非常用ディーゼルエンジン発電機の保守において、エンジンオイルの交換とラジエーター冷却水(クーラント)の交換は大切である。発電機を正しく動作させるためにも必要な保守項目である。発電機を稼働時間累積が上がっていなくても、経年によってオイルや冷却水(クーラント)は性能が劣化していくものであるから。なお冷却水(クーラント)は単なる水ではなく、機種に対応した専用のLLC(ロングライフクーラント)である。
- エンジンオイルの交換
最低1年に1回実施するのが望ましい。
- ラジエーター冷却水
最低2年に1回実施するのが望ましい。交換を怠ると冷却水(クーラント)の性能劣化によりラジエーターのサビなどつながったりするおそれあり。