私の親戚MはJapanese American 日系三世です。second cousin(また従妹)。そういうとなんのことか分かりづらいのですが母親同士が従妹、そして彼女の祖母と私の祖父が兄弟なのです。そんなわけでMはアメリカ生まれのアメリカ育ちなのですが日本にとても強く関心を持っていて根気よくルーツを調べてたりしています。日本語も少し勉強を始めていてとても熱心。私たちにも日本語で話しかけてくれと頼みます。(ほとんど通じない!)例えば”助けて!”とよく言うので状況を見ると"Would you help me,,,?"のことがほとんどなので”ちょっと手伝って下さい。”といったほうがいいよ。”新聞のあじは、、”それは”新聞のきじ(記事)”のこと、、とかなかなかまちがいもユニークで直しがいがあります。滞在中は日本語のレッスンをしましょうと提案したところ、とても喜んでくれて本棚の日本コーナーからサッと一冊テキストを持ってきました。それが『JAPANESE FOR BUSY PEOPLE』AJALTという社団法人が外国人のために出版したテキストなのです。実は私は以前はそこの日本語教師でした。この機関は入ったころ私がまず学んだことはレッスンはまず学習者のニーズをしっかり把握してからレッスンプランを立てるということでした。この教材もそのようなポリシーのもとで忙しい外国人のビジネスマン対象に作られたものです。我々講師も教材や辞書、機関誌などの作成、編集にも大いにかかわり忙しいながらも充実した毎日でした。特にこの『JFB』は大ベストセラーで内外の外国人にたくさん使われました。その本のシリーズがMのところにもあったので感動しました。Mはこつこつと学んでは忘れやっては間違いというかんじですが少しづつ身についています。語学はやはり使ってみることが手ごたえがあって一番だと思います。私もがんばらねばと思いました。
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