我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

昴くん 困りました~

2007-06-30 06:44:25 | 預かりワンコ
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千葉わんでは、東京都江戸川区の河川敷で行っていた定期的な里親会だけでなく、7月1日(日曜日)には多摩方面で初めて里親会を開きます。
こちらでご案内しておりますが、7月1日(日曜日)・福生市の玉川中央公園公園・げんき広場で午前12時~午後3時まで開催致します。皆さま、お越し下さいね。



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我が家において、昴のチィーとウンの場所が決定したようです。
「ようです」とは!!??

すばる~ 一番往来の激しいところはやめて下さい~


居間と台所を行き来する場所なのですが、少なくとも、ここ5日間は安定しています。
朝、さくら&ムックンと共に2階から降りてくると必ずです。
犬はきれい好きですから、自身のベッドで処理しないことは分かっていますが、何もこんな所でしなくてもね~
もちろん、なぜ此処なのかはまったく分かりません。

それと、やはりよく分かりませんが、昴はお風呂場がとても気に入っている様子。
暑いので、タイルが気持ち好いからかしら?

夜中にゆきえがトイレに向かうときには気を付けないといけませんね。
それと、トイレシーツの消費量も分かってきましたから、ダブルワイドサイズが一日4枚~5枚となります。
吸水性の性能は分かりませんが、シートの裏に貼ってある滑り止めテープのないものであれば、安い物がディスカウントストアにありますので(確か24枚で998円だったと思います)、まとめ買いしておきましょう。
※ネットでも探さないと!!

困った場所に決めちゃったようですが、それならそれで、さくらやムックンのように、「必ず外で」とはならないわけで、嵐のような日には散歩をパスすることも出来そうです。
病気の時なども外を意識する必要はないわけで、人間もワンコも好都合かもしれません(もちろん、散歩はまったく別と思ってますが)。

朝の散歩とムク父

2007-06-29 06:55:03 | ワンコさん達
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ムク父の目覚し時計は午前4時50分になると鳴り始めます。
ムク父の仕事は一応、土・日曜日は休日ですが、必ずしも休日とは限りません。
目覚し時計が午前4時50分より遅い時刻にセットされるときは休日か旅行の時ですね。
では、これより早い時刻にセットされる時って?
実はあります。
千葉わんのイベントのお手伝いの時なのですが過去、2回は同じ時刻にセットして目覚め、我が家を自動車で出発したのですが、走行距離では、2時間ほどで充分に目的地に到着できるはずが、一度は30分も遅れ、もう一度は1時間を過ぎても到着できませんでした。
原因は先の方が交通渋滞で、後の方も交通渋滞だったのですが、事故が発生して、どうしようもありませんでした。
と云う訳で、今は、或るイベントをお手伝いする場合、午前4時30分起床、5時出発となりました。
朝、30分早く出発すると、交通状況が全然違います!

散歩は必ずさくらから


いつもは午前4時50分に目を覚まし、朝の儀式を済ませて5時5分~10分頃にさくらと家を発ち、帰宅するのが5時40分頃。
直ぐにムックンと共に家を発ち、散歩を済ませるのが6時10分前後。
今は時間のかからない昴が3番目にいて、自宅に帰り、身体をきれいにして散歩終了が6時30分前後でしょうか。

ムックンは2番目


ちなみに、夜の散歩はゆきえの担当で、但し、ゆきえは歩くのが遅いことをさくらとムックンは理解しているので(でも、だいぶん神経が戻り、早くなりました~)10分~15分程度づつで終了し、昴は最後にゆっくりと歩きます。

3番目の昴です


時々、知り合いの方から「一緒に散歩すれば楽になるのでは?」なんて言われますが、でも、ムク父の運動の為でもありますし、さくらとムックンのお好みのコースも違い、歩くスピードも全然違うので、当分の間はこのままですね。
2度ほどはチャレンジし、別の1度は幸多くんを含んで3頭引きを試みましたが、数分で諦めました。

要するに、ワンコ達の散歩は午前4時50分に目覚め、6時30分頃に終了します。

ムク父はこれから次のような行動をして午前7時10分~20分頃に自宅を発ち、通勤のために駅に向かいます。

※場合によっては朝風呂
※場合によっては朝シャワー(夏に多い)
・歯磨き
・髭剃り
・整髪
・一杯のコーヒーを飲む

結構忙しいです。
そうそう、メールチェックを行い、日記の更新を済ませることも朝の定型作業に近いです。

皆さまの朝の散歩はどなたですか?

後のワンコはいつから?

2007-06-28 06:50:17 | できごと・お話し
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正解のないお話です。

もし、原因は別にして、ワンコが亡くなった場合、皆さんは別のワンコさんと直ぐに生活を始めたいと思われますか?
それとも、楽しい思い出が忘れられず、でも、ワンコとの思い出が宝のように感じられて、他のワンコさんと暮らすことをためらうようですか?

これは、こんな雑駁な問いかけを掲げることがそもそも間違いなのですが、正解はありませんよね。

我が家の場合は迷わず前者で、ムックンを迎えるきっかけとなった龍之介の死後、確か1週から10日後頃には千葉わんに問い合わせていたと思います。
とても寂しかったのです。
ですからなるべく早く新たなワンコと暮らしたいと思いました。
今ではムックンを迎えることが出来てとても幸せな我が家です。

25日(火曜日)の朝、ようやく歩き始めた昴と散歩していたのですが、我が家と共に町内会の班長さんだったご婦人とお会いしました。
捨てられてガリガリに痩せ細り、死ぬ寸前だった仔犬を哀れんで家庭に迎えたワンコが、推定年齢18歳で今月の初めに亡くなったとお聞きしました。
もうすぐ30歳となられる娘さんが小学生の頃だったそうで、立つことが覚束なくなったワンコの散歩を、腰を支えながら交代でなさっていらした春先にはさくらの散歩の時間帯によく、ご挨拶していました。

一昨年にはほぼ、同い年だった別のワンコがガンに倒れ、同じ年には愛猫もガンで亡くなり、文字通りに猫可愛がりをなさっておられて、幸多くんが我が家に居た頃は幸多くんの顔をご覧になると頭や首筋を撫でて頂いて、「こんなことをする人間は許せません」と涙ぐんでいらした優しい方です(幸多:我が家が保護した犬で下顎の骨を折られていた)。

