なぜストラバイト結晶が生成されるのかは分かりませんが、尿のpHがアルカリ性に傾くからですね。
(ちなみに、酸性に傾いて生成されるのがシュウ酸カルシュウムですが、ワンコやニャンコの健康にとっては、こちらの方が怖いのだそうです。)

では、なぜ、尿のpH値がアルカリに傾くのかは、私にはよく分かりませんでした。
「体質」と「少ない飲み水」と「運動不足」と云うキーワードで括ると、ストラバイト結晶に苦しむワンコの、かなりのケースを包括できるような気がします。
これは獣医師からお聞きしましたが、結局「これが原因だ!」と云うことは解明されていないようです。
但し、「ストルバイト尿石症の50~95%は、細菌性の尿路炎症に関係しています。
感染した犬の尿に一番よく見つかる細菌は、ブドウ球菌です」とか「獣医さんによって膀胱炎と診断されるケースの60%は、細菌性炎症が原因ですが、結石の発症には他にも多くの要因があります。膀胱炎の多くは、抗生物質で治療されるでしょう。炎症を初期のうちに治療すれば、ストルバイト尿石症を予防できるでしょう。できた尿結石はすべて除去しなければなりません。尿酸化剤投与と高品質の動物性タンパク質を含む食事療法を行えば酸性の尿が保つことを助け、再発率を下げることができるでしょう」「ストルバイト尿石は酸性の尿に溶けやすい性質を持っています。正しい尿pH値が維持されていれば、尿結石ができる可能性も低くなります。理想的な犬の尿pH値は6.4~6.6です。膀胱炎や尿結石にかかりやすい犬の場合、炎症の再発が問題になることが多いので、経口尿酸化剤が処方されることもあります」などと書かれた資料も存在します。
他の資料を含めての、ここまでのまとめ(あくまで犬の場合)。
1:結局のところ、なぜストラバイト結晶が生成されるかは解明されていない。
2:尿がアルカリ性に傾くとストラバイト結晶が生じやすい傾向は明か。
3:ストラバイト結晶が生成され続けると膀胱結石症になる可能性がある。
4:ストラバイト尿石症の50~95%は、細菌性の尿路炎症に関係している。
5:従って、尿路の細菌を除去し、朝一番の尿のpH値を6.4~6.6となるように工夫すること。
となるのですが、理屈ではそうなるかもしれませんが、なら、具体的な工夫や注意は何ですか?と獣医さんに問うと、食餌療法と「水をたくさん飲ませて下さい」とまでは仰るのですが、「家のワンコはなかなか水を飲まないんですよ。たくさん水を飲ませる方法や工夫があったら教えて頂きたい」の質問に、私が体験した4名の獣医師に具体的な提案をお聞きすることはありませんでした。
要するに、具体的な成功例をお持ちではないのですね。
かなり調べ、いくつかの実験を行いながら我が家のワンコ達で成功したのは以下の2点でした。
1:クランベリージュース(パウダー)をドッグフードに混ぜて食べさせる。
2:2頭のワンコの場合、5グラムのゴートミルクで600~650ccの、薄くてぬるい薄々ミルク水を作り、毎日飲ませる(2頭分として)。
「1:」は尿路の細菌を薬を使わずに殺菌する効果に期待し、「2:」はとにかく水を飲ませる為でした。

現在も続けていますが、1:は人間用のサプリメントを米国から個人輸入しています。
同じような内容のものが国産では3~4倍もしますし、個人輸入の代行を依頼すれば、英語の煩わしさもありません(もちろん、手数料は業者によってかなり違います)。
効果を確認するためには、尿の培養検査をしなければ分かりませんが、文献を確認したところ、期待しても良さそうです。
問題は「2:」でした。
飲み水に蜂蜜やジュースを入れ、或いはドライフードを入れて誘ったり、氷を浮かべたりしましたが、一度か二度で見向きもしません。
薄めた牛乳は一週間ほども持ちましたが、ダメでした。
少し濃度を上げて飲み始めてはくれたのですが、軟便になってしまい、結局は飲まなくなってしまいました。
