goo blog サービス終了のお知らせ 

サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

江別市 野外彫刻 その17

2021-10-09 04:10:30 | 野外彫刻

江別市 四季のみち を戻り、夏のゾーンに隣接する、江別市立病院まで来ました。

敷地内に時計塔があります。

生命樹
世代先の人
原田ミドー
2002年制作
贈 国際ソロプチミスト

原田ミドーは江別市出身の彫刻家です。

白御影石 540x230x230cm

江別市立病院と一緒に記念撮影。

開院50周年
記念植樹
2001年6月

記念樹と生命樹

江別市立病院前のバス停です。

江別市名産のレンガでできた建物で、ランドマークになっています。

中にレンガで作ったレリーフがあり、

製作者の名前も刻まれています。

1986.8月に設置されたとのことです。

江別市立病院
江別市若草町6番地

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その16

2021-10-08 05:23:08 | 野外彫刻

江別市 四季のみち 春のゾーンです。

四季のみちと国道12号線が交差する位置にこの彫刻があり、毎回気になって
おり、江別市を探索するきっかけになった作品です。

春風の道
1993
國松明日香

春のゾーンの終点に位置しています。

国道12号線沿いにあるので、見かけたことがある人も多いと思います。

サインもあります。

起点まであと少し。函館本線に向かって南下していきます。

春にはライラックなどの花が咲き誇ります。

春のゾーンの起点まで来ました。

音もなく
五月若葉の揺れるやう
心の中をうごく明るさ
    伊東音次郎

一石書

四季のみち 起点
これから車を置いた江別蔦屋書店まで戻ります。

四季のみち
牧場町45番地・若草町13番地・一番町6番地

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その15

2021-10-07 05:34:51 | 野外彫刻

江別市 四季のみち 夏のゾーンです。

夏のゾーンらしく、せせらぎがあり、子どもの遊び場になっています。

ベンチに上半身裸のサックスを吹く男性の像が・・。

ワンモアタイム
1993
黒川晃彦

夏っぽい像ですね。

黒川晃彦の作品の大半は、楽器を持っています。

全国各地に楽器を演奏する半裸の像があるので、少しずつ見て回りたいです。

既に旭川苫小牧札幌でお目にかかっています。

そよ風の
 ほたるの道と
  なりにけり
     本間静心子

須田耕石書

四季のみち
牧場町45番地・若草町13番地・一番町6番地

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 四季のみち

2021-10-06 05:35:43 | お出かけ♪

江別市 四季のみちは北海道電力江別火力発電所の専用線路跡地を活用
したものです。

ディーゼル機関車
各地の炭鉱から石炭をいっぱい積んだ石炭貨車が江別駅に着くと、そこから発電所まで
約2キロメートルの引込線をこのディーゼル機関車が石炭貨車を引っ張って、1日何回も
往復していました。
形は小さいけれどとても力があり、12~13両の貨車をらくらくと引っ張ることができました。

石炭貨車(セキ車)
石炭を運ぶため特別な形をしているこの貨車は、1両で30トンの石炭を積むことが
できます。
炭鉱で積みこまれた石炭は、機関車に引かれて発電所まで運ばれ、そこで貨車の
底のふたを全開にして石炭を貯炭場へ通ずるベルト・コンベアーの上へ落とします。
多いときには、1日に80両の石炭貨車が発電所で使う量の約半分(2500トン)の
石炭を運びました。    

蒸気タービン(温室みたいなところに格納されています)

火力発電所では、ボイラーで作られた高温・高圧の蒸気をパイプを通して蒸気
タービンへ送り、タービンを1分間に3000回転まわします。この力で発電機をまわし
電気を発生させます。
ここに展示したのは、12万5千キロワットを発生する蒸気タービンの回転体(タービン
ローター)全体で、高圧(10段)、中圧(12段)および低圧(5段×2)から成って
います。
1平方センチ当たり127キログラムの圧力、538℃の温度の蒸気を1時間当たり約373
トン使って12万5千キロワットの電気を発生しました。 

火力発電所のしくみ(石炭から電気になるまで)

微粉炭機(ミル)

微粉炭機(びふんたんき)(ミル)
火力発電所では、石炭を細かい粉(微粉炭)にしてもやしますが、この石炭を
粉にする機会を微粉炭機(ミル)といいます。
微粉炭機(ミル)には、ポールまたはローラーを利用して石臼のように石炭を
粉砕する立て形(Eミル)と横形(チューブミル)の微粉炭機(ミル)を使って
いました。
ここに展示したのは、立て形微粉炭機(Eミル)の石炭粉砕部で、1時間に
15.5トンの石炭を粉にする能力があり、12万5千キロワットを発電するのに
5台の微粉炭機が使われました。