簡単に昴や叶夢のことを話しますとポロポロと涙を流され、昴の首筋を優しく撫でられて「あなたは運の良いワンコさんなのね。よかったね」とおっしゃいます。
「私の家は今、動物がいません。いつも犬や猫が居たのに何も居ないと寂しいです。でも、しばらくは、別のワンコとの生活は送れそうもありません。まだ、あの子の面影が家に残っています」。

ようやく歩き始めた昴(すばる)です


ご主人とは2度ほどしかお会いしていませんが多分、数ヶ月を過ぎると新しいワンコとの生活を始められると想像します。
もし、そのときにご縁があれば、とても安心できる里親さんとなって頂けるのは間違いありませんから嬉しいのですが、どうなりますか。
ムク父が預かりワンコを売り込むことはありませんが、猫や犬を早く迎えられて、素敵な笑顔を見せて頂きたいと願います。

でも、考えてみると、犬や猫と暮らすことは住宅事情にしろ、経済的にしろ、家族の時間にしろ、結構な負担となりますよね。
ペットフード工業界ニュース・第13回(ヘイセイ18年度)全国犬猫飼育率調査結果によると犬・猫の飼育頭数は2,454万6千頭となるのだそうです。
なぜ、こんなにたくさんの小動物達との生活を望むのでしょうか。

我が家は犬と暮らしたくて社宅を出たようなものですから、純粋な経済行為としてはかなりの損失かもしれませんが、でも、よかったな~と感じています。
我が家は子供に恵まれませんでしたから尚更かもしれませんが、それでも、さくらやムックンが出迎えてくれる我が家は代え難い価値があります。

犬や猫達との幸せな生活を経験すると、いつまでも一緒に過ごしたくなります。
愛する生活者達が天に旅立ったとき、皆さまはどうなさいますか?
多分、我が家では直ぐに次の家族を迎えたいと願うのでしょう。
旅立ったものが心配しないように。
安心して遊びに来てくれるように。
ましてや、人間が一番寂しいですし。

でも、さくらとムックンにはもう10年以上は頑張って貰わないと困ります。
ムク父の田舎は雪も降るけれど、ほんの5分も歩けば海岸で、砂浜で遊べるのだよ。
ムク父はとても楽しみなんだ。
みんなで海岸を散歩するのは楽しいと思うな~。

デビューは間近か

2007-06-27 05:00:15 | 里親募集ワンコ
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相変わらずビビリの昴。
多分、散歩をしたことがないらしいので(爪の長かったこと!)、「何で歩くの?」って感じでしょうか。
それに「おやつって美味しいね」と分かるのですが、ご飯との区別がつかないようです。
人間と同じで、血筋よりも育った環境かも、ですね。
ボーボワールの鉄言「女は女として生まれつくのではなく、女としてつくられる」と同じかな。
昴も、家庭犬として楽しい、穏やかなワンコに育ってほしいですね。



我が家に迎えたのが16日(土曜日)の午後。
今日は26日(火曜日)ですから11日目。
いろんなことを少しづつ覚えようとしていますがこれからですね。
相変わらず家の前に出るまではダッコでしたが、地面に下ろしたら1m歩き、10cmほど右後ろ足を上げて遠慮がちに “ ジョーッ ” とチィーを済ませ、タッタカターッと歩いたら、草むらに向かって “ ジョーッ ” とやってました~。
昴がこんなに張り切って歩いたのは初めて。
昨日は軽く200mは歩いたと思いますが、今日はもっと歩きましたよ。
やはり自動車の音を怖がりますが、歩くことが楽しくなってきたようなので、道路の横断はダッコしたままですが、小学校の周りを一周するコースを始めようかと思っています。



そうそう、ご報告を忘れていましたが、去勢手術の時にマイクロチップを埋め込みました。
フィラリア感染症の検査は陰性でしたが、1ヶ月ほどしたら再検査の予定です。
耳ダニもまだまだですが、洗浄液を用いて浮き上がる真っ黒なものは大分少なくなりました。
奥歯の歯石も取り除いて、安心できる身体になりつつあります。
この日記の見出しも「昴のワガママ日記」などと替えましょうか。
切りのよいところで、「臨時千葉わんプチ里親会 in 多摩」を開催予定の7月1日からどうかしら?
昴が勝手に抜糸した跡を見て判断しますが多分、千葉わん臨時里親会には参加すると思います。



徐々に本来の性格が表れ始めた昴ですが、なかなかの利かん坊かもしれません。
今のうちにたくさんイタズラして、ゆきえにたくさん怒られて、人間に好かれるワンコになって下さい。
そうそう、信州のドッグランにはいつ出かけようか。
きっと楽しいと思うよ、昴や。

想い出の散歩コース

2007-06-26 06:59:38 | さくら&ムックン
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今月24日(日曜日)の出来事です。

最近、さくらの散歩コースが伸びていて、気が付いたら懐かしい場所を歩いていました。
それは、亡くなった龍之介との散歩コースでした。

龍之介が健在だった頃、さくらは余り歩こうとせず、龍之介と違うコースで距離も半分程だったのですが、日曜日の散歩で気付いたら、いつも龍之介のリードを放し、二人で?駆けっこした高速道路の測道を歩いていました。
ムックンとは一度だけ歩いたのですが、二度目は拒否され、以来、約4年間も歩いていませんでした。

この角に来ると嬉しくて龍之介はハシャイでいました


毎朝、5時10分~15分頃に、いつもこの道で龍之介と追駆けっこしていました。
龍之介は今のムックンと同じで、龍パパ(当時:今のムク父です)命で、私の言うことは良く分かって、どんな場面でも「待て」「来い」「伏せ」は絶対でしたから安心してリード・オフで走ったものです。
今のさくらは鉄砲玉なので無理ですが、改めて訓練し直し、「待て」「来い」だけは躾直してみましょうか。

ここを龍之介と二人で駆け回って遊びました


あと39日で5歳の誕生日を迎える時に此の世を去った龍之介。
忘れるはずもありませんが、久し振りにさくらと歩いたらまた、ワンコと走りたくなりました。

一度はさくらも覚えた訓練ですがもう一度、試してみようかと考え始めました。
さくらが頼っていた龍之介との想い出の散歩道を、さくらと走りたくなりました。
この道はあの頃のままに静かで、風に揺れる竹藪のささやきも当時のままでした。
さくらと走ってみましょうか・・・。