困って、他の方法を探していたのですが、ある時「ゴートミルク」なるものを見付けました。
ヤギミルク!と思ったのには訳があります。
幼い頃の私は虚弱体質で、小学校3年生までは体力のない子だけの特殊学級にいました。
小児結核に始まって、病気の問屋でした。
困った母は何とか体力をと、ヤギのミルクを私に飲ませました。
どの程度の効果があったかは分かりませんでしたが、4年生から一般のクラスに移ることができました。
ちょっと癖があって、初めは嫌だったのですが、慣れてしまいました。
そこで、ダメモトで一缶購入し、指先に付けて恐る恐るさくらの鼻先に持って行ったところ一瞬、匂いを嗅いだと思ったらペロペロと嘗め始め、いつまでも続けていました。
ムックンも同じで、とても興味を持った様子です。
少量をフードに振りかけたところ、凄い勢いで食べ始めました。
ただ、カロリーを確認すると、結構な値なので考えたのですが、香りが立つ程度のぬるい温度で仕上げ、なるべく薄く作ったらどうかと思い、濃度を変えて実験を繰り返した結果、先の“5グラムのゴートミルクで600~650cc”となりました。
これは今も続けていて、朝の散歩ではとても良いチィーをしてくれます。
量もありますが、色が薄くてとてもよい感じです。
効果は確実に現れて、2回の検査では、pH8程の値で、ストラバイト結晶が消えなかったさくらはpH値が6.0~6.4で安定し、結晶のかけらもありません。
pH7~7.2だったムックンも結晶は消え、pHは6.4~6.6止まりです。

我が家の場合は大成功でした。
もちろん、クランベリージュース(パウダー)も薄々ミルクも続けています。
前日にも同じようなことを書きましたが、もう少し詳しく書きたいと思いました。
実は、私の勤め先の愛犬家は、愛犬のストラバイト結晶の治療を1年近く続けていたのだそうです。
人間も気を遣いますが、ワンコも大変そうです。
「けっこう太ってしまって、ご飯も食べたがらない」のだそうです。
獣医師からの具体的なアドバイスもなくて困っていました。
そこで、メモを交えながら我が家のケースを話したのですが、約3ヶ月で正常に戻り、元気に走り回っているそうです。
たまたまなのですが、我が家の成功体験のご紹介です。
もちろん、たくさんのワンコの中にはアレルギーを含めていろいろな体質のワンコさんや、異なる成功例をお持ちの獣医師もいらっしゃると思います。
今回の方法が絶対でないことは当然なのですが、参考になれば幸いです。
(ちなみに、酸性に傾いて生成されるのがシュウ酸カルシュウムですが、ワンコやニャンコの健康にとっては、こちらの方が怖いのだそうです。)

では、なぜ、尿のpH値がアルカリに傾くのかは、私にはよく分かりませんでした。
「体質」と「少ない飲み水」と「運動不足」と云うキーワードで括ると、ストラバイト結晶に苦しむワンコの、かなりのケースを包括できるような気がします。
これは獣医師からお聞きしましたが、結局「これが原因だ!」と云うことは解明されていないようです。
但し、「ストルバイト尿石症の50~95%は、細菌性の尿路炎症に関係しています。
感染した犬の尿に一番よく見つかる細菌は、ブドウ球菌です」とか「獣医さんによって膀胱炎と診断されるケースの60%は、細菌性炎症が原因ですが、結石の発症には他にも多くの要因があります。膀胱炎の多くは、抗生物質で治療されるでしょう。炎症を初期のうちに治療すれば、ストルバイト尿石症を予防できるでしょう。できた尿結石はすべて除去しなければなりません。尿酸化剤投与と高品質の動物性タンパク質を含む食事療法を行えば酸性の尿が保つことを助け、再発率を下げることができるでしょう」「ストルバイト尿石は酸性の尿に溶けやすい性質を持っています。正しい尿pH値が維持されていれば、尿結石ができる可能性も低くなります。理想的な犬の尿pH値は6.4~6.6です。膀胱炎や尿結石にかかりやすい犬の場合、炎症の再発が問題になることが多いので、経口尿酸化剤が処方されることもあります」などと書かれた資料も存在します。
