KDDIカナダは、「Telehouse Canada」ブランドで2024年4月にコネクティビティデータセンター事業を開始した。KDDIは2023年6月にAllied Properties REITと事業譲渡契約を締結、約1446億円でデータセンター事業を譲渡受け、その後KDDIカナダを設立、事業を開始した。
両備システムズは、岡山市に本社を置くシステムインテグレーター。東京にも本社を設置しており、2024年4月に田町森永ビルからG-BASE田町に移転した。6〜8階の3フロアを使用する。
NTTとNTTデータグループは、英国と米国の自社のデータセンター間をIOWN APNで接続する実証実験を行った。英国はHemel HempsteadとDagenhamの2つのデータセンター（離隔は89km）、米国はバージニア州AshburnのVA1とVA2のデータセンター（離隔は4km）をIOWN で接続した。NEC製のAPN機器を使っての接続である。400Gbps通信で1msec未満の遅延、1μsec未満の遅延ゆらぎで接続できたとのこと。
昨今、ビル建設費の高騰が顕著である。ビル建替えをあきらめ延期するケースも全国で出てきている。日本経済新聞朝刊(2024.4.11)に記事がある。建設物価調査会によれば東京地区の建設費は、2015年を100として2014年3月では約130まで上昇している。しかも上昇基調が続いているのである。人手不足も伴った人件費の上昇、そして建築資材の高騰が続いているのである。
東京自由が丘駅周辺で3件の大規模な再開発計画が進行中である。自由が丘も大きく変わる。
(1) 自由が丘1丁目29番地区再開発
既に2023年11月に着工している。地上15階地下3階。店舗・オフィス・住宅・駐車場等の複合施設。設計は久米設計、施工は鹿島。2026年年7月竣工予定である。参加組合員はヒューリックと鹿島。
(2) 自由が丘駅前地区再開発
市街地再開発準備組合が2022年7月に設立された。事業協力者は東急日本土地建物。
(3) 自由が丘東地区再開発
2024年4月に再開発の素案が公表された。地上25階地下3階の複合施設（商業施設・オフィス・住宅・駐車場等）を建設する。事業協力者は東急と三菱地所。