こんどはさくらと走りましょうか


私は時々、こんなことを思ったり感じたりして、そのままをこの日記に書き散らします。
もちろん、何の企みもなくて、計算もありませんが、或る人から言われました。
「もうそろそろ、昔のワンコのことはよいのではないの。昔は戻らないし、今はさくらちゃんもムックンもいて、昴くんも居るのだから・・・。」

でも、私には元気に暮らしていた、生活を共にしていたワンコ達はいつでも胸に棲んでいて優しい姿を、可愛い顔を、楽しい振る舞いを見せてくれます。
忘れるなんて出来ませんし、何かの切っ掛けでいつでも甦ってくれます。
忘れ得るはずもありません。

そう、こんな想い出のワンコがもう一頭増えてしまいました。
100m程しか離れていないマンションの1階にお住まいのご家族と生活していたWコーギーのPくんで、さくらとも大の仲良しでしたが数日前、突然、お星さまになったのだそうです。
とてもキレイな顔立ちの、涼しげな目元のワンコさんでした。
いつも窓辺に佇み、さくらが散歩で通ると窓をガリガリして芝生の庭に飛び降り、二人でクンクンし、時に外で会えばいつまでも仲良くじゃれていました。

ワンコの、ワンコとの想い出は増えるばかりです。
ワンコとの想い出は楽しいことばかりで、決して涙だけではありません。
そんなことを考えていたら、季節はズレていますが、ジャズ・ヴァイオリンのステファン・グラッペリと、オスカーピーターソンが奏でる枯れ葉を聴きたくなりました~。
この曲はそんなことを思い出させてくれる楽しい演奏でもあります。
歌ではありませんが、マイ・フェバリット・ソングですね。

さて、「待て」「来い」のコマンドは、さくらとがんばってみましょうか・・・。

昴も参加しま~す 

2007-06-25 06:55:54 | 里親募集ワンコ
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手術の縫い糸を噛み切って、勝手に抜糸した昴です(怒!)


手術日が23日でしたので、抜糸を10日後と思っていましたので、7月1日のプチ里親会 in 多摩 はパスする予定だったのですが、勝手に抜糸してしまいましたので、縫合箇所がなんでもなければ、参加しようと思います。
多分、ビビリで固まっていると思いますがもし、会場でお会いできましたらよろしくお願い致します。

それで、プチ里親会 in 多摩 ですが、ポスターを載せてみます。
たくさんの方にお越し頂けますように~



抜糸しちゃった! すばる~ ( > _ < )

2007-06-24 15:04:53 | 預かりワンコ
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昨日(23日)午後、無事に去勢手術を終えた昴。
麻酔から覚めやらぬままウトウトしていたので早めに眠りに・・・。

手術直前の昴です


今朝、5時30分に一階に降りてきたとき、床には薄黄色の水たまりが出来ていて、点々と犬の足跡が続いてました
「あ~ぁ・・・」とため息をつきながら始末し、昴の足を拭いて一応の片付けは終了。
さくらとムックンの散歩を終えた6時30分頃に昴を歩かせようとしたらゆきえの声が「・・・これから散歩?」と、寝ぼけ眼で言いますまから、大量のチィーのことを話したときは笑っていたのですが「ねぇ、昴のお腹を見せて・・・」との注文。
ダッコして見せたゆきえが「!!!」

「どうしたの?」と訊きますと「何で昴の縫い糸が無いの?」
「!?!?!」

3針で縫い合わせていた糸を噛み切って抜いてました!!!
慌てて支度し、動物病院に向かいました~

結局、出血もないので再縫合は見合わせましたが、先生もビックリ!
「まぁ、二重に縫ってあるので問題はないと思いますが・・・」

おかげで半日が無駄になりました(怒)

貼っても貼ってもはがしてしまう絆創膏です~


はぁ~ 困りました~(大泣)

緩いウン

2007-06-23 07:38:32 | さくら&ムックン
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さくらのことです。
さくらは2001年2月11日生まれ。
我が家には4月早々にお輿入れ。
早6年が過ぎました。

さくらは特殊なWコーギーではありませんがお腹が、消化器系が弱いですね。
食べ物は、量を除いてムックンとほとんど同じものですが、下痢を含めた軟便の傾向はハッキリ出ています。
これは興奮しても同じ傾向が現れます。



特にとても嬉しく、楽しい時間に走り回ったり、興奮すると現れます。
ですから、健康上の問題はないと思っていますが、さくらやムックンが大好きな山の中のドッグランは月に一度程度と考えています。
さくら自身は(ムックンも)何らの痛みや苦しみは感じていないと思いますが。



これは断定できませんが、経験的には、純血種の方がナイーブといいますか、繊細といいますか、どこか細いところがあるように思います。
亡くなったWコーギーの龍之介は怪我が多く、毎年のように風邪をひき、肺水腫で亡くなってしまいました。
さくらは大きな病気はありませんが、それなりに気を付けていたつもりなのですがストラバイト血漿が確認され、一時的にしろ療法食を用い、今回の軟便では療法食を与え、新しい下痢止めの処方を受けました。

それと、やはり原因は分かりませんが、2~3歳の頃は平気だった豚の耳や豚足(要は豚肉)とビーフジャーキーを含む牛肉がダメになりました。
食物アレルギーと思っていますが、下痢症状を示します。
与えれば症状を示し、止めて下痢止めを投薬すると止まります。
三度確認し、明確に現れましたので、現在の食事は馬肉を主体とし、鶏肉を主原料とした若干のドッグフードを与えています。
食物アレルギーを持つ人間と同じですね。
ムックンにはほとんどありませんが、馬肉等と共に、さくらと同じものを与えています。

さくらもムックンも、もちろん元気で長生きして貰いたいのですが、さくらの方に心配な要素が多いような気がします。

さくら、お願いしますよ~

我が家は長いかなぁ~??