他の資料を含めての、ここまでのまとめ(あくまで犬の場合)。
1:結局のところ、なぜストラバイト結晶が生成されるかは解明されていない。
2:尿がアルカリ性に傾くとストラバイト結晶が生じやすい傾向は明か。
3:ストラバイト結晶が生成され続けると膀胱結石症になる可能性がある。
4:ストラバイト尿石症の50~95%は、細菌性の尿路炎症に関係している。
5:従って、尿路の細菌を除去し、朝一番の尿のpH値を6.4~6.6となるように工夫すること。
となるのですが、理屈ではそうなるかもしれませんが、なら、具体的な工夫や注意は何ですか?と獣医さんに問うと、食餌療法と「水をたくさん飲ませて下さい」とまでは仰るのですが、「家のワンコはなかなか水を飲まないんですよ。たくさん水を飲ませる方法や工夫があったら教えて頂きたい」の質問に、私が体験した4名の獣医師に具体的な提案をお聞きすることはありませんでした。
要するに、具体的な成功例をお持ちではないのですね。
かなり調べ、いくつかの実験を行いながら我が家のワンコ達で成功したのは以下の2点でした。
1:クランベリージュース(パウダー)をドッグフードに混ぜて食べさせる。
2:2頭のワンコの場合、5グラムのゴートミルクで600~650ccの、薄くてぬるい薄々ミルク水を作り、毎日飲ませる(2頭分として)。
「1:」は尿路の細菌を薬を使わずに殺菌する効果に期待し、「2:」はとにかく水を飲ませる為でした。

現在も続けていますが、1:は人間用のサプリメントを米国から個人輸入しています。
同じような内容のものが国産では3~4倍もしますし、個人輸入の代行を依頼すれば、英語の煩わしさもありません(もちろん、手数料は業者によってかなり違います)。
効果を確認するためには、尿の培養検査をしなければ分かりませんが、文献を確認したところ、期待しても良さそうです。
問題は「2:」でした。
飲み水に蜂蜜やジュースを入れ、或いはドライフードを入れて誘ったり、氷を浮かべたりしましたが、一度か二度で見向きもしません。
薄めた牛乳は一週間ほども持ちましたが、ダメでした。
少し濃度を上げて飲み始めてはくれたのですが、軟便になってしまい、結局は飲まなくなってしまいました。
困って、他の方法を探していたのですが、ある時「ゴートミルク」なるものを見付けました。
ヤギミルク!と思ったのには訳があります。
幼い頃の私は虚弱体質で、小学校3年生までは体力のない子だけの特殊学級にいました。
小児結核に始まって、病気の問屋でした。
困った母は何とか体力をと、ヤギのミルクを私に飲ませました。
どの程度の効果があったかは分かりませんでしたが、4年生から一般のクラスに移ることができました。
ちょっと癖があって、初めは嫌だったのですが、慣れてしまいました。
そこで、ダメモトで一缶購入し、指先に付けて恐る恐るさくらの鼻先に持って行ったところ一瞬、匂いを嗅いだと思ったらペロペロと嘗め始め、いつまでも続けていました。
ムックンも同じで、とても興味を持った様子です。
少量をフードに振りかけたところ、凄い勢いで食べ始めました。
ただ、カロリーを確認すると、結構な値なので考えたのですが、香りが立つ程度のぬるい温度で仕上げ、なるべく薄く作ったらどうかと思い、濃度を変えて実験を繰り返した結果、先の“5グラムのゴートミルクで600~650cc”となりました。
これは今も続けていて、朝の散歩ではとても良いチィーをしてくれます。
量もありますが、色が薄くてとてもよい感じです。
効果は確実に現れて、2回の検査では、pH8程の値で、ストラバイト結晶が消えなかったさくらはpH値が6.0~6.4で安定し、結晶のかけらもありません。
pH7~7.2だったムックンも結晶は消え、pHは6.4~6.6止まりです。

