ミルコくんはどこに？
ななちゃんの情報もよろしくお願い致します
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「どこにでもいる雑種なんだけど可愛いんだ、これが・・・」
混雑する通勤電車の中で、沿線の高等学校に向かう女子高生がニコニコしながら同じ制服の女性と話していました。
私の横で話していたので、耳をダンボにして聴いていました。
どうやら、女子高生の家庭では最近、mixの仔犬が家族の一員として暮し始めたようです。
「ねぇねぇ、こんなワンコなんだよ～」
彼女が操作する携帯電話の画面には、とても可愛い仔犬が写っているようです。
「キャ～、何て可愛いの！！」
相手の女子高生がハシャギます。
プチ里親会でモグママさんにダッコされる栗ちゃんです（カワイイ～
）
「でもね、この仔は・・・」
と件の女子高生が話した内容は、
１：近くの河原に段ボールに入れられて捨てられていたこと。
２：３頭いたけれど、２頭は既に死んでいたこと。
３：見付けたのは友達とダベリに出掛けた「私（女子高生）」だったこと。
４：救助して助けることはお母さんが一番反対したこと。
５：でも、父方のお婆ちゃんが「そんなこと言ったって見付けて、家に運んでしまった命じゃないか。
粗末にしちゃイケナイ」「私の身体が動く間は私が面倒をみる。でも、あんた（女子高生）が見付けて
家に連れて来たのだから、責任はあんたにある。もし、あんたが日頃の世話をみるのなら
私（お婆ちゃん）が助けてあげよう。でもね、ゴハンやお医者さんのことでお金も必要になる。
あんた、どうすんの？」と言われたらしい。
６：女の子は「お金が必要なことも知っていたし、毎日の散歩が大変なことも知っている」
「毎週末、ケンタ（ケンタッキーフライドチキン）でアルバイトすることにした」
「今迄より３０分早く起きて散歩させてるんだ」・・・などと発言する。
７：「あんた、偉いね！」と言う友達に、「偉くない。だって、見付けたときのことを考えると切ない」
「可哀相だし、とっても可愛いんだ」「女の子だから避妊しないとイケナイ（素晴らしぃ～、
と心の中で拍手喝采）」「だからお金も必要だし、アルバイトするんだ」「もし、私が結婚しても
一緒に暮らすんだ」
８：友達の女子高生「そんなに入れ込んで大丈夫？」
９：「ゼツ、大丈夫！。私がいなくなると寂しがって、私を頼っているんだよ。そんな仔を放って
おけない。もう家族だし、暖かくて、可愛いんだ。バイトすることは何でもないし。朝は眠い
けれど、何だか嬉しいんだな～、これが」「お婆ちゃんの実家は昔、犬が居たんだって。
だから犬のことはよく知っていて、避妊のことも教えてくれたんだ（お婆ちゃん、素晴らしいぃ～）」
もう少し聴きたかったのですが、乗換駅に到着してしまい、お別れとなりました。
なんだか嬉しい、通勤電車での混雑でした～。
（ゆきえは元気！）。
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