2007-06-22 06:40:09 | 預かりワンコ
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経験した預かりわんこのことです。

幸多くんは保護してから新しいご家族のもとに行ったのが約11ヶ月後


カイくんは、預かりを交代して旅立つまでが約8ヶ月間でした


「1年を過ぎたら我が家のワンコとして一緒に暮らそう」と、ゆきえとは話していました。
ですから、幸多くんのことは「もうすぐだね」と話していました。
カイくんの里親さまが決まった時も「カイを預かったのは去年の8月だったね」と話し始めた頃だったのです。
預かり期間については千葉わんの皆さんと話したこともありませんが、成犬・MIXの場合はどの程度が平均的なのでしょうか。
半年+α程度なのかなぁ、とボンヤリ考えています。
預かり役の方々にお聞きしたこともありませんが、どのくらいなのかしら?

この頃、頻りに「縁」と云う言葉を考えてしまいます。
何事もウェットに考えるわけではありませんが、「ご縁」って本当に不思議。
千葉わんとの関わりについてもそうで、亡くなったWコーギーの龍之介がとても健康だったら千葉わんの存在すら知らなかったし、龍之介の亡くなった要因の肺水腫も、慎重な検査をきちんとして下さる獣医師だったら誤診もなく、死ぬこともなかった。
千葉わんへの里子の申し込みだって、最初に問い合わせたワンコは里親さんが決定した直後で、次に問合せてお見合いしたワンコさんは、我が家のさくらとの相性が今イチと思われ、ムックンとのお見合いは、我が家からすると3度目の申し入れ。
それに、考えてみれば、ムク父が千葉わんのお手伝いをしている元々は、ムックンを撮影した画像を褒められていい気になり、里親会で撮影した画像がもとになってワンコの里親さんから問合せがあり、決まったからです。
あの時、たまたま撮影した1カットを提供することがなくて、提供したとしても、里親さんが決まらなければカメラマン(?)としてお手伝いすることもなかったでしょうね。
ワンコだって同じ。
ゆきえのお父さんが仕事をなさっておられた工事現場に幸多くんが現れなければ、今の幸多くんはなくて、幸多くんを里親会に参加させなければ、カイくんの存在すら知らなかったと思うのです。

すべての出来事についてどこまで関わりがあるものなのかはのかは分かりませんが、少なくとも「きっかけ」や「出会い」、或いは「チャンス」などという言葉を聞くと、「縁」と云う言葉を連想するようになりました。

さて、今の我が家には昴(すばる)くんがいます。

昴です


23日に去勢手術を行い、少し過ぎた頃から里親さん募集の掲載を始める予定ですが、昴くんはどんなご縁に恵まれるのか、はたまた自分で掴むのか、楽しみではあります。
ワンコさんもニャンコさんも、透き通った瞳をみていると吸い込まれそうです。
あの瞳が幸せに輝くことが望みです。

今日はムックン

2007-06-21 06:56:44 | ワンコさん達
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前回の日記はさくらでしたので、今日はムックンですよ。

最近のムックンは余り歩きたがりません。
でも、歩き始めると一生懸命に歩くのです。

一生懸命に まじめなムックンです


チョット休憩です


チィーもウンも終えて 目指すはお家です



ムックンは眠るのも遊ぶのも、イタズラするのもいつも一生懸命です。
不器用なのですが、真っ直ぐで大好きな、自慢の長男です。


20日朝の昴(すばる)です


こちらもいい男でしょ!

ゴロゴロさくらと昴の初散歩

2007-06-19 07:03:02 | ワンコさん達
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なぜかさくらは何かの匂いがするとゴロゴロ・スリスリします。
多分、ミミズの匂いだと思うのですが・・・

ゴロゴロ


ゴロゴロ


ゴロゴロ


何か?


終わったから帰りますよ!!



我が家に来て4日目の朝にようやく歩いた昴です
これからお散歩を覚えよう~


里親会に来てもらえたKaiです!

2007-06-18 08:24:01 | たのし・うれし
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で、昨日は千葉わんのプチ・里親会が開催されました~

会場はいつもの河川敷ですが、みるくパパ・ママさまのご協力で会場の草刈りはアッという間に終了です~
本当にありがとうございました~!!(一応、草刈り鎌を持ってはいきましたが・・・

たくさんのワンコさんやニャンコさんも来て頂けて、大勢の方々にご来場も頂けて、ありがとうございました。

で、ですね、4月下旬にトライアルに入り、既に新しいご家族の仲間入りをしたKaiが里親会の会場に遊びに来てくれました~

Kai ニコニコして、お出かけは楽しいかい?!


Kaiのお父さんやお母さん、Kaiを見初めて下さった息子さんも来て頂けてお話しできました~
日記では充分に分かっていたのですがKaiはご家族として、ご一家の一員となっていて嬉しい元預かりです~。

また来て下さいね Kaiや


Kaiを知るみなさんに「Kai 優しい目になったね~」とか「子供っぽくなったんじゃないの!」などと言われて、幸せな生活がそのまま分かるのですね~

我が家に来た預かりワンコの昴もKaiや、幸多を目指して訓練開始ですよ!

でも、少しづつね 昴


昴(すばる)です

2007-06-17 08:43:27 | 預かりワンコ
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お知らせです

今日・6月17日(日曜日)は千葉わん・プチ里親会が開催されます。
開催される千葉わんのプチ・里親会はニャンコさんも参加予定です。
ワンコやニャンコを当日にお渡ししたり引き取ることはできませんが皆さま、ぜひお越し下さい 
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新しく我が家に来たシェルティーの男の子で、仮名を「 昴 ( すばる )」としました。

昴( すばる )です


昴はおよそ1歳の元気盛り・・・のはずなのですが、我が家で亡くなった叶夢と同じ出身なのです。
散歩は知らず、遊ぶことも知りません。
でも、それはこれからたくさん知ってもらいます。

眠くなりました~


耳ダニや、軽度ですが、治療の必要な皮膚病もあって少しメンテナンスが必要なのですが、フィラリア検査は陰性で、ミクロフィラリアも発見されませんでした!
でも、もう一度、時間をおいて再検査を行います。