我が家の場合は大成功でした。
もちろん、クランベリージュース(パウダー)も薄々ミルクも続けています。
前日にも同じようなことを書きましたが、もう少し詳しく書きたいと思いました。
実は、私の勤め先の愛犬家は、愛犬のストラバイト結晶の治療を1年近く続けていたのだそうです。
人間も気を遣いますが、ワンコも大変そうです。
「けっこう太ってしまって、ご飯も食べたがらない」のだそうです。
獣医師からの具体的なアドバイスもなくて困っていました。
そこで、メモを交えながら我が家のケースを話したのですが、約3ヶ月で正常に戻り、元気に走り回っているそうです。
たまたまなのですが、我が家の成功体験のご紹介です。
もちろん、たくさんのワンコの中にはアレルギーを含めていろいろな体質のワンコさんや、異なる成功例をお持ちの獣医師もいらっしゃると思います。
今回の方法が絶対でないことは当然なのですが、参考になれば幸いです。
毎日ブログを楽しく拝読させていただいています。
今日の話題、ストラバイト結晶については初耳でした。とても興味を持ったので、少しお聞きしたいことがあります。
メリーは、1年ほど前から血尿が出続けています。気がつくのが遅かったようで、慢性化してしまいました。
行きつけの獣医師では、全く解決できなかったのでセカンドオピニオンを受けました。けれどもそれでも解決策が見つかりませんでした。
膀胱結石や腎臓結石は見当たらず、尿のPHが高かったので、フードで抑えています。セカンドオピニオンでは、慢性化した膀胱炎だろうということで、たぶん膀胱の内膜が変質して硬化してしまった結果、尿が溜まるたびに膀胱が膨張する際、内側の皮膚が裂けて出血するのではないかということです。もちろんはっきりしたことは、開腹して見なければわかりません。
抗生物質では治まらず、現在は1日置きにステロイド剤を内服しています。
ステロイド剤を投与した日は、大量の水を飲み、1時間おきに大量の尿をします。
飲まない日は、赤い尿です。
かれこれ1ヶ月近くステロイド剤治療をしているので、やはりこれも効果がないかと思っているところです。
獣医師はストラバイト結晶については何も言っていません。今度その名を出してみようかと思っています。
ムックンは、やはり血尿が出ていたのでしょうか。検査によりストラバイト結晶はすぐ見つかるものなのでしょうか。
メリーは最初の獣医師のもとでも、エコーや血液検査をしましたし、セカンドオピニオンでも検査しました。そこまですれば、ストラバイト結晶だったらわかるものなのでしょうか。
何も言われないということは違うということなのかもしれませんね。
ムク父さまにお聞きすることではないのかもしれませんが、今日の日記にもしや!!と思ったので、いてもたってもいられず書き込んでしまいました。
もし、ストラバイト結晶の可能性があるのなら、クランベリーパウダーを手に入れて、是非食べさせたいと思っています。
早速獣医師に聞いてみますね。
ムク父さまの美しい写真とともに、今後のブログ楽しみにしています。
「血尿が出続けて」「慢性化」というとご心配ですね。
尿のpHが高いということは、アルカリに傾いたままなのでしょうか。
そうだとすると、ストラバイト結晶を心配してしまいますが、1年間に渡って治療しても改善できないとなると、素人の私には何とも言えません。
尚、ストラバイト結晶は顕微鏡で簡単に確認できます。
もし、ストラバイト結晶への言及がないとすると、何らかの感染症によって膀胱炎を発症しているのかもしれませんね。
ただ、1年間も治療を続けていて原因も特定できないというのは、素人の私でも??です。
でも、もしかすると、我が家で保護し、同じような症状だった“幸多(こうた)”と名付けた雄のMIXワンコの例を手短にお話しできるかと思います。
幸多は餓死寸前で保護できたのですが、尿検査の結果は、
1:pHは8以上でストラバイト結晶を確認.
