埼京さん^^いらっしゃ~い

地域密着度№1を目指す農耕型経営の不動産二代目社長の日記

賃貸住宅市場の行く末

2012年01月08日 17時32分18秒 | 日記
○武蔵浦和駅から15分以内
○居住用アパート・マンションのみ
○5万円以上

以上の三条件だけで見ると、賃貸住宅は460戸の空きがあるんです。これホント。

南浦和まで加えると1,000戸近くになります。

賃貸住宅市場はどのようになっていくのでしょうか?

10年先には長期空室物件、通称:長空(チョウクウ)物件のオンパレードです。当然家賃は下がっていく。小手先だけの改善では埋まりません。設備の追加や簡単なリフォームでは現状維持がやっとです。家賃下げて決まるならばまだしもなどという状況がくるかもしれません。そうしてくると入居者にも問題のある(家賃滞納や迷惑行為など)方々が多くなります。不動産業者に任せているんだから大丈夫?本当にそうなのでしょうか?


賃貸住宅管理業の登録制度が昨年12月1日に施行しました。当然私どもも登録を完了しているが、半月経過したところで800件の登録があったといいます。国土交通省整備局では、一定の審査期間を経た後に、この一月中にも登録事業者が誕生させる見通しとなってます。

登録事業者として認定されると、いままでサービスで行ってきた業務に書面の交付や重要事項説明が必要になる。一つの確立された仕事になるので、当然無報酬で行うわけにはいかない。いわゆる原状回復にかかる敷金精算はこれに該当します。私どもも一部サービスで行っているところもあるが、今後見直さなければならなくります。

一つの確立さらた業務とし一本整備されることで、いままで増え続けてきたトラブルの抑制につながる期待が持てるのが、退去時の敷金や原状回復。08年以降、毎年1万5千件を上回る相談件数だといいます(国民生活センター)。何度か改訂されている原状回復ガイドラインだが、今年2月に改定の取りまとめを行う模様。

当方もガイドライン沿って契約時に十二分に合意形成を図ってます。

登録業者は一般の方がどなたでも閲覧できるので、制度の認知度が高まると予想できます。管理業務が評価される市場の形成にも繋がりますので、期待したいです。