夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「金色のコルダ3 AS神南」1周目プレイ感想(東金千秋・土岐蓬生・芹沢睦・如月律・榊大地 珠玉恋愛エンド)

2016年03月25日 | 金色のコルダ シリーズ

※ネタばれ感想になります。
未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


プレイ期間 2015/12/13~2015/12/20 約8日間
プレイ時間 約26時間30分


<全体感想>


・とにかく、5股プレイは忙しかったです!
練習時にドーピングアイテムの「デジタルメトローム」(習熟度が2倍になる)が重宝しました。
逆注目恋愛ルートはキャラによって条件があるようなので、1周目は5股プレイで珠玉恋愛ルートを目指しました。
どのキャラもセミファイナル終了後、ファイナルに向けての練習中に珠玉恋愛ルートに突入するので連日イベント盛り沢山で大変です・・・。
場所によってイベントが発生する、しないがあるのでロードしまくりでした。

・主人公は神南に編入したという事で、大会では千秋や蓬生と同じサイレントヴァイオリンを弾く事になるのが新鮮でした♪

・本編(『金色のコルダ3』)では全国大会のファイナルでゲームは終わりますが、今作では最後の最後に星奏学院と競うという「真のファイナル」が用意されていて楽しかったです!\(^o^)/

・各地のネコ、大事です(笑)!
親密度を50にして特別な食材を貰うと、その特製弁当を好きなキャラとの昼食後、ドルチェ・スペシャルというスチル付きの特別なデートイベントが発生します。

・真のファイナルではラスト曲のマエストロフィールドが主人公になるのですが、やっぱり天上の女神演出でした(笑)。

・エンディング曲のキャラソン「ROSY ROSA ROSY」の原曲は「ツィゴイネルワイゼン」・・・?
攻略キャラ5人が歌っているのですが、今作はとにかくこの曲が印象的で毎回キャラのエンドへ辿り着く度にスキップしないで聞き惚れていました。(*^_^*)


<キャラ別感想>

~東金千秋(CV : 谷山紀章さん)~


本編ではオレ様千秋様のイメージでしたが、主人公が同じ部員の後輩だと懇切丁寧に指導してくれたり、イベントで東金邸を訪れた時に噴水の水に濡れそうになった主人公を庇ってずぶ濡れになってしまったりと、実は優しい一面を見せてくれるので、そのギャップにキュンときました(笑)。
根っからのエンターテイナーのようで、音楽でいかに観客を楽しませるかをいつも考えています。
ヴァイオリンをもっと上達したいという情熱を抱えて神南に編入してきた主人公の事を気に入っています。
クラシック音楽に並々ならぬ想いを抱いてるようで、しきりに「敷居が高い」と思われている事に対してその垣根を取り払いたいと口にします。
しかし、蓬生と折半とはいえ高校生でマイカーを所持していたり、夏休みの合宿で沖縄へ行ったり、自分専用の船でクルージングしたりと・・・お坊ちゃんの遊びは豪快です!
いつか神戸にオペラハウスを建てたいと夢見る千秋に主人公が賛同すると、驚きながらも上機嫌になります。
セミファイナルで父親の発言の所為で星奏が敗退した事について、彼なりにずっと気にしていました。
怒ったり焦ったりすると神戸弁が出るようで、たまに千秋の神戸弁を聞くと嬉しくなります!
千秋の珠玉恋愛ルートは、『コルダ3』本編にもあった父親との確執が描かれます。
千秋ルートを進めていくと、彼がただのわがままお坊ちゃんだけでなく、きちんと人の信頼と友情を感じ感謝する事の出来る高潔な心の持ち主だという事が分かります。
『AS神南』をプレイして、それが改めて感じる事が出来、1番嬉しかったです。
星奏との対決は見事、神南が勝利し、アンコールで千秋は父親との想い出の曲である「アヴェ・マリア」を演奏します。
ステージでのパフォーマンスを意識してきたそれ迄の千秋の演奏とは違う調べに、観客席で聞いていた千秋の父親は思わず感動し涙を流します。
大会終了後、千秋と2人きりになると「今のお前の演奏には花がある」と告げてくれます。
告白タイムでは、「お前が好きだよ」とストレートに告白してくれます!
エンディング後は千秋の父親が主催する船上パーティーでの演奏を千秋と主人公が頼まれる、というものでした。
主人公は千秋の父親に気に入られているようで、千秋と父親の仲直りに一役買ってあげられれば良いなと思いました。
しかし、病院で挑戦状を突き付けたような主人公の態度が気に入ったというなら、以前に蓬生が言っていたように似た者親子だなと思いました。