EL70微粉炭機
製造番号 70082
製造年 昭和37年
バブコック日立株式会社

しゃ断器

発電所とか変電所では、18万7千ボルト、1000アンペアといった高電圧、
高電流の電気をあつかいます。送電線の作業とか事故時、また、発電所の
作業とか事故時、電気回路を切る必要があります。このスイッチがしゃ断器
です。
しゃ断器のスイッチ部分は、電気の絶縁体である空気、油、もしくは絶縁
ガスなどでつつまれた、いろいろな形式のものがあります。
江別発電所では、油を使った油入しゃ断器(OCB)が使用されていました。
油タンクには、5000リットルの油が入っていました。

四季のみち
牧場町45番地・若草町13番地・一番町6番地

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その14

2021-10-05 05:34:54 | 野外彫刻

江別市 四季のみち 秋のゾーンです。

秋の歌碑


    支部沈黙
空を見てて
あきない
おや 鎌形の月があった
この夜の風が
やなぎをすこし
うごかしていく

詩碑の「月」は昭和31年秋 沈黙64歳の作で、支部沈黙作品集上巻に収録されている。
支部沈黙(はせべちんもく)(本名 支部貞助)略歴
明治25年3月 宮城県志田郡松山村 
生誕明治43年 札幌師範学校 入学
大正2年 厚田尋常高等小学校 奉職
大正7年 文芸誌「ささやき」創刊
大正12年 茂辺地尋常小学校 転任 三木露風と親交
大正14年 旭川大成尋常高等小学校 転任
昭和3年 童謡集「ありのお城」刊行
昭和14年 中国張家口 渡航 大同の石仏調査
昭和19年 張家口日本高等女学校 奉職
昭和21年 終戦により江別町に引き揚げる
昭和25年 江別小学校 奉職
昭和29年 「丘の時計台」創刊
      萩が丘詩集「赤とんぼ」編纂
昭和43年 「江別讃歌」作詩
昭和44年 没
支部沈黙の作品集は北海道現代詩創成期の詩人として江別市情報図書館に所蔵。
北海道立文学館と石狩市厚田道の駅に常設展示されている。
長女千鶴子の遺志により詩碑を讃え略歴を添える
平成26(?)年4月
             支部黎子
             金子るり子
             支部英孝

井上朴人書

四季のみち 秋のゾーンは3番通~3丁目通になります。


1992
松隈康夫

松隈康夫は「環」という作品をいくつか作っているけど、全部形状が違う。

四季のみちはゾーンによって樹木に変化をつけ、秋のゾーンはあざやかに色づく
葉が道行く人を楽しませてくれます。

四季のみち
牧場町45番地・若草町13番地・一番町6番地

さて夏のゾーンに行くぞ!と思ったら、

立入禁止 工事中になっており、彫刻見られないの?と思ったら、3番通から
2番通は元々何もない区間で、遊歩道の整備を行っているようでした。
次に続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その13

2021-10-04 05:37:17 | 野外彫刻

江別の蔦屋書店に車を止めて、

四季のみちを巡ることにします。

野幌グリーンモールと同じで終点からのスタートになってしまいました。

牧場の仔馬
牧場の馬は寒むかろな
山をみながらいたっけが
しょんぼりひとりでいたっけが
牧場の馬は寒かろな
夜っぴてひとりでいるんかなァー
坪松一郎

冬のゾーンなので、冬の歌碑です。

坪松一郎
江別市出身で、教員をしながら童謡詩集の発行や校歌作りに専念していたとのこと。

裏に

藤根星州書とあり。(読めなかった。「藤根 書」で検索したら出てきた。
よかった)

時計塔


夢のかけ橋
(社)江別青年会議所
創立20周年記念事業
平成3年11月

一応反対方向からも撮っておく。

3丁目通~4丁目通 が冬のゾーンです。

冬のゆりかご
1992
山谷圭司

すごく頑丈そうなゆりかごですね。

四季のみちは住宅地の中に延びる1,700mの遊歩道で、北電火力発電所の
石炭運搬専用線跡地を活用したとのこと。

四季のみち
牧場町45番地・若草町13番地・一番町6番地

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その12

2021-10-03 07:18:47 | 野外彫刻

江別市立江別第二小学校です。

二宮金次郎像を見つけたので写真を撮ってきたのだけど

すごい逆光で全然露出補正できなかった。

開校五拾年記念
昭和拾年九月拾五日
江別第二尋常高等小学校同窓会

移転再建
開校七十年記念
昭和三十年九月十五日
江別第二小学校同窓会
兵村奨学資金助成会

二宮先生幼時之像

とても歴史のある像でした。

江別市立江別第二小学校
江別市野幌代々木町39

札幌から三番通りを江別蔦屋書店に向かう途中のセブンイレブン江別牧場町店
の手前で彫刻を発見。

北海道デジタル彫刻美術館によると、タイトルは一休さん 作者は不明です。

北海道デジタル美術館の江別市で検索をすると出てくるのですが、地図情報が
誤っており、巡り合えないと思っていた作品で、たまたま車を走らせていて
見つけました。

牧場町にある小公園というか空き地にあって、なぜここにいるのか、誰が
設置したのか不明です。

そしてなぜ蔦屋書店に向かっていたのかは、次回に続きます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その11