昨日・16日は生まれて初めてのことばかりで疲れたろうと思いますが、今朝、居間に行ってケージ内の昴をみたらウンもチィーもたっぷりでした~

昨晩は缶詰のフードも一気に片付けてなかなかの食欲。
仮父も安心しました。

もう少しトレーニングを積んで里親会にデビュー予定。
7月1日の臨時里親会 in 多摩 が目標かな。
これからもよろしくです~

叶夢の夢

2007-06-16 00:23:35 | できごと・お話し
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お知らせです

6月17日(日曜日)は千葉わん・プチ里親会が開催されます。
開催される千葉わんのプチ・里親会はニャンコさんも参加予定です。
ワンコやニャンコを当日にお渡ししたり引き取ることはできませんが皆さま、ぜひお越し下さい 
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はじめに:
5月27日(日曜日)午後3時少し前、我が家に到着した叶夢は6月3日(日曜日)午後9時5分に心臓を止めました。
今日は、涙を止めたままでようやく叶夢のことを語ることが出来そうなので、叶夢と云う犬が此の世に存在した事を皆さまに知って頂きたくて、少しだけ話したいと思いました。
多分、筆の立たないムク父ですから、長いお話となります。
公開しましたが、本日のお話は読まれなくて結構ですからこの日記は飛ばして下さい。
それでも、時間のある方で、お付き合い頂けるガマン強い方はどうぞ。
つまらなくなったら止めて下さい。


叶夢はどこから:
今でも叶夢の正確な年齢や生い立ちは知りません。
どこから救出されたのかも、正確なところは知らないのです。
ただ、千葉わんの里親募集ページのインデックスにある「特設ページ(犬)」というボタンをクリックすると、おぼろげながら、叶夢が命を存えていた環境の一端が窺い知れる程度です。

我が家に到着した叶夢


お聞きした話を総合すると、2百頭を超えて飼育されていた犬達は、彼らにとっては予想も出来ない非情な仕打ちを受けてバタバタと餓え死にさせられ、レスキューを受ける時点ではおよそ半数になっていました。
元ブリーダーの事情は存在するとしても、要するに餓え死にさせられたのです。
叶夢は生き残りの一頭でした。

叶夢は2~3段ほどに積み上げられていたと思われるケージの世界がすべての犬だったと思います。
なぜ、積み上げられたケージを思ったかは、叶夢の全身を見て想像できました。
背も、横腹も、雨跡のようなウンがこびり着いていました。
叶夢の上から落ちてきたとしか考えられません。
しかも、水滴の跡のような形が伺えます。
つまり、落ちてきたウンも下痢状のものに違いありません。
もし、この推測が正しければ、当然チィーも降ってきたでしょう。

体のウンです(お尻の方のグレーの部分はすべて叶夢の固まったウンです)


犬種はWコーギー・ペンブローグですが、日本では珍しい長毛種で「フラフィー」と呼ばれる成犬の雄でした。
欧米、特に米国ではスタンダードから外れているので低い評価のようですが多分、雄としての価値を認められてフリーダーが入手したのでしょう。
時には愉しい想い出もあっただろうとは思いますが多分、ここ1~2年は寂しい、過酷な、ついには地獄の日々を迎えたのだろうと思います。
年齢は分かりませんが多分、5~6歳前後ではなかったかと思います。


立てなかった叶夢:
我が家に到着しても叶夢は歩こうとしませんでした。
息を荒くして、横になって休んでいるばかりなのです。
我が家の人間だけでなく、先住犬にも関心のない様子で、ひたすら横になっていました。
26日の午後に保護され、27日は一度も水を飲ませていなかったので、用意していたケージに小さめの水入れを入れ、叶夢もケージに移したところ、水入れの匂いを嗅いだと思ったらガブガブと飲み始めたのですが、吐き戻しながらも飲み続けます。
多分、1.5リットルも飲み続けましたが休憩させるために水入れを取り上げたところ、私の目を見上げて咽せ込み、また横になってしまいました。
余りのことにゆきえと顔を合わせてしまいましたが一度、ゆっくりと身体を見たいと思い、強烈な悪臭を放つ叶夢を玄関先に運び、改めて身体を点検して驚愕しました。
少なくとも、叶夢が立たない原因の一つが分かりました。
立たなかったのではなく、立てなかったのです。
なぜか。

左前足の爪です


まったく爪を切って貰えなかった叶夢の左前足の爪が歪曲して伸び過ぎ、立とうとすると肉球に刺さって痛かったのです。

右前足です


右前足の爪も同じようなもので、左後足の爪も同じ。
右後足の爪はどうにか刺さるまでには成長していませんでしたが、それにしてもひどく、こんなに伸びた犬の爪は初めてで、翌日に診断を受けた動物病院のAHTは「私は何年もこの仕事をしていますが、こんな爪は初めて見ました」と言い、獣医師も「こんなにひどい犬は初めてです」と唸る程でした。
ただ、オシッコは我慢している様子で、でも、ケージの新聞紙には漏らさないのです。

右後ろ足


そこで、爪の事は分かっていましたがそっと抱き上げ、少しだけ草の生えている玄関横にそっと下ろしました。
数秒すると右後足を数センチ上げ、チィーを始めたのでホッとしましたが、色を見て息を呑みました。
赤褐色といいますか、明かに血液が分かるようなチィーだったのです。
それでも少しは楽になったらしく、その場に腰を降ろそうとしましたので慌てて抱き上げ、玄関に横にしました。
それから身体を点検し始めた私は驚きの連続でした。
私もですが、ゆきえも必死で涙を堪えていました。
酷い悪臭だったので、こびり着いたウンの塊を取り除こうとしてハサミを使ったのですが、お尻を見て一番驚きました。
何と、断尾された跡から肛門にかけて爛れており、肛門にはウジが湧いていました。
余りのことに呆然としてしまい、手を止めた私がゆきえに理由を言うと、ゆきえが口に手を当てて涙ぐんでしまいました。
直ぐに動物病院に連絡し、診察の予約を行い、夜には勤務先の某取締役に連絡し、有給休暇を申し入れました。
余りのことにどうしたら良いのか分からず、少しでもとウンの塊りを取り除き、お尻を拭くだけは拭いて室内のケージに入れ、休ませました。
今度も水を入れると飲みましたが、初めほどではありませんでした。
それでも、ケージの中はビショビショでしたので、慌てて吸水性のシートを買いに出かけました。
新聞紙では間に合いませんでした。
その間、さくらとムクは遠くから叶夢を見つめるだけで、この姿は叶夢が息を引き取るまで続きました。


獣医師「かなり厳しい。半年後に生存している確率は五分五分」:
翌朝、いつものように午前5時にワンコ達の散歩を始め、6時頃に叶夢を抱き上げて草地に連れて行くと昨日と同じようにチィーを始めましたが、赤褐色のものでした。
直ぐに支度し、叶夢を車に乗せて動物病院に向かいました。
正確さは欠けますが、過去の日記に載せたものを改めて書きます。
・・・・・
とにかく、病気の塊りでした。
獣医師は明言しませんでしたが多分、既に寿命を迎えていると思ったかもしれません。
例えば、重度のフィラリア感染症では時に腹水が溜まることがありますが、叶夢もそんな感じでお腹が大きいのです。
ところが、レントゲンでは腹水は認められません。
数枚を撮影しましたが、「腹水でないことは間違いない」との事です。
なら、明らかに膨らんでいるお腹は何なのか。
内臓のどれかがパンパンに腫れているのか・・・。
獣医師は明言を避けましたが、「もしかすると」との前置きを話してから幾つかの可能性を述べました。
「とにかく、今は全身が機能不全の状態です。先ずは出血を止め、貧血の状態を何とかしないと一切の処置が進みません。同時に、腎臓と肝臓に働いてもらわないと血液が回ってもらえません。重度のフィラリアの影響で血液の循環が滞っていて、必要な血液が循環していない状態です。だから、心臓から離れたお尻や足の付け根などは冷たく感じませんか。採血した血液を見ても汚くて、正常でないことは間違いありません。ただ、困ったことに、体力がほとんどないように見えます。どこから手を付けたものか・・・。」
結局、寒い季節でないことや皮膚病の治療、或いは肛門付近のウジを除去する作業も考慮してほぼ、全身を刈り上げることとなりました。


お帰り:
動物病院からの帰り道はゆっくり法定速度で走り、後ろから煽られても無視して丁寧に我が家に向かいました。

帰宅中の叶夢です


抱き抱えるとゆきえが隣に立ち、「お帰り」「かわいそうに・・・」と言い、首筋や背中を撫でていました。
この時点では、血液検査の結果を云々しても仕方のない程の数値が並んでおり、休養と投薬で、治療を始める条件を整える段階が始まったばかりだと思いました。
栄養補給については、点滴による補給も考えられましたが、腫れた腹部と腎臓の機能低下が止めさせました。
獣医師の言葉の一つが印象に残りました。
「まだ黄疸の出ていないうちに・・・」

もしかしたら、この子の手当ては遅れてしまったのかもしれないと思いましたが、ゆきえの言葉に、自身から話すことを止めました。
「かわいそうな叶夢。何とか生きて、ドッグランで遊ぼう・・・」
半泣きの状態で優しく話しかけながら、叶夢を撫で続けていました。
ようやく、叶夢との生活が始まりました。

叶夢と暮らす:
一番長く叶夢と共に暮らしたゆきえからは毎日、いろいろな話を聞きましたが、2つだけ書きます。
チィーと食事の事です。

私はさくらやムックンの散歩を終えると叶夢を抱き上げてケージから出し、近くの草むらに運び、そっと下ろしてウンとチィーを済ませていました。



叶夢の体重は17.3Kgでしたが、グターとしている叶夢を抱き上げることは脊髄の手術を受け、リハビリ中のゆきえには無理で、チィーは、私が帰宅して叶夢を抱き上げ、外に出す迄はジッと我慢している様子でした。
ゆきえはそれを切ながっていましたが、4日目にケージの中でチィーをすると、合計3回のチィーをしました。
ゆきえは嬉しがって「叶夢がチィーをしてくれたんだけど、するときは大量で、シートがビショビショになってしまう。チィーの場所は分かっているから、半分の大きさの物がほしい。それなら私にも何とか交換できるし、溢れてしまったチィーは大きなシートで吸収できるから」
結局、購入した半分の大きさのシートは一度、使っただけでした。
チィーは3日目から赤褐色でなく濃い黄緑色となり、4日目には少し薄い色となりました。

また、叶夢が居た8日間でウンは2度だけでした。
3度目は、亡くなって2~3分後に私の腕にしましたが、それだけでした。
我が家に居た間に口にした物は、水を除けば食パン、ウォルサムの消化器サポート(ドライタイプ)、缶詰のパピー用ドッグフード、ハム2枚で、缶詰は2食分を食べましたが、他は一度で食べなくなりました。
4日目の2度目のウンはかなり良い状態と思いましたが、生きている時のウンはこれが最後でした。


無表情な叶夢:



考えてみれば当然なのでしょうが、遂に叶夢は嬉しがったり悲しがったり、或いは苦しい表情すら見せることはありませんでした。
少し困ったような目付きの時はありましたが、ほとんどは無表情でした。
もも母さまから甲状腺機能低下症の可能性を伺い、その通りと思いましたが、精密な検査は亡くなった当日に申し入れたのです。
私は日記に、餓え死にした仲間達を見ていて、感情を殺して生き抜いたのではないかと、擬人化し過ぎていることは意識しても、書きました。
多分、甲状腺機能の障害はあるのかと思いますし、その影響の大きな事は間違いないと思うのですが一度だけ夜、草むらへ運んでチィーをさせて大量に排泄した後、叶夢を抱き上げて顔を覗き込んだとき、叶夢が微笑んだような表情を見せたのです。
少し目尻を下げて、ニッコリしたように見えました。
とても嬉しくて、抱いていた叶夢に頬擦りしてしまいました。
でも、私が見た叶夢の笑い顔はこの一度だけでした。


最後の時:
2度目の検査に動物病院に伺った6月3日は一度目よりも精密な検査を要求し、外部の検査機関に依頼する、お金のかかる検査も要求して、この時点で可能な検査をすべて行い、治療方針を立て、投薬の選択と食事の制限なども決めてたくさんの薬を受け取り、帰宅しました。
検査結果はどれも厳しいものでしたが、レントゲンを見たときに私が質問して、獣医師に答えてもらえた中に「レントゲンで確認できるウンチがなぜ、排泄されないのか」と云うものがあり、それに対する獣医師の答えに言葉が詰まりました。
「小腸の出口から詰まっていて、大腸もいっぱいのようです。肛門の直前まで詰まっていますが、排泄する力もないのかもしれません。」

既に6月1日から目立って呼吸が荒くなっていたのですが、3日に帰宅してからは特に感じていました。
チィーを済ませたくとも、立つ姿勢すら保てないのです。
一日に1リットル近く飲んでいた水も、この日は少なめでした。

夜になり、パソコンに向かっていた私の耳に、慌てるゆきえの声が聞こえました。
「叶夢、叶夢。叶夢、どうしたの」
後でゆきえに聞くと、それまでは叶夢の名を呼ぶとゆきえを見つめ返していたのに、急に力がなくなって、グッタリしたのだそうです。
私がケージに飛び込んで叶夢を抱えると、とても荒い息遣いをしていた叶夢が数秒間、驚いたように目を見開いて私を見つめ、遂に私の腕から首を外に落としたのです。
動脈を探りましたが探し当てることができず、心臓の鼓動は弱くなっていて、10秒ほどで停止しました。
ゆきえはベッドに座ったまま泣きじゃくり、さくらとムクは並んで居間の隅に伏せの姿勢でおり、われわれを見つめていました。
時刻を見たら午後9時5分でした。
もう、ケージにいる必要がなくなりました。
以前にカイくんが使っていたラウンド型のベッドに休ませようとして立ち上がろうとしたら叶夢がチィーを始めました。
少しだけ腕を濡らしましたが、叶夢のお尻だけをシートに下ろし、終わるのを待ちました。
結構な量でした。
排尿が終わり、ゆきえにベッドの支度をしてもらっている間は私が抱いていたのですが、右腕に何か温かいものを感じたので見ると、叶夢のウンでした。
ゆきえにキレイに拭き取ってもらいましたが、とても嬉しくて、叶夢を抱えたまま泣いてしまいました。



私は迷ったのですが、ゆきえが言いました。
「叶夢が亡くなったことをグループメールで皆さんにお知らせする。悲しいだけじゃなくて、同じところからの出身ワンコ達にも健康に気を付けてもらうことが大切だから。」

私も日記の入力を始めました。
悲しみだけではなくて、もしかしたら預かりさん達に気を付けてもらい、病院に行くことに躊躇しないように考えてほしい、と思いました。

その夜、眠るときにゆきえが私に言いました。
「叶夢は本当はあなたといたかったはずなの。あなたが一番面倒をみていたから。今夜は叶夢が寂しがるかわいそうだから一緒に眠ってあげて。」
ベッドごと叶夢を抱き抱え、二階の寝室への階段を昇り、ダブルベッドの半分に叶夢を寝かせ、半分で私が眠りました。
ナツメ球の灯りに浮かぶ叶夢の顔を時々眺めながら、それでも3時間ほどは眠りました。
本当は夢に出てきてほしかったのですが、とうとう現れませんでした。
翌朝はいつものように5時に起き、さくらとムックンの散歩を済ませ、暫くして、先住犬の龍之介がお世話になったペット霊園に連絡し、ゆきえと共に出かけました。
いつもは騒ぐさくらがどこにいるのか分からない程に静かで、あれほど近寄らなかったムクが匂いを嗅ぎに初めて叶夢に近づきました。


完全な無駄ではない:
今回の預かりは8日間で終えました。
擬人化が過ぎるのかもしれませんが、叶夢の一生って何だったのかと考えてしまいます。
叶夢はどのような親犬から生まれ、どのように育ち、どんな血統書を抱えてブリーダーに買われ、雄犬としての役割を担わされ、苛烈な、地獄のような日々を生き抜き、誰が選別して我が家に辿り着いたのだろうかと。
愉しかったはずの赤ちゃん時代はもちろん、実は、我が家に来る前の叶夢のことは何も知らず、名前すら私は分かりません。
とても寂しく感じていますが、現実には仕方のないことかもしれません。

叶夢の悲劇は100%、人間がもたらしたものですが、叶夢の死が何かをもたらしたのでしょうか。
現実には何も残すことはありませんでした。
ただ、ゆきえとムク父にはとても大きな想い出を残してくれました。
叶夢は我が家に辿り着いて少しだけ休み、軒先を借りただけでしたが一瞬の笑顔と、たくさんの物語を残してくれました。
ほんとうに、よく我が家に来てくれましたと伝えたい。
叶夢を我を家に届けてくださった方々からもたくさんの言葉を頂きました。
あなたは、あなたに関わった皆さんの心に残るワンコさんとなってくれるでしょう。
あなたの後に残るワンコさん達の幸せを掴むためにたくさんの人達が頑張るのだけれど、あなたはその行為の礎になってくれたと思っています。
現実には何も残すことはなかったけれど、ゆきえやムク父だけでなく、あなたの後に続くワンコさん達が幸せを掴むための役割はしっかり果たしてくれました。
あなたが生きた場所を忘れない限り、例え皆が忘れても、ゆきえとムク父の心には叶夢がしっかりと生き続けています。
あなたはこんなことを残してくれました。


龍之介と五右衛門と叶夢と:
我が家の居間には三頭のワンコの遺骨がわれわれと生活を共にしています。
以前の日記にも書きましたが、数年の後には住居を雪国に代える予定で、そのときにはもちろん一緒に移り、私が小さなお墓を敷地内にこしらえ、みんなに眠ってもらいます。
墓標も決めています。
小説家である故・中野孝次氏のパクリですが、「我が愛せしものたち」と。
私が亡くなった後はゆきえが一緒に過ごしてくれますから、当分は寂しくないと思います。
たった一日でしたが、我が家の子となったので、身寄りのない野犬とはなりません。


終わりに:
叶夢はついにさくらやムクと遊ぶこともなく、ドッグランや野原で駆け回ることも叶いませんでした。
叶夢と名付けた願いは叶いませんでしたが、最期は私が看取ることができました。
叶夢は人間の温もりを感じとることができたのでしょうか。
そうなら嬉しい。
そうでないなら、寂しい。