2:潜血反応が明瞭で、検査値は測定器の上限を超えており、血尿と確認.
3:レントゲンでは明瞭に確認できなかったが多分、膀胱炎は確実で結石の可能
性もある.
と云う診断を受けました。
そこで、下記のような方針で治療を開始しました。
1:ヒルズの療法食であるs/dを与えてアルカリに傾いた尿を酸性向かわせる。
但し、効き過ぎた場合の弊害を考慮して、s/dは1ヶ月間のみ。
2:1週間だけ抗生物質を投与し、尿検査検査を行って効果を判断し、効果を確
認できたら投与を中止し、ステロイドの投与は考慮しない。
3:検査は尿のpHや鮮血反応の測定だけでなく、培養検査も行って、膀胱から
排尿までの細菌の状況を点検する。
4:潜血反応が消失し、細菌が認められなくなったらpHを中性から弱酸性に保
つような食事に変更し、改善が確認できたら普通のドッグフードに戻す。
5:なるべく水分をとり、排尿を我慢させない環境を作る。
6:適度な運動を心がける。
結局、潜血反応が消失し、pH値が6.4を中心とした平常値に戻るのには約7ヶ月間も必要でしたが、その後はとても健康で元気に暮らしています。
いずれにしても、設備の整った獣医科病院などで精密な血液検査と尿検査をなさってはいかがでしょうか。
病院を変えることは勇気が必要ですし、場合によっては躊躇する場面もありますね。
でも、検査は検査と割り切って行うこともよいのではないでしょうか。
こんな時は「日本語を話してくれたらなぁ~」などといつも思ってしまいますね。
今や、インフォームドコンセントは獣医科でも自然の行為となりつつあるかと思いますし、宮坂さまはセカンドオピニオンを積極的に求められていらっしゃるほどですから、納得できる治療をお求めになっ方がよいと思います。
クランベリー(パウダー)は膀胱を含めた尿路系統の細菌の繁殖を抑える働きを求めて用いました。
ストラバイト結晶の消失を狙うならあくまでも尿を酸性に傾けることが重要で、クランベリー(パウダー)の摂取試みても、それだけでは難しいと思います。
私としてはこの程度しか申し上げることはできませんが、多少なりともお役に立つことができれば嬉しいのですが。
ムク父さまの冷静で愛情豊かなブログを拝読していると、ついつい頼ってしまい、申し訳ありませんでした。
幸多くんのことも、もちろん存じていて、拝読するたび涙もろい私は様々な涙を流していました。今彼はとても幸せなのでしょうね。
メリーですが、現在はウォルサムのPHコントロールを食べることで酸性を保っています。PHは理想値になっているのですが、1日おきのステロイド剤は効き目がないような気がします。まだ少し服用してみるつもりですが、、、。
血尿の原因がわからないのが、なんとも歯がゆく、サードオピニオン(?)にトライしたほうがよいかとも思っています。
明日仕事がないので、まずは2番目の獣医師のところへ行き、ストラバイトの可能性を問うてみます。
メリーは水はかなり飲みます。
特に、ステロイド剤を服用した日は、かなり大量の水を飲み、1時間毎、ピーク時には30分毎におしっこをします。
運動は、、、あまり彼が望まないので、1日1回30分程度です。少ないですよね。
家族とも話しているのですが、もしかしたら、この膀胱炎(獣医師は慢性の膀胱炎の可能性が大だと言っている)は、生まれつきかもしれないとも思うのです。生まれつきとまでは言わずとも、まさに体質なのかと。
子犬のころは、排尿の回数は多いでしょうが、メリーは大人になっても1日5,6回していましたから。
でも、いわゆる膀胱炎の典型的な症状である、もよおすのに出ない、ということはありませんでした。しゃがんだら(メリーは♂ですが、まれにしか脚を上げません)すぐ出しますから。
とにかく、明日獣医師と話してきます。
ムク父さま、専門家ではないのに、こんなことをだらだらとお話して、ご迷惑をおかけしました。本当にありがとうございました。
といった先から、またご報告させていただきますと申し上げるのをお許し下さい(苦笑)。
今の幸多は里親さまご一家のお坊ちゃまとして、とても幸せに暮らしています。
里親さまが「ワンニャンチュー日記(http://blog.goo.ne.jp/thinkmama/)」で公開されていらっしゃいます。
お時間があればご覧になって下さい。
今日・14日に改めて動物病院で症状と対策の確認をなさるのですね。
よかったです。
病気が単純であれば対処も単純に済むのですが、慢性化していて原因も特定できないのは不安ですものね。
皮膚疾患や各種炎症に対してステロイドはとても有効だと聞いていますし、保護した当初の幸多は角膜の微細な傷が影響して黄色い、粘り気のある目脂に悩まされていました。
抗生物質を含んだ目薬では改善せず、「余り使いたくはないのですが・・・」という獣医師が処方したのがステロイドを含んだもので、一週間ほどで目脂がなくなってしまいました。
この時に“ ステロイドって? ”と疑問を持ち、ネットで検索しまくり、多少の知識を得て、ステロイドを含んだ目薬を処方する時に獣医師が躊躇した訳を理解した気がしました。
ステロイドはとても有効なものですが、特に長期に渡る投与は慎重にならざるを得ないので、注意が必要なのですね。
要するに、とても有効だけれど弊害も生じかねない、諸刃の剣なのかなと理解しています。
ステロイド(剤?)を投与したあとのメリーちゃんの排尿について教えて頂きましたが、検索して得た内容と全く同一でした。
すみません。
不安を煽るつもりは全くないのですが今回、下記の記述を読んだものですから、余計に心配となりました。
大門(おおかど)動物病院様が公開していらっしゃるホームページ(http://www.oac-vet.com/al.html)の、犬のアレルギーについての記述です。
ステロイド:
合併症のないアトピーはステロイドで非常に良く反応します。しかし、現在の獣医学ではアトピーの治療でステロイドを単独で使用することはほとんど有りません。実際には抗ヒスタミン剤や不飽和脂肪酸を併用しスキンケアーとともにアレルゲンの回避を検討していきます。アトピーの治療は、薬でむりに押さえ込むのではなく、生まれもった体質としてうまくコントロールする為に、一つの手段としてステロイドが使用されています。
と書かれ、続いて「ステロイドの副作用」とあり、
“ ステロイドの最も問題となる副作用は体の抵抗力の低下です。特に慢性の膀胱炎などがあるときは、注意して使用する必要があります。また、胃酸の分泌を促したり、胃壁を保護している粘液の分泌を減らす作用があるので、慢性の胃炎に対しても注意する必要があります。ステロイドを使用すると、食欲が異常に亢進したり、水をたくさん飲み、多量の尿を排泄する事がありますが、この場合は用量を減らす事により改善します。実際にステロイドを使用するときには最低の用量で1日置きに投薬することで副作用を出さないようにして、症状をコントロールします ” とありました。
私はどうしてもステロイドに注意が向かい、根本的な「なぜメリーちゃんの尿はpHが高く、アルカリ性に傾くのか?」「血尿の原因は何か?」について知識も経験もありませんが、血液検査を含めた、もう少し精緻な検査でかなりの要因を特定できるのではないかと思っています。
これも素人の生兵法ですが、腎臓の疾患のないことを祈ります。
尚、犬の病気や薬についてもたくさんの優秀なサイトが公開されていると思いますが、薬については「動物のくすり(http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/yakuri/animaldrugs-2.htm)」が分かり易いように思いました。
メリーちゃん、お大事に。
お会いしたこともないのに、とても親身になっていただき、本当にありがとうございました。
ステロイド剤に関する記事、その副作用の怖さは、前々からわかってはいたものの、「慢性の膀胱炎、、、」うんぬんの部分は、まさにドッキリでした。
3週間ほど1日おきにステロイド剤を投与していましたが、獣医師は、抵抗力の低下に関してはきちんと伝えてくれていたので、まさに様子を見ながらの3週間でした。
結局望ましい効果は得られなかったということで、来週末血液検査を受けるため、1泊させます。副腎と甲状腺と下垂体の状態を調べるためということでした。
尿の比重がとても低いので、腎臓の水分を吸収する機能が低下しているのではという診断もされましたが、腎臓を検査することは大変リスクが大きいということで、現時点で、開腹してまで腎臓の検査をするのではなく、まず、上述の3機能を調べることにしました。
まさに、消去法により原因を追究しようということのようです。
。
ムク父さまがおっしゃっているように、腎臓疾患だと、なかなか打つ手がないようで、来週の検査によっては、現状を維持しつつ余生をまっとうしてもらうしかないかもしれません。
本犬は、血尿が出ている以外、いたって元気ですし、食欲もあり(ステロイド効果で、ますます増進しています)、貧血といった症状もありません。ただ、1~2時間おきに排尿させなければならないので、人間の方が大変です。メリーの世話ができるのは、2人しかいないので、2人で長時間出かけることができません。その場合は、メリーを車にのせて行き、1時間毎に排尿のため車に戻るということをします。
細菌の無い、慢性の膀胱炎ということは確実だそうです。今後は尿を少しでも濃くし、排尿回数を減らすことで、膀胱への負担を軽減することになりそうです。うまくいくと良いのですが。
今後もムク父さまの日記を楽しみにしております。ご迷惑とは思いますが、検査の結果やその時に決定した今後の治療法など、ご報告させていただきます。聞き流してくださいね。
消去法での原因追及というよりも、各臓器の機能点検というところでしょうか。
リスクを確認できなければムダな、或いは不要な負担をメリーちゃんにかけてしまうかもしれませんから、この機会に徹底的に検査を受けておくことはとても大切だと思います。
もし、お手伝いが可能ならば遠慮なく仰って下さいね。
獣医師に説明し、有効だとして了承を得ることができれば、ご案内したクランベリージュース(パウダー)を用いる場面があるかもしれませんね。
「細菌の無い、慢性の膀胱炎」が確定的なら、細菌を繁殖させてはまずいわけですから。
ただ、用いる場合でも、メリーちゃんが好んでくれなければ役に立ちませんし、そんな時は少量を試してから購入することもムダにならなくてよいですね(クランベリージュースは少し酸味があります)。
獣医師から承認を得て試してみるのなら、少量を送らせて頂くことは何でもありませんからおっしゃって下さいね。
それに、日記で登場する“ 山の中のドッグラン ” のオーナーは経験もたくさんお持ちで、かなり苦労してパッチ・レメディーのプラクティショナーの正式な資格を取り、栄養学も修得なさっておられる方ですからご心配や、お困りのことでご意見を求められる場面ではご協力が可能かもしれません。
もちろん商売は抜きで、その点のご配慮は無用です。
メリーちゃんのお世話は確かに大変かもしれませんが、ステロイド剤を中止すれば、排尿の手間はかなり軽減されると思います。
あまり気重となられることなく、ゆったりとお過ごし下さい。
ワンコは家族の心を感じ取る動物ですから、ご主人がゆったりなされていらっしゃると、メリーちゃんも安心して生活できますものね。
ご心配は続くかと思いますがお気を落とされず、ゆったりとお過ごし下さい。
また、メリーちゃんのことを教えて頂くことは何の迷惑とも感じておりません。
お手伝いが可能であればおっしゃって下さいね。