2021-10-02 07:28:06 | 野外彫刻

江別市役所です。

江別開基記念像

裏側に 不死鳥 とあります。

江別市開基90周年、市制施行15年を記念し、江別の開拓と発展につくした
人びとに対し感謝の誠を捧げるとともに、将来に向ってたくましい全身を誓い、
五万市民の総意をこめてこの像を建立する。
彫像は、伝説の霊鳥として有名な「不死鳥」で、不滅の開拓精神と永遠の生命
を象徴したものである。
江別開拓記念像建設期成会
昭和43年11月 建立
題字 北海道知事 町村金五
題名 江別市長 松川清
制作 彫刻家 本郷新

遠くからでも見えるよう、4メートルの御影石で作られた円柱塔の上に、高さ
2メートル、横2.8メートルの不滅の開拓精神と永遠の生命を象徴した伝説の
霊鳥「不死鳥」が据え付けられています。

制作者の本郷新は、「死の瞬間から、新しい生命へと蘇る姿を表現することで
時間と空間を同時に把握」できる永遠の生命と不滅の精神の象徴として「不死鳥」
を考えたとのこと。

野外彫刻としてどの方向から見てもわかりやすいよう、造形的には、形をできる
だけ単純化し「強烈でダイナミックな生命感の表出」に努めたと語っています。

恒久平和

江別市平和都市宣言

戦没者名簿

裏にもびっちり名前が刻まれています。

江別100年

江別100年
50年後の市民へ贈る
タイムカプセル
 埋設 1978.10.5
 発掘 2028.10.5

江別市役所
江別市高砂町6

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別市 野外彫刻 その10

2021-10-01 06:40:47 | 野外彫刻

江別市の旧町村農場に行ってきました。

敷地内に彫刻があります。

カーネーション ローヤル ヒット パレード
91点 昭和34年4月27日 生
本牛は昭和34年春、敬貴の選定により、米国カーネーション牧場より輸入し、
昭和49年死去する迄の10数年間、当場は勿論のこと日本の乳牛改良の為顕著な
功蹟を残した。

当場に於けるこれら娘牛は第3回第4回全日本共進会に於て、父系統群の名誉賞に
輝き又能力的には現在迄乳量11000k(60石)以上14頭、乳脂量455k(1000封度)
以上13頭を数え、今後更にふえようとしている。

特筆すべきは、娘牛フラシー ポーラ デイジー 5産連続検定の乳量62.173k。
又第3フラシー アールチェ メー マドキャップは、5産連続年間乳脂量476k
以上の日本新記録を樹立している。

  此処にその功を讃え彼の像を建立し、
  昭和50年8月 敬貴七回忌に之を除幕する。 
                 町村末吉
             製作者、 峯孝

もう一つ彫刻があります。

町村敬貴像 峯孝作
台座 日高石 八紘学院
      佐藤貢書

町村敬貴翁 夙に酪農を志し米國に学び 障害を斬道に捧ぐ 翁は酪農確立の信条
農地改良に心血を注ぎ 炭坑石炭の施用 暗渠排水の奨励に朝野を説き 政府助成
の端緒を開く 更に良草なくして良牛なきを強調して草地の造成改良を躬行垂範し
機械化経営の先駆となり 終生を乳牛を慈育改良して道産牛の名聲を世界に高む
凡て翁の不滅の功績と言うべし 翁に師事する若人跡を絶たず酪農の真髄脳裏に
刻まる 翁は晩年近代的共進会場の建設に執念し 完成を前に忽然逝去せらる
依て関係者相諮り 記念展示室を設けて偉業を讃え 銅像を建立して翁の遺徳を
顕彰す
昭和48年10月
町村敬貴記念事業之会
会長 佐藤貢 謹書

1996年(平成8年)月寒道立共進会場より移設

敬貴氏の弟、町村金五氏は警視総監・北海道知事・自治大臣などを歴任している。

甥の町村信孝氏は外務大臣や衆議院議長を歴任している。

敬貴氏本人も後年参議院議員を務め、昭和37年には日本酪農の確立、
ホルスタイン種の導入普及に尽力した功績で藍綬褒章を受けている。

旧町村農場は、札幌農学校1期生の町村金弥の長男町村敬貴が1928(昭和3)年に
居宅として建てた洋館と隣接して同時期に建てられた牛舎とサイロが残っています。

残念ながらコロナの為、臨時休館中。窓から中をのぞきます。

旧町村邸の方は貴重な資料などが展示されているようなので、機会があれば
行ってみたいと思います。

旧町村農場
江別市いずみ野25番地の1 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする