我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

フィラリア予防薬 35日間隔での投与

2007-10-06 05:06:32 | ワンコさん達
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今月は10月21日(日曜日)に千葉わん・プチ里親会を東京都江戸川区・篠崎緑地10号
で開催予定です。
詳細は改めてご案内致しますが皆さま、お楽しみに!
ただ、今月もわが家は参加できそうもありません。残念~
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フィラリア予防薬 35日間隔での投与

この話はあくまでも我が家のお話です。
皆さまもどうぞ、と勧める訳ではありません。
従って、「こんな者もいるのか~」程度にお読み下さい。

我が家もワンコと暮らし始めた頃、フィラリア予防の為に獣医師より説明を受け、毎月投与していました。
最初に面倒をみて頂いていた動物病院では4月中旬から投与し、11月中旬まで全8回のフィラリア予防薬を投与していました。
先住犬が獣医師の誤診により死亡し、他にも理解に苦しむ言動の獣医師を幾人か経験して思いました。
「結局、獣医師は万能ではなく、診断や治療も必ず納得し、理解できる結果を残して貰えるとは限らない」
人間相手の医者と同じですね。
そこで、新たに獣医師から話をお聞きし、情報検索を行った結果、「フィラリア予防薬は35日(5週)間隔の投与で大丈夫なのではないのか」でした。

幾つかのキーワードを入力して情報検索を行い、ペットに関する各種の掲示板を覗き、フィラリアに関して情報検索を行っていたら米国の、犬フィラリアに関するフォーラムの年次レポートを訳していたこともありました。
理屈はたくさんあるのですが、我が家は5月上旬から中旬に年間で初めてのフィラリア予防薬を投与し、秋になるとHDUの値を気にし始め、フィラリア感染可能期間を過ぎたと判断してからおよそ5週間後を、感染症予防薬の最終投与日としています。
今年で3年目ですが、さくらもムックンも感染実績はありません。
ちなみに、その年の最初に予防薬を投与する時点での検査はしていません。
感染する余地がないので、検査の必要がないからです。但し、年2回は健康診断を行っていて、必ず血液検査をしています。

ところで、なぜ投与間隔を「毎月」ではなく「5週間隔」なのかと云うことですが、ミクロフィラリアを殺す薬の効果を期待できる閾値(いきち)と、一定範囲で設定されている体重のマージンを勘案して求めました。
また、教えて頂いたのですが、予防薬の体重範囲の想定を少し超えた犬が40日間隔で予防薬を投与した場合に、フィラリアに感染した実験が存在するそうです。
具体的に何㎏のどんな犬種で、どの予防薬だったのかは公開して頂けませんでしたが、現実なのだそうです(某大学での実績だそうです)。
でも、ここまで分かれば私には充分で、現在のような我が家のスタイルとなりました。

もう一つの理由はさくらの虚弱体質にあります。
さくらは生後約一月半で我が家に迎えた時からお腹が弱く、薬に対しても敏感でした。
興奮したり、大きなストレスを感じるとそれだけで下痢症状を見せ、神経がピリピリするのが分かります。
ですからなるべく薬を控えたいと思っていたのです。
フィラリア予防薬も結局は殺虫剤ですから、いくらストレスが少ないといっても、なるべく減らしたいと思っていました。これはフロントラインを始めとするノミ・ダニ感染症防止薬も同じで、但し、これらは選択の余地が殆どありません。
安全性はそれなりに確認されていても結局は殺虫剤ですから、投薬量はなるべく減らしたいと思っています。

注射薬を用いた方法も考えましたが、実績に関する問題は少ないと思うものの、それでも極少数で発生するアナフィラキシーショックと、アレルギー性の皮膚疾患を抱える犬に対する症状悪化や「むくみ」の発生を考えると、特にさくらには使えないと考え、今は考慮していません。

さて、皆さまはどのようなフィラリア感染症予防をワンコに施していらっしゃいますか?
最初に申しましたように、我が家では経口薬を5週間隔で投与していますが、要は、持続的にキチンと周期を確認して対策を考える、ということですよね。
我が家ではカレンダーに印を付け、携帯電話のTODOリストに登録し、アラームを鳴らして投与日を知らせ、忘れることのないようにしています。
アッ、と気付いたら「先月、与えるのを忘れていた!」なんてことのありませんように。

ところで、猫にもフィラリア感染症が存在するのだそうです。
例えば、愛知県半田市の「なりた犬猫病院」さまが公開なさっていらっしゃるホームページに次のような記載がありました。
「近年獣医界で取り上げられる機会が多くなってきたのが、ネコのフィラリア感染症です。当院においても、ネコのフィラリア感染症を診断しています。
その中には、完全室内飼育の子もいました。
イヌに比較すれば、感染が成立する確率は非常に低いものです。
しかし、一旦感染が成立すると、不特定の症状を現し、時には何の前触れも無く突然死してしまうこともあるのです。
ネコ用の予防薬も開発されました。
イヌほど強くはお勧めしにくいのですが、万一に備え予防した方が良いと考えています。」
別に不安を煽るのではありませんが、一般の獣医科開業医に診断が可能となってきたのですね。
もし、我が家にニャンコが生活していたならワクチンの接種もちろんですが、フィラリア予防薬の投与を考えるかもしれませんね。
なぜなら、感染する確率がとても低いとは言え、ニャンコもフィラリア感染症となることが分かっているのですから。

フィラリア感染症の末期ってご存じですか?
ひどく苦しんで亡くなります。
私は叶夢の苦しみを見て本当にひどい病気だと改めて知りました。
フィラリア感染症は心臓や肺にだけダメージを与えるのではなくて、血流量が極端に減少することによって殆どの内臓の働きにもダメージを与えるようです。
皆さまのご家庭のワンコや、場合によってはニャンコさんが感染などしませんように。

※改めて申しますが、これはあくまでもわが家での考え方で、同意を求めるものではありません。

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