我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

ディープ・ブルーの瞳

2007-09-01 07:00:14 | できごと・お話し
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ディープ・ブルーの瞳

ムックンの瞳の色が限りなく黒に近いブルーだと気が付いたのは撮影に失敗したデジカメの画像を見ていた時でした。

失敗画像です


ムックンの瞳は茶色で、中心(=瞳孔)が黒色と思っていたのに黒ではなく、濃紺というべき色なのです。
意外でした。
こじつけるわけではないのですが、私の腕の中で叶夢が最期を迎え、がっくりと首を落とす刹那、目を見開いて私を見詰めた叶夢の瞳の色も同じ濃紺だったことに気が付いたのです。
これが原因か否かは分かりませんが、ムク父の中ではムックンと叶夢の瞳が繋がっています。

今のムックンです


愛犬と生活を共にする勤務先の者と話しましたが「ペットロスと云うことですね。辛いことと察します」と気遣ってもらいました。
悲しみが消えることはないのですが、想い出となってほしい。
でも、当分は無理かもですね。

「いつまでも叶夢のことを言っても・・・」と言われそうですが、仕方のないことで、時間が過ぎることを待つだけです。
ただ困ったことに、もうすぐ3ヶ月となるのに、叶夢に対する思いが徐々に強まっていると感じています。

でも、悲しいだけではないのです。
我が家に迎えてチィーとウンの状態が一番良かった4日目の朝、近くの空き地で叶夢の後始末を終え、一番長い距離を歩いた叶夢を抱き上げて家に戻ろうとした時、赤ちゃんを抱くように仰向けに抱いて叶夢の顔を見たら楽しそうに、嬉しそうに微笑んだのです。
思わず頬擦りし、キスしてしまいましたが、我が家に迎えて最初で最後の笑い顔だったと思います。
このことを思い出すと嬉しくなります。

「折り合いをつける」という表現がありますが、しばらくは難しい心境です。
ですが当分の間、叶夢のことを日記に書くことはやめましょう。
未だに生々しくて、抱き上げた時の手触りや体重を掌や腕が覚えています。
書いていると思い出してしまいます。

夢の中では一度しか叶夢と会えてませんが、龍之介と同じように、年に幾度かは会いに来てくれることを願っています。
その時はゆっくり叶夢と話したいと思います。
今日と明日は何も考えず、せいぜい近場に車で出掛ける程度にして草刈りや庭の手入れでもして過ごしましょう。
そうして、9月3日は叶夢の月命日となります。

数日、日記を休みます。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (Kai おとん)
2007-09-03 00:41:42
お久しぶりです。 Kai おとんです。
いつもブログ見てます。
私がこんなコメント書くのも本来はしない事なのですが、(ブログに対するコメントって一方通行な場合が多々あるので )
ただ、今の私の思う事のみ書きます。(一方的なのでごめんなさい)


今を生きる 生きとし生けるものって人間であろうが犬であろうが寿命はすべての者にある唯一の条件なのですよね。
その寿命は我々には左右できないのは事実です。

私は父をな亡くして初めて気づいたといってもいいのかもしれませんが、悲しみは人であっても犬であっても他のペットと呼ばれる生き物であても 死は生き続ける者には過酷な試練
だと思います。
でも それは別の方向から考えれば 
悲しみを知った者だからこそ・・・・・・・
なのかなとおもうのです。

結論が無いのではなく人により結論は違いますし、どんな結論でも私は良いのではと思います。
ただ、私もですが、一緒に人生(犬生)を生きた事を感謝する事は忘れてほしくないのです。
悲しむ事は感謝ではないのではないとおもうのです。
(言い過ぎなのかと思いますがお許しください)

人生のなかで一瞬でも長い時間でもそれは嬉しい触れ合いなのだと私は思います。
私は 先住犬のムクを亡くして今のKaiと出会いました。
これすべてムクのおかげと信じています。
だからこそ私はKaiとともに今を生きています。

これすべて 繋がっている縁なんだと私は疑いはしないのです。

ムックン父にも おこがましいかもしれませんが、叶夢の存在を
大事だと思うなら今を大事にしてください。
叶夢もそれを期待してみてますよ。
Kaiも 私も そして私の家族もそう信じています。


私は がんばれとはいえません。でも がんばるではなく人間
の愛でる優しさはあってほしいと思います。
ただし、それは悲しみと同類ではないと思いますよ。

よけいなコメントかなとは思いましたが、今の私はKaiの存在
を頂いた仮父の傷心を黙っていられなかったものですから。

よけいなコメントだったら ごめんなさい。
返信する
ごめんなさい (Kai おとん)
2007-09-03 08:41:27
Kai おとん です。
昨晩はとても悲しくて つい何も考えず、整理せず
コメントしてしまいました。
考えの足りないコメントでご迷惑されたのではと心配になり、
追加となってしまいまいますが、コメント致しました。

私には元kai預かり父様の気持ち、理解できるなんて言えませんが、私がいつも日記を見せて頂いていて思うのは、今までも、今でもこれからも、理解してくれている子供達がすぐ側にいるのでは?
という事なんです。

色んな関わりあいをした 今はいない子供達、そして巣立っていった子供達、なにより今一緒にいる子供達。
・・・・・・・・


また、日記の更新を楽しみにしています。
kaiは とても元気にしています。 とてもヤンチャになってます。
返信する
kaiおとんさまに (ムク父です)
2007-09-05 10:28:38
わざわざありがとうございます。

責任感と言えば責任感なのかもしれませんが、自身でも判然としません。
私の腕の中で、力無く叶夢が首を落とした瞬間のゆきえの大きな泣き声が耳から離れません。
力無くぐったりしてもなお、十秒程も続いた心臓の鼓動を掌が覚えています。
こんなことは生まれて初めてです。

クモ膜下出血で倒れ、いわゆる脳死状態に陥り、器質的な脳活動レベル低下と内臓機能の低下による黄疸の発症を確認し、生命維持装置の取り外しにサインして当人の手を握りながら父を見送ったのは23年前でしたが、その時にもこんなことはありませんでした。
叶夢に何もしてあげられなかった無力感だけを感じています。
もちろん、Kaiおとんさまが書かれた事柄は充分に理解しているつもりなのですがチーの時にも、五右衛門や龍之介が亡くなった時にもなかった感情の揺れなのです。

それやこれやで、実は7月には書いていた昴の里親さま募集に使うプロフィール・案内文もそのままで、先週には、千葉わん・担当の方に送ると日記に書いた文章もそのままでした。
でも、今晩か明日中には掲載をお願いする画像と共に必ず送り、昴の里親さまが決まって幸せな旅立ちが叶ったら、少し時間を置くかもしれませんが、新しい預かりを始めるかもしれません。
叶夢や昴と共に苦労したワンコが残っていたら、預かるかもしれません。

ご心配をおかけ致しました。
ありがとうございました。
あと、もう数日・・・。

最後に、我が家はとても恵まれていて、我が家から巣立ったワンコは幸多くんとkaiくんだけですが、どちらも幸せな暮らしを送っていてとても嬉しい。
望んだ通りの、或いはそれ以上の幸せを嬉しく感じています。
これからもよろしくお願い致します。
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