~土岐蓬生(CV : 石川英郎さん)~


両親が駆け落ち婚だった事は本編でも語られていましたが、結婚を反対されたという母方の祖父とは交流があったようです。
ぶっちゃけ、蓬生は本編プレイ時とあまり変わらない印象で、特に「これ!」といった印象的なイベントは起きないのですが、ファイナル後に弱った蓬生を看病するイベントはキュンとしたかも(笑)。
やっぱり、普段は飄々としている人が弱い一面を見せてくるのはときめくのかもしれません。
大人になっても多少は体が弱いのは残っているのかもしれません。
駆け落ち婚の両親の影響か、心の何処かで「愛の為に死ねたら幸せだろうな」と漠然とした憧れを持っていたようですが、主人公と出会って「愛する人と一緒に生きていきたい」という想いに変わったのは良い事だと思いました。


~芹沢睦(CV : 細谷佳正さん)~


本編では神南の管弦楽部員というより、千秋の専属執事のように見えましたが、主人公と同級生でピアノ担当です。
主人公に接するのも執事といった感じで優しく控えめにエスコートしてくれるので、まるでお姫様になったような擬似体験が出来ます。
あと、芹沢のイベントはいつも雑用を押し付けられてる事が多いので、主人公はいつも手伝っているイメージが強いです(笑)。
ピアノを弾きながら柔道も黒帯という、意外性のある男で驚きました。
一般的な感覚のある常識人です。
真のファイナル後で主人公との夏を振り返る芹沢に「気づけば俺のそばにいて・・・仕事を増やしてくれましたね」には噴きました(笑)!
苦労性の芹沢に同情します。


~如月律(CV : 小西克幸さん)~


主人公の幼馴染ポジションは本編と同じです。
主人公は神南、律は星奏と別れてライバルになってしまいますが、基本的に星奏とは仲良く進展していきます。
ホールでの代奏を頼まれた律が役になり切って主人公に情熱的に愛を囁くスチル付きのサブ?イベントは、普段のクールというか天然な律からは想像出来ない姿が見られて美味しかったです!
セミファイナル演奏中に星奏オケ部顧問の先生が倒れ、演奏を中断した律達はそのままセミファイナル敗退が決まってしまいます。
律の珠玉恋愛ルートは、怪我が原因で長時間の演奏が必要になる演奏家として生きていく事は無理だと医者に宣言され、夢が断たれた彼の心に寄り添うというものになります。
幼い頃から当たり前のようにヴァイオリンを弾いていた律が、もう2度と前と同じようには弾けないと知り絶望する姿を見て、こちら迄切なくりました・・・。(T_T)
主人公は律のヴァイオリンで、ファイナルのステージに立つと約束します。
・・・男前です!これぞ『コルダ』の主人公!
真のファイナルの対決を終えた後のアンコール演奏では、律と主人公の2人で「愛のあいさつ」を弾きます。
・・・おおっ!
今作の「ヴァイオリンロマンス」に該当するのは、幼馴染カップルの律となんですね!
やっぱり「愛のあいさつ」は特別です!!
このメロディを聞くと訳もなく感動します!
告白タイムでは、「かなで、俺の恋人になってくれるか?」と男前に直球で告白してくれます!!
律は演奏家としてではなく、ヴァイオリン制作者としてこれからも音楽と関わり続けていく事を決めたようです。


~榊大地(CV : 内田夕夜さん)~


音楽科の生徒達が占める星奏学院のオケ部で、唯一の普通科出身です。
律に触発されて高校に入ってからヴィオラを弾き始めた大地ですが、女の子好きなナンパな態度からは想像出来ないくらいの努力の人です。
大地の珠玉恋愛ルートは、1年前に起きた律の怪我の真相を調べる事になります。
・・・この展開は正直、意外でした!
大地は普通科でオケ部のアンサンブルメンバーという特殊な立ち位置から、大学進学で医学部受験と音楽の間で悩む展開になるのかなと勝手に予想してたからです。
大地にとっても、演奏者として憧れであり目標だった律の腕の怪我は許容出来ないものだったようです。
事件現場を調べていく内に、律を階段から突き落としたのは同じオーケストラ部の女子生徒であった事が判明します。
律に留学の話が出ている事を知った彼女は、オーケストラ部を捨てて将来の為に留学しようとしている律を許せずに咄嗟に突き落としたのでした。
・・・え。
何で律の留学の意思を聞かずにそんな行動に出たの?
女子生徒に、大地も自分と同じ立場だったら同じ行動に出た筈と突き付けられ、肯定した大地にも驚きましたが・・・。
律は自分を階段から突き落とした人物を知っていて、真実が明るみに出ても誰も救われないと大地に忠告していました。
結局、女子生徒は転校という形で律の前から姿を消す選択をします。
・・・って、えらく爽やかというか軽い感じで事件の収拾をしていますが、律の演奏家としての将来を奪った大事件なんだから、もっと女子生徒が重い罰を受けてもいいんじゃない!?と思ってしまった自分は心が狭いのでしょうか・・・。(-_-;)
告白タイムでは、「俺の恋人になってくれないかい?」と告白してくれます。
・・・あ、律と同じ台詞でした。



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