような雰囲気を出せず、今日もまた画像処理を重ねています。
そんな中でたどり着いた姿がこの画像です。イメージしていた雰囲気を少し感じることができました。
はくちょう座十字の中心星”γ Cygni”は”Saddle”と呼ばれています。Saddleはアラビア語で胸の意味、”γ Cygni” が白鳥の胸の位置にあるため、そう呼ばれているようです。”γ Cygni”は、本来、黄色い色をした超巨星なのですが、長時間露光のため色が飛んでしまいました。”Saddle”付近の赤い散光星雲はこの超巨星の光を受けて光っているようですね。距離は2,000光年程度と考えているようです。
来年は、もう少し焦点距離の短い筒も使って広い視野で撮ってみたいと目論んでいます。楽しみですねぇ。