叶夢は虹の橋を渡って天国に旅立ったけれど、残された仲間がまだいます。
どんなワンコでも受け入れることはできないけれど、もしかしたら叶夢の仲間の誰かが我が家に来てくれるかもしれません。
身体と心のリハビリを済ませて、新しい生活を迎えるために。
さくらがいるので男の子を、と思うけれど、もしそうなら、叶夢の時のように名前は考えてあります。
もし、叶夢の仲間が我が家に来たら時々は我が家に来てそのワンコに声を掛けてほしいんだな。
「お~い、昴(すばる)く~ん」ってね。

叶夢や、お前を預かってたくさんのことを考えさせられたよ。
お前との縁はどこかで繋がっていたのだと少しづつ思い始めた母と父です。
きみは間違いなく、我が家の五代目のワンコでした。
叶夢、こんどは五右衛門や龍之介と一緒に天国から遊びに来て下さいな。

叶夢、さようなら。

里親会って? 千葉わん・臨時里親会 in 多摩の宣伝も

2007-06-15 06:56:49 | ワンコさん達
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お知らせです

6月17日(日曜日)は千葉わん・プチ里親会が開催されます。
開催される千葉わんのプチ・里親会はニャンコさんも参加予定です。
ワンコやニャンコを当日にお渡ししたり引き取ることはできませんが皆さま、ぜひお越し下さい 
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ムク父は、いわゆる「犬猫譲渡会(仮称)」は余り好きではありませんでした。
どちらかといえば、批判的だったかもしれません。
でも、龍之介が亡くなり、ムックンを迎え、幸多くんを保護して、千葉わんが始めたプチ里親会に幸多を伴って参加を始めてから考えが変わりました。
実は、投げ遣りと言いますか、好い加減な譲渡会を覗いたことがあって、それから批判的になりました。
実に無責任で好い加減な対応だったのです。

「多少の病気はあるかもしれないが、しかたがないんだ」「元々は捨てられていたんだし」「(譲渡会を開催している)われわれも善意で行っている。儲けなんてない。だから、細かいことは言わないでくれ」・・・。

多少は穏やかに書いていますが、こんなことを口にする男女が主催する譲渡会だってありました。
ムク父自身が見聞きしたことで、とても狭い範囲の出来事ですが現実でした。
ケージやバリケンに入れられて並ぶ犬や猫が憐れに見えて仕方ありませんでした。
この子達は本当に健康なのだろうか。
普段はどのような扱いを受けているのだろうか。
食事は充分で、運動可能な環境なのだろうか。
清潔な環境なのだろうか。
フィラリア感染症などの場合、本当に適切な手当てを受けているのだろうか・・・。

千葉わんが行き場のないワンコやニャンコに提供できる環境がベストかどうかは分かりませんが、現実にはかなり充実した環境を提供していると思います。
第一、好い加減な預かりさんはいません。
予想と違ったとか、「こんな仔はとてもムリ」と云うことで、預かりさんが交代することはあっても、多少の時間は必要でも、何とかしてしまいますね。

我が家の場合は保護し、預かったワンコは3頭だけです。
1頭は或る劣悪な環境から救出するのが遅れた為に重度のフィラリア感染症だけでなく、殆どの内臓に何らかの疾患を抱えて、我が家に迎えて8日目に亡くなりましたが、2頭の成犬は元気に旅立ち、幸せな生活を送っています。
亡くなった子は可哀相でしたが、元気な旅立ちを迎えた2頭も、我が家のさくらやムックンとまったく同じに育てました。
年2回の健康診断も、ワクチンを含めた健康管理も、食事やおやつだって同じですし、ドライブを含めたレジャーにも皆で出かけました。
少なくとも、千葉わんの預かりボランティアを行っていらっしゃる方々は皆さん同じだと聞き、感じています。

今年3月の千葉わん里親会です


里親会での新しい出会いは嬉しいものです。
私も経験しましたが、塩を撒いて追い返したいような方もいますが(ムク父の私見です)、概ねの方々は里親会を好意的に見て頂けて、丁寧にお話しすると「改めて考え直します」などとおっしゃり、慎重になられる方もいらして、里親さんへの譲渡の実積とはなりませんが嬉しい場面も体験し、見聞きしました。
カイくんの場合は今年3月に18年以上も生活を共にしたワンコが亡くなり、たまたま知った千葉わんの里親会にご一家でおいでになり、カイくんをご覧になったお子さまがご希望になり、家族となって頂けました。
今では週末に那須の別荘で走り回り、ご一家の皆さまに可愛がられる超幸せワンコなのですよ!

結局、行き場のないワンコやニャンコも、ごく一般的な家庭で生活しているワンコやニャンコと何ら変わらないことを知って頂く機会を提供したいのですね。

純血種と混血種だって同じですが、外見の好き嫌いを除けば、家庭犬として、純血種でなければならない理由が分かりません。
また、病気を主な理由とした欠陥遺伝子の継承を考えると、日本のブリーダーの意識はとても評価できませんし(あくまでムク父の意見です)、混血種の方がリスクが少ないと感じています。
我が家では1頭のビーグルと2頭のWコーギーの純血種との生活を経験していますが、狭い範囲の経験でも、健康面における純血種の弱さは幾度も、今も経験しています。
風邪を引き易く、消化器系が弱く、心臓に弱点があり・・・と云った具合です。
純血種は充分に価値のあるものですし、例えば、盲導犬の育成効率からすると、ラブラドール種やシェパード種は、体格を含めて効率のよい選択ですが、絶対的な選択要件ではないと、プロの訓練士からお聞きしました。

里親会はこれからも続くでしょう。
ムク父も可能な限りお手伝いしたいと思いますし、新しいワンコの預かりを始めたら参加者として皆さまに、ご来場を頂いた方々に出会いを提供したいと思っています。
もちろん、将来の体格や気質を予測できることは純血種の大きな利点ですね。

まぁ、ゴチャゴチャと長い戯言はこれくらいにして、ぜひお越し下さいね。
千葉わんでは、東京都江戸川区の河川敷で行っていた定期的な里親会だけでなく、7月1日(日曜日)には多摩方面で初めて里親会を開きます。
こちらでご案内しておりますが、7月1日(日曜日)・福生市の玉川中央公園公園・げんき広場で午前12時~午後3時まで開催致します。
梅雨時で天候が心配ですが、開催されましたら皆さま、お越し下さいね。
よろしくです~